前回はスパナにメガネレンチ、それに工具セットの紹介をした。
今回は車弄りのための工具セットを入手したとして、付け足しておいた方が良い工具と遠征用の工具一式を紹介しよう。
工具セット一式揃えても車弄りには足りないモノがある
前回は工具セットを揃えてみようと書いたが、それでも実際に足りない車弄りのための工具もあるのだ。
それはラチェット用のソケット類だ。
↑ のっけから汚い画像で申し訳ないです、この箱に入っているのは追加のソケット類、上段の一番奥左から通常のソケットで小さいサイズのモノ8mmとか、左から2番目がトルクスのソケット、左から3番目がヘクサゴンソケット、一番右端がディープソケット、上段手前の左から大きなサイズの通常ソケット25mmとか、ラチェット用のエクステンション首振りタイプ、それにナッターやナットブレーカーと呼ばれるナットを破壊する工具、右端がホイール用のソケット、後は雑多なモノが入っている
ディープソケット
良く使うソケットは工具セットに通常のモノとディープソケットが入っているのでこれで事足りる。
無い場合は最低でも10mmのディープソケットは必須なので揃えておく。
ヘクサゴンソケット
その次に良く出くわすのが六角の棒をボルトに差し込んで使用するヘクサゴンだ。
よりきちんと締めこむことができるように良く使う5mm/6mm/7mmあたりのヘクサゴンソケットも揃えておこう。
ここではセットを紹介したが5mm/6mm/7mmがあれば十分だ。
トルクスソケット
さらに最近の車はトルクスと呼ばれる特殊な形状のソケットを使う事が多い。
ココで紹介するのはKTC製ではないが形状が良く分かるものを選択した。
自分の車を調べてみてこの形状のボルトが使われているならサイズを調べて用意しよう。
プラグレンチソケット
文字通り天下プラグを回すためのソケットだ。
点火プラグ交換は昔ほど頻繁に行うことは無くなったが、いざという時に代用品が無いのでプラグレンチソケットは揃えておきたい。
これだけの工具を揃えておけば趣味の車弄りの日常整備にはおおむね対応できるだろう。
しかしまだまだディープな世界への入り口なのだ。
遠征用の工具セットを作る
管理人はガレージで使用する工具とは別に遠征用の工具セットを作って使用している。
この遠征用工具セットは文字通り遠征用なのだ。
では実際にどのような時に使用するかというと、サーキットに出かけたり、ツーリングに出かけたり、山の中に練習走行に出かけるような時に車に積んで持って行くのだ。
出先での作業が必要になった時に車に付属している車載工具では全く用を成さないため必要最小限の工具を持参するようにしている。
遠征用の工具入れは柔らかいモノを選択
以前、遠征用の工具入れはプラスティック製の四角い箱を使用していたが車載する際に収まりが悪い。
中身がそれなりの重量になるので車内にゴムひもなんかを使用して固定する。
この時意外と四角い箱は固定方法が限られてしまう。
そこで柔らかい工具バッグを使用するようにした。
これなら比較的簡単に固定する事が出来るので意外と便利なのだ。
この工具バッグの弱点としては水濡れに弱いという事だ、なるべく雨には濡らさないように注意するようにしている。
↑ 実は普段用のバッグとして買ったアメリカ製のバケットボスの布製の工具入れ、普段使いは止めて本来の工具入れとして活躍中、元々工具入れとして作られているだけあって非常に丈夫
遠征用工具セットの中身
今まで紹介してきたような工具にもう少しプラスアルファしている。
車に積んでいくとは言え重くなって嵩張るのも面倒なので経験上の最小限の構成にしている。
中身は画像を参照してほしい。
↑ 管理人の遠征用工具セットの中身、必要最小限でかつ出先でもある程度の作業ができるように絞った内容、最前列左端は内装用のレバー、ラチェットハンドルは2つ持って行くようにしている、最前列一番右端はトルクスのセットになったもの、2列目左端の小さなヘクサゴンのセットもあった方が良い、モンキーレンチは大きいのと小さいのでソケットやスパナで対応できないモノを担当する、モンキーレンチの右側は小さなサイズのスパナとメガネのコンビネーションレンチ6mm/7mm/8mm/9mm無くさないようにリングにぶら下げている、3列目右端のカッターナイフやハサミもあれば重宝する、一番奥左端のドライバーはプラスマイナス共に大小2種と小さなスタビが必須、スタビドライバーが無いと奥行きが取れないところでネジを回すことが全くできない、その右のインシュロックは3種類のサイズを用意、長さが足りない場合は2つのインシュロックを継ぎ足して使用する、これだけでも結構な重さになるので車の中で暴れないように固定する
遠征用工具セットの補足
以外と出先で便利なのが束ねたり、くくったりする素材なのだ。
具体的には結束バンド(インシュロック/タイラップ)の各種サイズやビニ帯などが非常に役に立つので必ず揃えておきたい。
また夜間や車の下に潜り込むと暗くて手元が見えない事もある。
そのような時のためのLED作業灯も必須だ。
管理人はこの他に内装外し用レバーも持参するようにしている。
電気系のトラブルでは内装を外す機会が多い。
次回は目的別に工具を紹介しようと思う
ここまでで趣味の車弄りにどのような工具が最低限必要なのか?雰囲気は分かっていただけたと思う。
次回からは弄る対象というか場所ごとに必要な工具を紹介しようと思う。
今回はこのへんで
では