アイドリングストップとは無縁のクルマ好き中高年家庭のためのファミリーカー探し 走って楽しい車がないんだなぁ

管理人の家族は子供たちがすでに社会人になったり嫁に行って家から出ていったので夫婦2人で生活している。
ミニバンはもう不要なのだが娘夫婦の孫達がやってくる時のために一応キープしているのだった。
だが娘夫婦はそろそろミニバンを買うと言い出していて、こちらではミニバンは不要だと思うようになってきた。
さらに現在乗っているミニバンはすでに12年目と8万キロの車齢となっているのだった。
そこで車には詳しくはないがうるさい嫁さんにも満足いただけるように最近車探しを開始したのだった。
そんなことを書いてみた。

トヨタ86後期のフロント画像

管理人ちの車事情

管理人TomTomの車遍歴はこちらをみていただきたい
管理人TomTomの家には車が2台ある。

まったくの管理人の趣味車であるS660

そのうち1台は当ブログにもすでに何度か登場しているがホンダのS660なのだ
これはなんとかやりくりをして清水の舞台から自ら飛び降りやっとのことで手に入れた久しぶりの自分だけの車である。
だがこのS660はわがままを通したというか勝手に購入したので6MTにしてしまった。
嫁さんはAT限定免許ではないがMTは苦手なのでS660は管理人TomTomの専用趣味車となっている。
だからS660がどうなろうと生活には支障がない。
この状況は一応管理人TomTomの言い訳としては軽自動車だからという言い訳をすることができるのでまだマシなのだ。
ただ嫁さんには自分だけS660で楽しんじゃっているのが少し後ろめたい。

我が家の大黒柱であるアイシス

もう1台はトヨタのアイシスで中古5年落ちで購入してから7年乗って現在8万キロくらいになっている。
アイシス自体は非常に使い勝手の良い車で背は高くないしほぼ5ナンバー枠でサイズもジャストその気になれば7人乗れる。
さらに左Bピラーが無い構造なので乗り降りはしやすい今でも画期的な車だ。
左Bピラーがないくせにボディーは結構しっかりしていて剛性不足を顕著に感じたことはない。
しかしさすがに10年を超えると足回りのブッシュがヘタってきてギシギシと音を出すし各部は少々ゆるくなってきた印象だ。
確実に感触は悪くなっているが基本的な機構部分は全く問題なく、さすが国産車である。
部品を替えながら延命するかそれともいっそのこと買い換えるかと悩んでいるのだった。
毎日お世話になっているミニバンだからストップするようなことがあると生活に支障が出てしまう。

車に関して意外と的確な指摘の嫁さん

今までに所有していた車で嫁さんの評価が良かったのはNCロードスター、シトロエンC2、BMW X3あたりが評価が高かった。
嫁さんは車には全く興味ないし詳しくもないのだが、ステアリングを握って走ると「吸い付くように走る」とか「気持ち良い」とか表現はアレだが車に対しての評価が的を得ていることが多い。
これは予備知識が無い状態なので全くの感性評価なのだ(これ結構大事)。

次の管理人ちの車候補

そこで次の候補車を絞ろうとしている。
条件はもう大きな車は必要ないのでコンパクトで走って楽しい気持ちのよい車、2ペダルというところだけだ。
もちろん嫁さんが気にいる外観の車という条件も付く。
車さえ良ければ国産車でも輸入車でもこだわらない。
そして予算は200万くらいにおさまればベストだがこれが大変難しい。
一言で言えば四角い車が好きなのだがそんな車はすでにノスタルジックカーの分野になってしまう。
新車や中古車(5年落ちくらい)から探すことになる。

管理人TomTomがS660で一人で楽しんじゃっているせめてもの罪滅ぼしである。

輸入コンパクトカーの提案活動

そこで管理人TomTomとしては輸入車で気になる車を提案したのだった。
だが輸入車でコンパクトな車といえば勢いハッチバック車となる。
その中でも走って楽しそうな車となると結構限られる。

ルノーはいかが?

実はルノーは以前から大変気になっている車というか自動車メーカーなのだ。
何度かルーテシアかトゥインゴのR.S.を狙っていたのだが諸事情で実現しなかった。
だがその時に試乗したり実車を見てその車作りのコンセプトには感心したのだった。

大変基本的なことだが日本仕様は当然右ハンドルになる。
だがココをキチンと抑えられていない輸入車もまだまだある。
ブレーキマスタシリンダーの位置、ペダルの配置、ワイパーの適正化等々だ。
これができて初めて土俵に立つという感じだがこれさえできていないモデルも存在する。

気持ち良い運転のためにここは抑えておきたいポイントだ。
ルノーの車はコンパクトカーであってもココがキチンと抑えられている。

トゥインゴは合格、ルーテシアは乗れなかった

そこでルノーに出かけて新型トゥインゴに試乗させていただいたのだった。
新型トゥインゴはスポーツカーでもないしホットハッチというわけでもないが気になる車だった。
新型トゥインゴに試乗した印象は詳しく書いたので参考にして欲しい

気になるポイントがいくつかあり、特にシートのデキが悪いので候補とはならなかったがそれ以外は嫁さんから合格と出た(上から目線だ)。
惜しいことに管理人TomTomがイチオシのルーテシアには試乗することができなかった。

国産コンパクトカーの提案活動

輸入車はこれくらいにして国産車の手始めとしてコンパクトカーを当たってみた。

トヨタ アクア G’s はいかが?

管理人TomTomが大いに期待していたのはトヨタのG’sのシリーズだ。
しかしプリウスは以前30プリウスを嫁さんに却下されているのと現在はラインアップがないためにパス。
そこでアクアG’sに白羽の矢を立てたわけだ。

たまたま訪れたトヨタディーラーに試乗車が来ており頼み込んで試乗させていただいた。
結果から言うとまったく期待ハズレだった。
ノーマルのアクアに手を入れたモデルだがノーマルのレベルが低すぎるようだ。
ステアリング、ブレーキ、パワートレーンはお話しにならない。
足回りも街中ではしっかり感があるがその程度、ボディーは補強の効果を感じることができず価格に見合った価値は無いと思った。

これにはG’sシリーズには期待していただけにガッカリだった(他のモデルは良いかもしれないが乗ってないので分からない)。
当然嫁さんはそっぽを向いてしまったのだった。

日産 ノート e-POWER はいかが?

次に現在鼻息の荒い日産のノート e-POWERにも試乗してみた。
日常使いにはピッタシで各部もしっとりしていて熟成が進んだ感じだった。
管理人TomTomが一人で試乗した時の様子はこちらを参考にして欲しい

ノート e-POWER に対する嫁さんの評価はまずまずでスポーティーではないが嫌いではないという評価だった。
気持ちいいとかウヒョーとかという評価ではなかった。
まぁ乗ってもええよという感じだ(上から目線だ)。

営業マンはイロイロとお話しをしていて運転して楽しいのであればNISMOがおすすめと提案してきたのだった。
だがNISMOの試乗車なんて無いので実車を確認するのは難しいだろう。

じゃぁ国産スポーツはどうだ?

少々予算からは外れるがトヨタの86を吟味してみた。
実は86が出た当初からほしいと思っていた車の1台だったのだ。
だがこれまでは何度か試乗したりしたが縁がなかったのだった。

インターネット時代に試乗車検索が役に立たない

ということでトヨタディーラーにて86の6ATモデルを試乗しようとしたのだった。
だがココに至る道程が長かった。
86自体の試乗車がほとんど無い、さらに6ATの試乗車はさらに少ないのだった。
一応Webサイトで調べて行ったのだが試乗車というのはアチコチに動くようでWebに掲載されていても店舗に行くと実際には無いということがほとんどだ。
このインターネット時代にこれじゃあかんだろう。

6ATの86後期はいかが?

それでも86後期の6ATモデルを同じディーラに2日通ってなんとか乗ることができた。
管理人TomTom自身は今回で2回めの試乗だ(前回は前期の86)。
嫁さんは初めてだったのでその評価が大変気になるのだった。

試乗車自体はノーマルではなくTRDのフルエアロ、マフラー、足回り、タイヤ・ホイール(18インチ)が入ったモデルだった。
試乗車はノーマルが良いのだがまぁ贅沢は言えない。

6ATの86後期に試乗してみたらウッヒョーだった

というわけで6ATの86後期にやっとのことで試乗したわけだが、結論から言うと熟成して非常に良くなっていた。

すでに軽量コンパクトスポーツではない86

86の車格は少々高級路線になっていて売れ筋のGTグレードは車両価格がざっくり300万円となる。
これにオプションや諸経費を入れるとヘタしたら400万円コースの車だ。
一番安いGグレードでも諸経費込みで300万程度になってしまう。
こうなると気軽に乗れる軽量コンパクトなスポーツカーではない。
プチ高級スポーツという立ち位置という感じだろうか。
走って気持ちのよい車は高くなってしまった。

滑らかでしっとり精密な感触

86後期ではコーナリングを試したわけではないので攻め込んだ際の感触は分からないが市街地を走った感触はすこぶる良い。
特にステアリングの感触が良かった、滑らかで精密な感触、ステアリングを回す際は少し重たい感じだが正確だ。
乗心地も良くて適度に締まった感じでタイトなダンピングを見せていた(TRDの足回りだが)。
6ATの感触もリニアでキチンとアクセル操作に反応する(CVTではこうはいかない)。
嫁さんの評価もすこぶる良くて、ウッヒョーこれはいいというものだった(一安心だ)。
これで決定だ(嫁さんお墨付き!)。

結論としては管理人ちの次期ファミリーカーは86が筆頭候補となった

ここまでの結論としては管理人ちの次期ファミリーカーは86が筆頭候補となった。

ファミリーカーとしての86

ファミリーカーとして86というのはなんとも変なお話しだが一応4シーターだしトランクもある。
そこらへのお買い物もこなせるし高速道路を走っての長距離も得意科目だ。

これが2シーターならこうはいかないのは明白なのだ。
しかも管理人TomTomの趣味車であるS660が2シーターで積載がほとんどデキない状態なので論外な選択となってしまう。
それに一家に2台もツーシーターがあってもしょうがないだろう。
中高年家庭のための次期ファミリーカー探しは86に落ち着きそうだ。

どうやって買う?

ここからが一番の現実的な問題となる。
潤沢に資金があれば全く問題は無いのだがそんなことはない。
予算200万円程度で86を手に入れるにはどうするかということだ。

最近の車の買い方はどうも残クレが主流となっているようで日産ノートでは営業マンいわくノートを購入する場合は90%が残クレとのことだった。
時代は変わったのだなぁと感心したり、最初の条件と異なった時にどうするのだろう(修復歴が付いたり距離が伸びた時)と心配したりするのだった。
どうにもこうにもこうしたところが嫌なので残クレにはしたくない。
とすると漢(オトコ)の60回ローンにするか? 中古車(後期じゃなくて前期だが)を狙うかという選択肢になるだろう。
ココはまだ時間があるので少し頭を冷やしてよく考えてみることにしようと思う。

よくよく考えてみると管理人TomTomが乗ってきた車ではハイブリッド車もアイドリングストップ車すらない。
今時ポルシェやフェラーリのような高級スポーツカーでもアイドリングストップが付いているのは常識なのにこの有様である。
なんだか時代に逆行しているようでアレだが気持ちのよい車がたまたまそうだったという事だがいかにもエコじゃないなぁと感じるのだった。

今回はこのへんで
では