管理人はいつかラリーに再び参加してみたいと思っている。
車を使った競技では一番肌に合ったというか面白かったからだ。
そんなことを考えている人は案外多いのではないかと思うのだがちょうど季節的に面白い企画がある。
北海道であの全日本ラリーチャンピオン奴田原選手が雪上走行のレッスンを開催する。
さらにこの企画には車両レンタルと「EZO ENDLESS RALLY」へエントリーするというコースもあるのだ。
画像は nutahara.com より拝借
管理人のラリーへの思い
管理人TomTomは20代の頃ラリーに没頭していた。
明けても暮れても山にこもって練習と称して走り回っていたものだ。
それだけ練習したのにラリーの戦績はたいしたことないのが悲しい。
しかしその頃身につけたスキルが現在でも車を運転する上で役に立っていることは間違いない。
現在、管理人TomTomのクルマ好きなことや好きな車の趣向、それに走り方なんかもこの時の経験にたいへん影響されている。
ラリーの面白いところ
管理人TomTomがラリーは面白いなと思ったのはサーキットと違い公道を走る(クローズドもあるが)という事だ。
基本的に走るコースが常に変わりツーリングのような感じで移動していくことだと思っている。
この変化を楽しめるのもラリーの良いところだと思う。
管理人TomTomが一番好きなのは山の中の林道をかっ飛ぶことだ。
通常言われるワインディグと比較すると少々狭い道路が主なコースになっていると思う。
基本的にそうしたコースを走るのが大好きなのだ。
ラリーは2名1組でエントリー
ラリーというのはドライバーやコ・ドライバーの共同作業だ。
ステージによっては指示速度が速くてドライバーの腕の見せ所ということもあるし、逆に計算が複雑になればコ・ドライバーの腕の見せ所となる。
なんというか車を使ったクイズのような要素もあるのだった。
草ラリーは手作り
日本のラリーは基本的に主催クラブの手作りの運営となっている。
こうしたイベントを長く続けているクラブには頭が下がる思いだ。
日本のモータースポーツをこうした部分から支えていているのだ。
こうした裏方の人々の努力があることを忘れてはならないと思う。
管理人TomTomは再びラリーに参加してみたいと思っている。
そのためにはラリー車を作らないといけないし練習もしなければならないが道は遠い。
雪上でのドライビング
管理人TomTomの住む関西ではそれほどたくさん雪が積もるわけではない。
だから雪上でのドライビングというのはあまり経験がない。
雪や氷の路面というのはダートとは全く違ってさらにミューが低いので慣れないと難しいのだった。
ミューの低い路面を求めて
管理人TomTomがラリー現役の頃はスパイクタイヤを使用していた。
それもラリー用のスパイクタイヤでピンの形状が特殊だったり打ち込んである本数が多かったりした。
冬になると雪が積もったり路面が凍結している場所まで遠征して練習していたものだ。
ミューの低い路面で基本的な車の挙動が分かる
いつも思うのだがミューが低い路面でその車の基本的な挙動が分かると思う。
現在では車の姿勢制御にたくさんの電子デバイスが使用される。
その性能は素晴らしくてドライバーにはそれが働いていることすら感じさせないようになってきている。
技術の進歩は素晴らしい。
しかしこうしたミューが低い路面でこそその車の基本的な挙動が分かるというのもある。
管理人TomTomは雪ではないが雨の日に車を走らせるのが好きなのはこうしたところが見えるからなのだ。
「TRDスノーレッスンwith NUTAHARA」
前置きが長くなってしまったが「TRDスノーレッスンwith NUTAHARA」のことだ。
内容を整理すると次のような選択肢がある。
- TRDスノーレッスン with NUTAHARA
- TRD車両付きレッスン&ラリープラン
いずれのコースも開催日は2017年2月18日(土)、場所は新千歳モーターランドとなっている。
主催者Motor Sports Club EZOのページ
TRDスノーレッスン with NUTAHARA
こちらは自分の車を持ち込んで奴田原選手のレッスンを受けるというコース。
1台2名まで昼食付きで12,000円となっている。
TRD車両付きレッスン&ラリープラン
これが凄い!TRDのラリー車両をレンタルしてレッスンを受け、ラリーを走ってしまうというコースとなっている。
1台2名まで昼食付き、TRD車両レンタル、第31回ENDLESSRALLY TRDスノーミーティングクラス エントリー費を含んで80,000円となっている。
この企画の凄いところ
管理人TomTomが思うこの企画の凄いところは次のようなところだと思う。
- あの奴田原選手のレッスンが受けれる
- TRDのラリー車両に乗れる
- ラリーに出れる
これだけの内容で2名で80,000円となれば破格の価格だと思うのだ。
モータースポーツの入門部分を活性化しなければ
トヨタはつい先日18年ぶりのWRC復帰で見事2位表彰台をゲットした。
これは手放しでうれしいし、なんと幸先の良いスタートだろうと思う。
WRCはラリーでも最高峰のクラス、そして今回紹介した ENDLESSRALLY TRDスノーミーティングクラス は逆に一番の入門編というところだと思う。
両極端だが何の競技であっても入門部分がなくては最高峰も成り立たない。
日本でのモータースポーツは長い間マイナーなスポーツとして沈み日の目を見ることは少なかったと思う。
華々しいF1は見るだけで自分が乗ろうなんて思いもしないモータースポーツだ。
だがWRCは見ていると確かに凄いが走っているのは身近な車だしF1よりははるかに身近な印象のあるモータースポーツだ。
トヨタがWRCに復帰したことにより日本でのWRC熱が本格的になることだろう。
さらに日本でラリーをもっと一般的にするためには入門部分を充実させることが必要だろうと思う。
現在でも継続してTRDラリーチャレンジが行われているが、今回のような企画はなかなか素晴らしいと思う。
さらに各ショップ単位でもラリー車のレンタル等々の動きも始まっている。
こういう企画を利用すればかなりラリーに対する敷居が低くなると思う。
管理人TomTomが思うにもっともっと入門編として昔プレイドライブ誌でやっていたPDラリーのような企画があればと思う。
クイズ形式で楽しく観光も兼ねて誰でも一般車でも参加できラリーの基本的な動きや特徴を活かした形が良いと思うのだ。
昔のPD誌のPDラリーを引っ張り出して走ってみるのも良いかもしれない。
今回はこのへんで
では