ここのところ猛暑が続いているが、皆さんは体調を崩してはいないだろうか。
クルマを楽しむにも、まずは体調を整えた上でないと安全も確保できなくなる。
管理人の乗っているクルマは車内がおおいに熱くなるクルマなのだが、今年の夏は昼間に走っているだけでフラフラになる。
そんなときの対処法をイロイロと考えてみた。
今年の夏は異常な暑さだが不思議とS660の水温は安定している
連日メディアは今年の夏の異常な暑さを伝えている。
管理人TomTomの住む兵庫県の東の端っこでも暑い暑い。
管理人TomTomの乗っているS660は、ミッドシップでエンジンの熱が逃げにくい構造のために夏場はイロイロと心配だ。
一般道を普通に走っている時、峠道を気持ち良いペースで走っている時に気をつけて水温計をチェックしてみた。
だが不思議と水温計(OBD2接続のレーダーで表示させている)を見ていると普段と変わりない、むしろ少し低い数値を指している。
ホンダとS660にとってこれくらいの外気温は想定内なのだろう。
S660を観察していると、電動ファンは普段より忙しく頻繁に回っている。
そのせいで水温は普段よりも少々低い値になっているのだろうと想像する。
軽自動車でミッドシップとはいえ、さすがに日本のクルマだ。
少し感心したのだった。
S660で夏がきついのは構造のせい
S660はミッドシップのために、背中のバルクヘッドが大いに熱くなる。
だから車内でも背中側が非常に暑い。
狭い車内なのでエアコンの効きは非常に良い。
だけど体の表面は冷えても、背中は冷えないのだ。
加えてオープンボディーの宿命で、頭上が大変熱い。
管理人TomTomのS660は無限ハードトップを装着しているが、熱さに関してはロールトップとあまり変わらない。
ハードトップには断熱材が入っていないからだ。
ハードトップに車内側から手を触れてみると、触れないほどではないが、かなり熱くなっている。
真夏のS660は、ドライバーにとって背中と頭上からの熱気でかなりきついクルマだ。
こうした構造のクルマは世の中にいくつかあると思うが、そのオーナーはどうして過ごしているのだろうか?
暑いときの問題はS660よりもドライバーにある
昨年の夏もS660では熱中症に悩まされたが、今年もS660が暑いのは全く変わりない。
ということで、今年は夏場のS660の暑さをしのぐためにイロイロとやってみたのだった。
ここ1ヶ月くらい管理人TomTomは兵庫県の真ん中の方へ毎週のように出かけている。
今年は非常に暑くて外気温が37℃くらいあり、車内はエアコンが常にフル稼働となっている。
エアコンをオートモードにしていると、ファンが常にフルか1つ少ないくらいで回っている。
だからエアコンの吹出口のある体の前面は冷えているのだが、背中は暑くて汗だらけになる。
この状態で走っていると、連続して走れる時間が短くなる。
背中の暑さに我慢できずに、休憩を取らざる負えなくなるのだ。
走っていてもシートから体を浮かせて、背中のクーリングを頻繁に行わないと体がもたない。
加えて、今年はフルバケットシートのBRIDE「A.i.R.」を装着している。
座り心地は何度も調整した甲斐があってかなり満足なのだが、ノーマルシートに比較して背中の通気性が悪い。
背中のクーリング装置が欲しいところだ。
これを繰り返していると、水分を補給していてもかなり体力的にはきつい。
しまいには熱中症の症状が出てきてフラフラになる。
そうした時には、日陰にクルマを止めて休憩するようにしている。
暑いときの特殊事情があるので対策した
今年の夏はドライバーにとって、かなりきつい状況だ。
エアコンをフル稼働させているにかかわらず、ドライバーは汗まみなのだ。
その結果、当然シートバックは汗だらけだし、サイドブレーキのあたりのセンターコンソールの体が触れる部分も汗だらけだ。
意外とステアリングホイールは、エアコンの吹き出し口の近くだからか、それほど汗まみれにはならない。
面白いのは、社内に置いたペットボトル飲料がクルマを離れている間にボトルから吹き出すことだ。
炎天下に駐車し、所要を済ませてS660に戻ってみると、ペットボトルから中身がジワーっと漏れ出している。
S660は車内が狭いので冷えるのも早いが、温度の上がるのも早いらしい。
こんなことで、S660の車内は汗とこぼれた飲料で汚れているのだった。
多少のこぼれた飲料は拭けばきれいになるのでまだ良い。
問題はBRIDE「A.i.R.」のシートバックで、大量の汗が染み込んでしまう。
そこでちょっとカッコ悪いが、昔を思い出してTシャツをシートに着せてみた。
なかなかこれが具合よくて、汗でベチョベチョになることもなく、Tシャツは生地が薄いのでドライビングポジションにも影響はない。
もう一つは人間用で、熱中症対策で経口補水液のOS-1を持っていくことにした。
これで今年の夏も乗り切れそうだ。
みなさんもくれぐれもクルマで熱中症にならないように気をつけていただきたいと思う。
今回はこのへんで
では