S660+無限ハードトップでやっと普通の車になる その耐候性はピカイチだ

最近S660の固い屋根へのアクセスが非常に多い。
たぶん当ブログを読んでくださる方がS660の耐候性に不安を持っていて無限ハードトップ装着でどうなるのか?ということに興味があるのだろうと想像している。
林道や旧道の峠好きな管理人もその点が大いに不安だった。
お盆に「岐阜から湖北へ峠超え弾丸ツアー」に出かけたがかなりの大雨に遭遇した
ヘッドライトを点灯しないと車が見えないくらいの雨と表現すると分かってもらえるだろうか。
そんな大雨の中を走ったので各部の点検を兼ねて無限ハードトップを中心にチェックしてみたので報告してみようと思う。

S660のサイドウィンドウ後端部のウェザーストリップのようす

実は帰れるかどうか心配だった「岐阜から湖北へ峠超え弾丸ツアー」

管理人TomTomがお盆に出かけた「岐阜から湖北へ峠超え弾丸ツアー」では岐阜県から滋賀県の湖北に峠越えを行った。
その際に大雨に遭遇して難儀したのだった。
正直言うと最近の大雨は非常に局地的で川が溢れてどこかで通行止めになって想定したルートが走れるかどうか不安だった。
結果的に言うと兵庫県に帰り着くまで雨だったが、大雨だったのは岐阜県だけだった。
実際、岐阜県と滋賀県の県境の峠ではヘッドライトを点灯して走った。
それほど激しい雨だったのだ。

S660に無限ハードトップを装着して本格的な雨は初めてだった

無限ハードトップをS660に装着してから本格的な雨に遭遇するのは初めてだった。
管理人TomTomとしてはそれだけに耐候性に少し不安があり、道中で雨漏りがしていないかチェックしながら走った。
チェックしてみると全く雨漏りはしておらず大雨だが快適なドライビングが楽しめた。

無限ハードトップは想像より簡単な構造となっていてサイド部はロールトップと同様に構造材になっており車体側の受けに嵌合させて固定する。
進行方向前のフロントガラスの上部は簡単な構造で溝状になった車体側に無限ハードトップの突起がハマり室内からパチンと金具で固定する(といってもプラスティック製なので力はかかっていない)。
リアも同様で溝状になった部分に無限ハードトップの突起がはまり込む構造だ。

言ってみればこれだけの仕掛けなのだが大雨でも水は全く車内に入ってこなかった。
たぶんロールトップではあれだけ雨が降ると水が入っていたのではないかと思う。

S660に普通の車と同様の耐候性を期待するなら無限ハードトップの装着は必須だろうと思う。
昨日も書いたがS660は無限ハードトップを装着してやっと普通の車と同様の耐候性を手に入れることができると思う

無限ハードトップのサイド部の様子

最近、無限ハードトップの話題にアクセスが多いのでどのような構造になっているのかを少し解説してみよう。

無限ハードトップを装着する前の運転席側のフロントガラス上端部。
この部分に無限ハードトップの前端が来る。
またフロントウィンドウ上部はゴムの溝となっていて、ココに無限ハードトップ側の突起がはまり込み気密性を保つ。
S660のルーフ前端受けの部分

無限ハードトップを装着する前の運転席側の後端部。
この部分に無限ハードトップの後端が来る。
リア側もフロントの構造と同じでゴムの溝になっていて、ココに無限ハードトップの突起がはまり込み気密性を保つ仕組みになっている。
S660のルーフ後端受けの部分

無限ハードトップに付属のスポンジをかました状態でS660に乗せてみた状態。
この状態はサイドウィンドウが上がりきっていないのではなく、無限ハードトップ側がスポンジの厚みだけ浮いている状態。
サイドウィンドウと接するウェザーストリップの様子が分かる。
ウェザーストリップ自体は二重となっており雨の侵入を防ぐ(ココはロールトップと同様)。
無限ハードトップのウェザーストリップ部分

無限ハードトップ側の嵌合のための金具のアップを前から。
この金具自体はロールトップと同じだが固いルーフに固定されているためロールトップよりも遥かに剛性が上がる。
無限ハードトップの勘合部分の構造(前)

同じく嵌合のための金具のアップを後ろから。
左にチラッと見える無限ハードトップ側の突起が車体側のゴムの溝にはまり込む構造で水の侵入を防ぐ。
無限ハードトップの勘合部分の構造(後)

無限ハードトップを装着した際のフロント側。
この部分は車体側のウェザーストリップに対して上から押し付けられているだけだ。
左の方に無限ハードトップのウェザーストリップが車体側のそれに重なっている様子が分かる。
無限ハードトップの前端部分の収まり

無限ハードトップを装着した際のリア側。
リアもこの部分は上から押し付けられているだけだがなかなかうまい構造となっている。
サイドウィンドウの後端や上部を見るとガラスの端とその内部にさらにウェザーストリップがあり二重になっているのが分かる。
ゴムが新しいうちはかなりの雨でも雨漏りはしないだろう。
無限ハードトップの後端部分の収まり

無限ハードトップの前端の様子

管理人TomTomのS660では運転席の上部のウェザーストリップが凹んでいるがこれは個体差だ。
この状態でも全く問題なく雨漏りはしないし、高速道路でも空気漏れはない。
たぶんもう一つ内部が重要でこの部分のウェザーストリップは実質関係ないのだろう。
無限ハードトップのウィンドウ上部前端

同じくフロントウィンドウ上部のアップ。
ほぼ段差がなくて密着しているのが分かる。
無限ハードトップのウィンドウ上部前端その2

無限ハードトップの金具部分は10万円するらしい

S660のロールトップの端っこの金具部分の調達に時間がかかり無限ハードトップの納期が長いということは以前書いた
実はこの部分の部品は10万円ほどするらしい。
とすると、純粋に固い屋根の部分の価格は218,000円-100,000円=118,000円(税抜き)ということになる。
そう考えれば、このクオリティーの無限ハードトップはそう高くはないのかもしれない。
もちろん絶対的な価格は20万円を超えているので高価であることには変わりないが…。

個人的には以前も書いたが無限ハードトップを標準装備にしてほしいくらいだ。
オープンが好きな人はレスオプションで対応すれば良い。
それほど無限ハードトップの品質は抜群だし、耐候性も全く問題ない。
S660を普通の車として使うのであれば無限ハードトップは必須装備だと思う。

 

今回はこのへんで
では