アバルトと言うネーミングはやはり少し特別な響きがある。
若い頃に出てきたA112やリトモアバルトはかわいらしいルックスだがピリッとしたものを感じていた。
現在のアバルト車はフィアット500ベースの車となっているがネーミングが非常にややこしい。
全てが500ベースという事もありちょっと覚えにくいネーミングなのだ。
そのフィアットに160PSから180PSにパワーアップした「595 コンペティツィオーネ」が追加された。
画像は本国仕様
フィアット系のディーラーはどうも苦手だ
管理人TomTomはフィアット系の車はコンパクトな車も多く今回紹介するようなアバルトも扱っているので好みにはピッタリなのだがどうにもこうにもそのディーラーが苦手なのだ。
というのは現場の若いセールスマンは知識が豊富でおおむね好印象だが管理職は客を変に値定めして感じが悪い。
非常に高価な輸入車を扱うディーラーならそれはそれでありだろう。
だがフィアットのような大衆車を扱うならこうした事は客が入りにくくなるだけだ。
管理人TomTomの地域ではこのディーラーは高級車も扱っているのでこうなるのだろうか管理職は行儀が悪い。
個人的にはあまり行きたくないディーラーだがこれは人によるだろう。
ちなみに友人にこのディーラーで長年愛車の整備をしてもらっていた人がいるが整備の腕はさすがと言わせるものがあるという事だ。
ブレンボキャリパーに2ピースローター
マフラーはレコードモンツァ
アバルトの現在のラインアップ
お話を元に戻してアバルトのラインアップを改めて見てみよう。
- ABARTH 500
- ABARTH 595 TURISMO
- ABARTH 595C TURISMO
- ABARTH 595 COMPETIZIONE
- ABARTH 695 BIPOSTO
フィアット500をベースに5種類のラインアップがある。
イタリア語に馴れないせいと数字との組み合わせのためモデルの識別が付きにくい。
車好きな管理人TomTomでも分かりにくいので一般のユーザーならなおさらではなかろうか。
トップモデルのABARTH 695 BIPOSTOについてはかなり2年前の2014年3月に紹介した。
かなりの手練れのドライバーを要求する凄い内容の車だ。
今回追加されたのはそのすぐ下に位置付けられるABARTH 595 COMPETIZIONEというモデルだ。
ABARTH 595 COMPETIZIONEは180PSの強心臓
いつも思うのだが現在のABARTHは1.4Lエンジンだがここからかなりのパワーを絞り出していて結構すごいチューニングとなっている。
今回のABARTH 595 COMPETIZIONEについても1.4Lターボから180PSを絞り出している。
パワーウェイトレシオを計算してみると1,120kgに180PSなので6.2kg/PSとなり良好な数値を叩きだす。
ヘッドカバーで区別が付く
エンジン以外にもブレーキはブレンボキャリパー足回りはコニーが標準で装備されている。
こうしたブランドパーツが好きな方にはたまらん内容だ。
画像は本国仕様
管理人TomTomはフィアット500ベースのアバルトに試乗した事がある。
その時の印象だが操作類が固くて精度が悪い印象だった。
剛性が高いという訳では無く固いのだ。
それにドライビングポジションが高くて好みでは無かった。
この辺りは個人の好みでもあるのでご自分で試してほしいところだ。
コンパクトカー好きの管理人TomTomはABARTH各車には非常に興味があるのだがこうした部分が踏み切れない所だった。
地味に改良が進んでいるようなので最新型ではどうなっているかが興味のあるところだ。
ちなみに価格はABARTH 695 BIPOSTO 595 COMPETIZIONE のMTモデルで3,531,600円、5速シーケンシャルAT(シングルクラッチ)モデルで3,693,600円となっていて結構な高額車だ。
珍しいYAMAHAとのコラボレーション、Abarth 595 Yamaha Factory Racing
今回はこのへんで
では