後日談の後日談 嗚呼MR-Sにぞっこん あわやお持ち帰りか? というところまで行ったのだった

昨日書いた通りインプレッサ スポーツのあとにルーテシア R.S.トロフィーに試乗させていただきたいへん幸せな休日を過ごしたのだった
我が家の走って楽しいファミリーカーを探しているわけだが新車ばかり探しているわけではない。
中古車でも2ペダルで走って楽しい車があればそれはそれで良いのだ。
そこでルーテシアに試乗させていただいた帰りにトヨタ系の中古車センターに立ち寄った。
お目当ては86の中古車なのだが意外な伏兵に出くわし嫁さんのスイッチが入ってしまったのであった。

たまたま中古車センターにあったMR-S、かなり状態がよくお買い得な価格だった

なんだ?オープンが好きなんかいな??

オープンカーと呼べる車を乗っていたのはNCロードスターと現在管理人TomTomが専用車として乗っているS660くらいだ。
嫁さんはNCロードスター(RHT)に乗っていたときも一度もルーフを開けたことがなかった。
そしてS660には近づこうともしない…。

管理人TomTom自身も1度だけ1日中ルーフを開けて郊外を走り回ったことがある。
だが10月だったにも関わらず日焼けがひどくてどうにもこうにもオープンは性に合ってないということを実感したのだった。
気に入った車がたまたまオープンだったということだけの事だ。
これは嫁さんも全く同じようだ。

という背景があり嫁さんがオープンカーを気に入るはずはないと思い込んでいた。
それに現在のアイシスと入れ替えるわけだから多少は荷物が積める車ということも管理人TomTomが一人で思い込んでいたのだった。

中古車センターに行ってみるとお目当ての86が置いてあったのだが残念なことにMTだった。
86自体は見慣れているので特段新鮮ではないのだが例えば中古車として3年落ちはこんな感じという雰囲気を見てみたかったのだ。
86を一通り見終わってお店の人にほかに面白い車はないか?と尋ねたのだった。
そうするとすぐ横に置いてあったMR-Sはどうか?と言われたのだった。

最初はそれほどでもなかったのだがMR-Sのことを説明してシートに座ってみると徐々に嫁さんのテンションが上っていった。

MR-Sを舐めるように見回す嫁さんがいた

そこでMR-Sを一周りしてみて管理人TomTomから嫁さんに解説をしたのだった。
室内に乗り込みMR-Sの2ペダルはこうなっていると説明したところスイッチが入ってしまったようだ。

MR-Sは良い状態の個体だった

この展示されていたMR-Sは2006年式なのでMR-Sでも最後の方の車で2ペダルのシーケンシャルミッションは6速の仕様となっている。
全体的にはかなりきれいで状態は良い、室内も全く問題ないというか年式にしてはかなり良い状態だったのだ。

以前から気になっていた2ペダルのMR-S

実は管理人TomTomはS660を購入する前にMR-Sをかなり検討してみたことがある。
その際の結論としては価格が安くてきれいな個体があれば真剣に検討してみようと思ったのだった。
だが実際にはMR-Sの価格はかなり高価で状態がよく走行距離が少ないと200万円の手前の価格となってしまう。
年式にしてはかなり高価な中古車なのだ。
しかし何と言っても2ペダルのシーケンシャルMTなんて後にも先にもMR-Sだけなのでそれだけでも存在価値があるというものだ。

年齢を考えると…

前から嫁さんとお話しをしていたのだが今スポーツカーに乗っておかないと体力的に難しくなる一方だと思う。
これは管理人TomTomも常々考えていたことでハードな車、それもMTは今乗っておかないともう少し先ではしんどいだろうと思っていた。
そこで軽自動車だがしんどい車の代表としてS660に白羽の矢が立ったというわけなのだ。
こういう背景もあり嫁さんも2ペダルのMR-Sを前にして同じことを考えていたようだ。
嫁さんがいたく気に入ってしまったようなので管理人TomTomも真剣にMR-Sをチェックし始めイロイロと考えをめぐらしてみたのだった。

お持ち帰りに備えて真剣にMR-Sを吟味する

そこで管理人TomTomは「有事」に備えてMR-Sをきびしくチェックすることにした。

外観はオッケー!

まず外観からだ。
トヨタの中古車センターなので修復歴は無い。
ボディーも年式の割には非常にきれいでひょっとしたら室内保管だったのかと思うくらいだ。
外観で唯一残念なのがヘッドライトのレンズが黄ばんでいることだ。
最近では黄ばみを取り去るクリーナーもあるのでコレはなんとかなるだろう。
ボディーラインにはズレもなく小さな引っかき傷があるくらいだ。

室内もオッケー!

次に室内をチェックしてみると走行は3万キロ強なのでシートにはあまり使用感がない。
使用感があるのはステアリングくらいで他はきれいなのだ。
ナビとETCも装備されていてとりあえずはすぐにでも走り出せそうな感じだ。

幌の状態はイマイチ

このMR-Sは幌が装着されていて少々白けているのだった。
ボディーがきれいな割には幌は使い込んだ雰囲気がありちょっと違和感があった(経年変化だろう)。
機能的には問題なくキチンとオープンにできたので問題ない。
もし本気で購入するのならハードトップが欲しいところだ。

パワートレーンも大丈夫そうだ

ナンバーが付いていないので外には行けないが中古車センターの中を少しだけ走らせてもらった。
2ペダルシーケンシャルシフトは狭いので2速までしか入らなかったがクラッチミートの状態は良かった。
パワートレーンに特に問題はなさそうだ。

嫁さんをイロイロ説得する

こうしてMR-Sを吟味したのだがこの個体はなかなか良いし相場を考えると適度な価格なのだ。。
もしS660を持っていなかったら購入しても良いと思ったのだった。

しかし今回はミニバンのアイシスの代わりに購入する車なのだ。
多少の荷物は積みたいし幌車ではなかり不安がある。
嫁さんが通勤でも使用するから毎日乗るので信頼性も欲しい。
このMR-Sは走行距離は少ないとはいえ11年前の車なのだ。
決めてはハードトップを装備していないことだ。
管理人TomTomは盗難や耐候性を考えると幌では心もとない(S660でも感じる)。

そこでテンションの上がっている嫁さんに対して荷物が積めないとか、幌だから不安だとか、イロイロとお話してみたのだ。
でもそうなった時はそれでええんちゃうという返答だった(やばい)。
ひとまずは一旦引き上げてキチンと手持ち資金の計算をしてみようという事でお持ち帰りはなんとか回避したのだった。
イロイロ無理を言った中古車センターの方には感謝であります。

かなり本気でスポーツカーに乗りたい嫁さんがいた

今回の件でかんり本気でスポーツカーに乗りたがっている嫁さんであることが分かった。
やはり年齢や体力を考えるとかなり本格的なスポーツカーであることが必要だ。

現在のところは86/BRZが最有力候補となっていて運転していて気持ちよかったらしい。
以前嫁さんの評判が良かったロードスターも考えても良いかもしれない。
この際ハッチバック車は雰囲気が無いので除外して考えようと思う。

という事でまだまだ続く走って気持ちのよい家の車探しである。

今回はこのへんで
では