新年早々の2016年1月3日に開いている自動車ディーラーを回ってきた。
具体的にはダイハツとスズキなのだが予想に反して大混雑だった。
正月早々から車のディーラーに行く人なんてそんなに多くないと思っていたが良い意味で予想に反して大混雑だった。
2016年は正月早々からスタートダッシュが効いている
冒頭に書いたように正月の3日から自動車ディーラーへ行く人なんてそれほどいないと思っていたが全く正反対だったのだ。
今年はカレンダーが悪く明日の2016年1月4日より仕事という人がほとんどだろう。
だから1月3日は皆さんはゆっくりすると思っていたが座るテーブルが無いほどの混雑だったのが印象的だった。
まずはダイハツへ行ってキャストを試乗
まずは近所のダイハツディーラーへ行ってみた。
ダイハツディーラーはまずまずの込み具合だったが待つようなことは無かった。
目当てはキャストスポーツも置いてあったが通常のモデルを見学させていただき試乗もさせていただいた。
キャスト(NA/FF)の印象
キャストは思いの外キチっとした印象の車でノンターボモデルだったが街中を走るには十分だった。
CVTの制御がイマイチだが動力性能は街中を走るには十分だが起伏の多い場所や高速道路等ではもう少しパワーが欲しくなるだろうと思う。
印象的だったのはコントロール類が非常にしっとりとしていて角が立っていない事だ。
一言で言えば良質な操作感を持った車だった。
特にステアリングは重さが軽すぎず重すぎずちょうど良い塩梅でしっとりとして好印象だった。
室内も広くて実用性も十分高い。
次にスズキへ行って試乗しまくり
次に同じく正月から営業しているスズキへ行って合計4車種に試乗したのだった。
スズキはダイハツ以上に混雑していてテーブルへ座れないお客さんも多くいた。
これだけお客さんが多いのはには正直言ってビックリだ。
待つのは一緒なのでハスラー、アルトターボRS、ラパン、アルトワークス(AGS)の4車種にここぞとばかりに試乗させていただいたのだった。
その印象を記録しておきたい。
ハスラー(ノンターボFF)の印象
ある意味重厚で乗り心地が良い。
逆に言うと重くて鈍重な印象だ。
もう少し車重が軽ければ軽快な感じが出るだろう。
車内の広さはワゴンR譲りで実用性は高そうだ。
ノンターボでも街中では十分な走行性能ではあるがもうちょっとだけパワーが欲しい感じ。
アルトターボRS
ハスラー(ノンターボ)から乗り換えるとボディーが非常に軽いのが印象的だ。
ちょっとアクセルを踏み込んでみるとビックリするほどは速くないが良く演出されたスポーツカー感覚が味わえる。
AGSについては思ったよりも1~2速間の失速感は少ないが慣れないとやはり違和感があるのも事実だ。
AGSのマニュアルシフト機能を生かして思ったよりも痛快なドライビングが味わえる。
乗り心地は固めだが良く締まったもだが前後のピッチングが少々目立つ。
ラパン
アルトをベースにしたラパンで軽さが非常に印象的だ。
ノンターボだがボディーが軽くてハスラーとは異なり鈍重な印象は全くない。
アクセルに対してのツキが良く気持ちよく運転できる。
軽量がゆえのボディーがピョコピョコするのが玉にきずという印象だ。
車内は十分広いがハスラーほどアレンジが効かないが実用には支障が無い。
アルトワークス(AGS)
そしてMTではないがAGSのアルトワークスにも乗ってみた。
アルトターボRSに対して少しだけスパルタンな印象を持った。
まだ走行距離が進んでいない試乗車だけにサスペンションがコツコツと固い印象だ。
良く言えば昔のカヤバのガスショックらしい乗り心地だと思った。
これにはレカロシートの座面が固いことも大いに影響していると思う。
このレカロシートは他の試乗記でも指摘されているように座面が高くて全くダメだ。
それにこのレカロシートは普通のレカロシートの印象からは残念ながら大きく異なるシートだった。
同じAGS同士の印象としては(ターボRSとワークス)変速のタイミングがワークスのほうが早い印象でかなり詰めたセッティングをしていることが分かる。
エンジン自体も中低速がレスポンスが良くてドライビングしやすい。
AGSでもかなり楽しめる車だがMTならもっと楽しめる車だろう。
エンジン音等の演出もそれなりにスポーティーで車好きには良いと思う。
唯一気になったのはターボRSもワークスも両方ともステアリングの操作感が軽すぎる事だ。
もう少し重くしてもうすこししっとりとした感触を出すと申し分ない。
正月から試乗三昧で幸せ
2016年1月3日のまだ正月のうちに自動車ディーラーへ出かけてこれだけ試乗させていただいたのは初めてだった。
それに意外にたくさんの人が自動車ディーラーに訪れていて商談をしている方も多かった。
アルトワークスの人気が非常に高く皆さんの注目度が高いのが感じられた。
やはりこうした熱い車をユーザーは待っていたのだろう。
アルトワークス自体は軽自動車という枠の中で精いっぱいスポーツ性を表現したという印象を受ける力作だと思う。
管理人TomTomの個人的な意見としては2ペダルならアルトターボRSを選択する。
理由はアルトワークスのレカロシートに20万円のエクストラは勿体ないと思うからだ。
確かにアルトワークスはエンジンにも手が入っているようだがAGS同士の比較ではそれほど顕著な差は感じられなかったのが正直なところだ。
逆にMTならアルトワークスの一択となるので議論の余地は無い。
アルトワークスのMTにも機会があれば乗ってみたいと思った。
今回はこのへんで
では