「Yaris GRMN limited edition」がUKで予約開始という事はすでに書いた通りだ。
日本では「GRMN Vitz」となるが、UKとほぼ同じスペックで登場し2018年4月9日より予約開始となる。
ただし限定150台で抽選となるのは、ちょっと残念だが数が見込まれないだけにしょうがないことだろう。
その後2018年5月21日に抽選を行い商談開始となる見込みだ。
わずか150台だけに、抽選に当選すると商談成立後にすぐに納車となるだろうと思う。
このGRMN Vitz、コンパクトスポーツ好きには気になる1台だろうと思う。
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「GRMN Vitz」のスペックを改めてみて見る
「GRMN Vitz」の価格はちょうど400万円(税込)となる。
ちなみにUKでの価格は2017年8月の時点で換算すると約380万円だった。
この価格が高いのか安いのかということだが、メーカーメードの限定車ということであれば安いかもしれない。
これだけコンパクトなボディーに200馬力超のエンジンを積んだクルマはそうそう無いからだ。
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「GRMN Vitz」の日本スペックを改めて見てみよう。
サイズ:全長3,975mm×全幅1,695mm×全高1,510mm、3ドアボディー
エンジン:2ZR-FE、1.8Lスーパーチャージャー付き
最高出力:212PS/6,800rpm
最大トルク:250Nm/4,800rpm
車両重量:1,140kg
タンク容量:42L、無鉛プレミアム
ブレーキ:前4ポットベンチレーテッド、後ソリッドディスク
サスペンション:専用サスペンション(純正形状ザックス)
ミッション:6MT
デフ:トルセンLSD
ボディー補強:フロントタワーバー、フロントロアアーム、フロントサスペンションメンバー後端ブレース、センタートンネルブレース、リヤロアブレース(ボルトオン)
タイヤホイール:205/45R17(POTENZA RE050A)、BBS製専用鍛造ホール
車両制御:VSC&TRC(専用)
パワーウェイトレシオ:5.38kg/PS
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残念なのはボディーにスポット増し等々の補強はされていないことだ。
きっとヨーロッパ仕様の3ドアボディーはそこまでやらなくても剛性が高いのだろう。
サイドから見るとやけに車高が低そうに見えるのは錯覚だろうか。
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「GRMN Vitz」日本スペックはUKスペックとは外観がかなり異なる
以前紹介した「GRMN Vitz」のUKスペックはヨーロッパでのVitzのイメージのフロントグリルだった。
「GRMN Vitz」日本スペックではそれが改められて日本のVitzをベースとしているので違和感が少ない。
だが日本国内では見ることのない3ドアというところに妙にそそられる。
リア周りはUKではセンター出しのマフラーがオフセットされて形状も丸くなっている。
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「GRMN Vitz」の価格はちょうど400万円
ここで冷静にこの「GRMN Vitz」の400万円という価格を見てみると、ついこの前に発売になったZC33Sスイフトスポーツが2台買える価格だ。
ここが思案のしどころだろうか?
希少価値とリセールバリューを考えれば「GRMN Vitz」はかなり有利に思える。
そういう観点で見れば、しばらく乗ってから売りに出すというのもありだろう。
真剣に走ろうと思えば、きっとかなり面白いに違いない。
腕次第だろうがワインディングではかなり速いに違いない。
また競技に必要な車両のホモロゲーション関係が不明だが、国内ラリーに出てくるということは無いのだろうか。
前作の「ヴィッツ GRMN ターボ」は全日本ラリーにエントリーしてたのは記憶に新しい。
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6MTを積んだところがなかなか憎いところだが中途半端かも
「GRMN Vitz」のミッションはUK仕様も6MTだが、そのまま持ってきたようだ。
やはりMTの段数は5MTよりも6MTのほうがギアを選べるので有利だろうし、操作する楽しみも増えるというものだ。
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この「GRMN Vitz」は価格から見ればボディーサイズの割にインパクトが少々足りないような気がする。
もう少しスパルタンな方向性へ持っていっても良かったのではないだろうか。
例えば最初からフルバケットシートが入っているとか、豪華装備が無い代わりにもっと軽量に仕上がっているとかだ。
コンパクトでエンジンが強力な高級車となってしまっているような気がするのだ。
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だがあまりスパルタンな方向性へ振ってしまうとユーザが困ってしまうかもしれない。
きっとこんな小さなVitzが400万円なんて、知る人ぞ知るという事にしておきたいかもしれないからだ。
いずれにしても「GRMN Vitz」はGRシリーズの中でもかなり本格志向なクルマだと思う。
管理人TomTom的には久しぶりの心躍るコンパクトスポーツであることは間違いない。
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先立つものも無いのに予約してしまおうかと妄想するのも楽しいのだった。
今回はこのへんで
では