趣味の車弄りと言ってもどこまでやるかによって揃える工具が異なってくるのはお分かりだろう。
ここでは管理人TomTomが車弄りを行うにあたって必要だと思い、揃えた工具を何回かに分けて紹介する。
しかしこれくらいの工具では重整備はできないのであくまでも趣味の車弄りの範疇なのだ。
ここで紹介するのは国産車用だ、輸入車では異なるサイズ体系のボルトナットを使用する事もあるので注意されたい。
↑ ボロいと言うか古ぼけた管理人のKTC工具セット型番は不明、うーん歳がバレちゃう、たぶん1985年頃に購入したものだと思うので30年前の工具セットだ!!、趣味の車弄りだと消耗して取り替える工具はドライバーくらいなのでそれこそ一生モノである、この工具セットはガレージで使用し遠征用には別の工具セットを持って行くようにしている、その他に特殊なソケット類のセット/電装関係の工具/ブレーキ関係の工具/ホイール関係等々の工具がある
工具にはブランドもあるが
工具は実用品だがブランド品でもある。
確かに高くて定評のあるブランドの工具は非常に使っていて満足度が高いし第一に作業がしやすい。
ただ趣味の車弄りでは資金的な余裕があればそうした高価な工具を揃えるのも良いがある程度の守備範囲も必要だ。
だから管理人TomTomは工具としては最低限の品質を備えたKTCが良いと思っている。
そりゃガレージにスナップオンのチェストがドーンと鎮座しているのも楽しいに違いないが・・・。
↑ 管理人のKTC工具セットを開けたところ、きちゃないが機能的には全く問題無い、セットなので各工具は格納する場所が決まっている空いているところは持ち出していると分かる、メガネレンチは長いのと短いのがある締め付ける場所(トルク)により使い分ける、買い替えたのは一番良く使う+のドライバ(赤)とニッパー、ラチェットは他にもあるが9.5sqのソケットサイズで統一している
工具はこれまたディープな世界だ
工具の世界はこれまたディープな世界である。
非常に高価で美術品のような工具もあるし精度が非常に高いモノもある。
例えば自動車整備の世界ではスナップオンが有名だ、管理人TomTomも欲しいのだがなかなか手が出ないでいる。
管理人TomTomは一定のレベルを備えたモノでなるべく手に入れやすい工具を揃えるようにしている。
そこで選択したのがKTCの工具で自動車工具としては国産のスタンダードなモノだ。
KTCは価格と精度のバランスが取れていると思う。
製造業の工場現場で使用する工具では別の有名なブランドもあるが一般的に手に入れにくい。
KTCなら壊れたり足りない時に緊急でホームセンターで買い求めることができるのだ。
こういった手に入れやすいということも考慮に入れるべきだと思う。
工具には精度と質が必要だ
車やパーツを傷めないために工具には一定の精度と質が必要だ。
ボルトを回すのにスパナの精度が悪くボルトの角をなめてしまっては元も子もない。
従ってここでは定評のあるブランドで精度と質と経済性を備えた工具を揃えたい。
例えばホームセンター等で格安販売しているスパナセットで無印の物を使うのはボルトの角をなめて壊してしまうので使わないようにする。
直接素材に触れるモノはこうした部分に気を付ける事が必要だが、操作性を向上させるような部分は使いにくくなるかもしれないが安いモノを使って節約するのもアリだ。
最低限必要な工具としてのスパナとメガネレンチ
工具と言ったらまず頭に浮かぶのがスパナ類だろう。
スパナは両口になっているものがほとんどだ。
スパナは最低限次のサイズを揃えておきたい。
またメガネレンチは力を入れてボルトやナットを回す際に必須となるので通常のスパナとメガネレンチの両方を揃えるようにする。
スパナやレンチのサイズはボルトの頭のサイズだ(単位はmm)。
必要な両口スパナ
- 08×10
- 10×12
- 11×13
- 12×14
- 14×17
上記に加えて13×15を加える
↑ 管理人のKTC製の両口スパナ、左から2番目が付け足した13×15、13や15は使う機会はあまり無いが時々出てくるので要注意なのだ
必要なメガネレンチ
- 08×10
- 10×12
- 12×14
- 14×17
- 17×19
- 22×24
メガネレンチは横から見るとオフセットしているモノとストレートなモノがある。
少しオフセットしたものの方が使い勝手が良い。
↑ 管理人のメガネレンチのセット、大きなサイズのモノはサスペンションの取付け部とかの大きなボルトを回す際に必要になる、通常のスパナとメガネレンチと両方を揃えるようにしよう
工具を手っ取り早く揃えるならセットを購入するのが良い
工具を1つ1つ吟味して購入し揃えていくのは工具マニアにとってはなかなか楽しい趣味なのだ。
管理人TomTomの場合は若い頃にKTCの自動車整備用工具セットを購入してスタートした。
それを基準に足りない工具を買い足したり消耗した工具は買い替えたりしてきた。
この工具セットは内容が良く考えられていて自動車整備を行う上で必須と言うか必ず使用する工具が網羅されている。
ある程度のセットなら最初に購入するのに失敗は無いだろう。
実は工具をバラで購入すると収納するケースの選択に苦労するし結構高価なのだ。
ケース代も含んだ形で考えれば工具セットはお得だと思う。
管理人お勧めの工具セットはKTCのSK3536Pだ。
セット内容はKTCのSK3536Pのページを参照されたし。
↑ KTCの工具セットSK3536P、管理人が持っている工具セットと内容はほぼ同じ、ケースが強化プラスティックに変わっている、こちらの方がカッコ良くなってるし実用的な装備が追加されている、例えば左下の赤い丸いモノはラチェットのハンドルだが狭い所では重宝する、画像はメーカーサイトより拝借
工具セットにはちょっと意外なメリットもある
趣味の車弄りのために必要な工具はスパナとレンチだけではないが、まずは1回目としてスパナにレンチそれに工具セットを取り上げてみた。
管理人TomTomがお勧めするのは、できれば工具セットを購入し、足りない工具を加えていくやり方だ。
このやり方には意外なメリットがある。
それは工具が揃っているかどうかがすぐに分かるのだ。
工具セットは各工具のしまう場所がキチンと決まっているので不足していることが一目で分かる。
実はこれは大変重要な事でハンドツールは無くしやすいからなのだ。
今回はこのへんで
では