関西地方では、鳴り物入りで2018年3月18日に開通した、新名神高速道路は皆さんもニュース等でご存知のかたも多いだろう。
先日、管理人は外から入れるサービスエリアである宝塚北サービスエリアに行ってきた。
すでに開通から1週間は経過しているのだが、宝塚北サービスエリアはかなりの混雑具合だった。
大変面白かったのは、サービスエリア自体の駐車キャパは上下線各200台くらい(計400台くらい)あるのに、外部からサービスエリアに来る人のための駐車場が15台しかないことだ。
そんなことを書いてみた。
近頃高速道路は大変便利になった
近頃の高速道路網の充実は、特に地方都市部で素晴らしいものがある。
弾丸ツアーで、関西各地の地方都市へ訪れた時にも新しい高速道路やバイパスが部分開通して大変便利になっているのを実感する。
最近で印象的なのは、山陰地方の9号線と並行して走る山陰道が大変便利だった。
鳥取から米子への地域は、昔から東西の道路は9号線しか無く、交通量が多くて大動脈なのだ。
もう一つは、紀勢自動車道が伸延されて尾鷲まで伸びたことだ。
こちらも海沿いの42号線が大動脈となっていて、この道しかないのだ。
伊勢から熊野方面へ行くには大いに時間短縮になる。
管理人TomTomが良く使うのは、北近畿豊岡自動車道だが、これまたかなりの時間短縮になるのでありがたい。
しかも、現在のところ無料で通行できる。
こうした道路網が発達することにより、より地方の経済を活発化することを切に望む。
やはり地方経済の興隆には、人と物の動きが重要だと思う。
宝塚北サービスエリアに外から入るのにマゴマゴする
お話を元に戻して、管理人TomTomの住んでいる兵庫県の東の端っこからほど近い宝塚北サービスエリアに行ってみた。
この宝塚北サービスエリアは、新名神の高槻と神戸ジャンクションの間にあって、中国道の混雑緩和を期待されている。
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外からも宝塚北サービスエリアに入れる構造となっていて、高速道路には乗らないがサービスエリアに行ってみたのだった。
取付道路も、以前の林道のような道路から2車線の立派な道路になっていた。
分岐地点に警備員が多数配置されていて、誘導をしていたが、投げやりな対応でガッカリした。
たぶん、マゴマゴするクルマが多くて辟易しているのだろう。
外から宝塚北サービスエリアに入るには、ウェルカムゲートと呼ばれる通路を使う。
この通路が、ちょっと曲者だ。
管理人TomTomの第一印象は、一方通行ではないのかと思ったほど狭い道を入っていく。
この道路は、入と出が共用となっている。
大変わかりにくい。
しかも、外から訪れる人用の駐車場は15台となっていて、あまりにもキャパが小さい。
きっと、外から来る人は全くいないのではないかとの予想だったのだろう。
管理人TomTomが訪れた時には、臨時の駐車場を開放していた。
もう少し良く考えて計画すればよいのにと思った。
管理人TomTomが訪れた日には、外部からの訪問者が多くて従業員用駐車場を開放して対応していた。
宝塚北サービスエリアは大いに賑わっていた
管理人TomTomが訪れたのは、日曜日の午後だったが、上下線の駐車場は、ほぼ満車でサービスエリアには人が溢れていた。
しかし、サービスエリア自体が広いからか、それほど苦労せずに歩き回れたのは、さすがに新しい施設だけのことはある。
宝塚と言えば、宝塚歌劇を連想する人が多いのだろう。
そんな、雰囲気をうまく醸し出していて、建物自体は少しだけ南欧風で、本家の宝塚歌劇ともイメージ的に通じるものがある。
ただ、宝塚のイメージはそれほど濃くなくって、演出の詰めが甘いような気がした。
サービスエリアは休憩する場所であること同時に、お土産を購入する場所でもある。
お土産は宝塚の雰囲気を出したモノが多く、沢山の人が購入していたのが印象的だ。
やはり宝塚という言葉とイメージが良いのだろう。
サービスエリアの規模自体はそれほど大きくなく、最近のサービスエリアとしては普通だ。
もっとすごい規模なのかと思っていたが、ちょっと肩透かしを食らった形だ。
今までのサービスエリアと異なるのは、中庭のような一見無駄に見えるスペースが多くとってあることだ。
これにより、混んでいてもそれほど息苦しく感じなくても済む。
管理人TomTomが訪れた時には、食べ物の屋台というか移動販売車がいくつか出店していて、これはこれで人気があるみたいだった。
最近のサービスエリアではドッグランを備えているところが多い。
確かに愛犬と旅に出ると、人間と同じで休憩時のトイレや運動が気になる。
サービスエリアにドッグランが設置してあると安心だ。
思っていたよりも普通だった宝塚北サービスエリア
外から入れるサービスエリアは珍しいので貴重な存在だ。
だが、今回宝塚北サービスエリアに行ってみて感じたのは、ここにしかないものが見当たらないという事だ。
入っているお店は、関西や宝塚それに神戸あたりではよく聞くお店が多く、選択に気を使ったのが伺える。
しかし、もっとオリジナリティーを出した、ここでしか手に入らないという名物作りが必要なのかも知れない。
発想を変えてみると、普通のお店として高速道路に乗らなくても利用できるというのは良いかも知れない。
高速道路も、こうした地域との共生を模索する時代に入ったということなのだろうか。
最後に外からの利用者のための駐車場は15台と非常にキャパが小さくてどうしようもないのだが、自転車用のバイクラックが設置してあったのには感心した。
これからのシーズン、春の行楽に高速道路をはしって出かける機会も多いと思う。
できる限り安全に高速道路を走りたいものだ。
ご安全に!
今回はこのへんで
では