前回のお話で、お恥ずかしながらBRZの左の前後輪を溝に落としてしまったことを書いた。
その後、お話が進展したので報告しようと思う。
管理人にとってかなり久しぶりにクルマを溝に落としてしまった、それもすぐ自宅前でだ。
結局、車両保険を使って修理をすることに決めたのだが、それは意外なほどのダメージがあったからだ。
そんなことを書いてみた。
昔はよく溝に落としたものだが
思い返してみるとクルマを溝に落としてしまったのは何年ぶりだろうか。
管理人TomTomの場合はクルマ遍歴がいくつかに分かれるのだが、次のような感じだろうか。
- 免許を取ってすぐうれしくってそこら中を走りまくっていた時期
- ラリーに参加するようになり練習と称して山を走りまくっていた時期
- 4WDで林道を走りまくっていた時期
- ワンボックス車で自転車競技に明け暮れていた時期
- 自分専用のクルマを手に入れてツーリングしまくっている今
記憶をたどってみると、自分のクルマを溝に落としたのは1の時期しかない。
まぁこの時期は溝に落とすだけではなく、激しいコースアウト等々の失敗も多かった。
その後はラリー競技でも、4WDでの林道攻めでも溝に落としたことは無いのだった。
つい最近では前回も書いたとおり鹿とぶち当たって半損状態になったこと2回というのが大きな失敗だろうか。
BRZ脱輪の状況
今回はまったくどうしたことか、自宅ガレージを出てすぐ、ほぼ自宅前の溝に左側前後輪を落としてしまった。
原因は、ボーとしていたから、ということにでもなるのだろうか。
これは激しく情けない状況である。
住宅街の溝なのですぐ横には隣家の塀がある。
幸いにもBRZは、ほぼ直進状態でスコンと溝に落ちてしまったため、塀に当たることはなかった。
ほぼ直進状態で溝に落ちたため下回りが路面と接触したダメージだけだった。
だから外見ではまったく気が付かないような状況となっている。
もちろん人的被害は自他ともにない。
これは不幸中の幸いだった。
意外なほどのダメージが残る下回り
正確にダメージを把握するために、先日リジットラックに上げて下回りをチェックしたみた。
イロイロ書くよりも画像を見てもらうほうが早いと思うので何枚か画像を掲載してみよう。
一番気になるのが、やはりサスペンションアーム類だ。
下の画像は脱輪した際に前後のロアアームが接地した跡、かなり変形しているのがわかる。
下の画像はエンジンをカバーするアンダーガードだが、ここにも接地した跡がある。
下の画像はフロントのバンパー、下部にだけ接地した跡があるが覗き込まないと分からない。
下の画像はガソリンタンク、ここにも接地した跡があるががガソリンが漏れてはいないのが幸いだ。
最後にタイヤとホイールだが、これは内側のホイールリムがガリガリになっている。
この他にもマフラーにも少しだけダメージがあるが、こちらは大したことはなくガリ傷が付いたくらい。
BRZを元の状態に復帰させようとすると最低でもサスペンションアーム類は交換しアライメントを取り直す必要がある。
これまた意外なことにそのままでも真っ直ぐ走るし全く問題ない
実はこの状態で岐阜まで出かけてきた。
もちろん画像で紹介したように、一旦リジットラックに上げて自分なりに点検してみた。
アーム類は削れたりはしているが、機能的には問題ないようだ。
念のためにディーラーに持ち込んでもみたが、サイドスリップは正常だった。
近所を運転した感触でも問題はなかった。
自分でチェックしてみて、おとなしく走れば大丈夫という結論に達したので岐阜まで出かけてきたのだった。
高速道路を走ったが道中気になる挙動や異音の類には遭遇しなかった。
岐阜市川原町の落ち着いた町並みとBRZ
久しぶりに車両保険を使うことにした
BRZの原状復帰にざーっと交換部品を上げてみると次のようになる。
両側に付いているパーツは、すべて左側だけだ。
- フロントロアアーム
- ラテラルリンク
- トレーリングリンク
- フロントハブユニット
- ガソリンタンク
- アンダーガード
- 黒い樹脂のアンダーカバー
- 左前輪タイヤホイール
これらに脱着交換工賃やアライメントの費用が加算となるので結構な出費となる。
最小限の部品交換で済ませようと思ったが、まだ新しいBRZなのでできる限り原状復帰させることにした。
ということでBRZの脱輪の修理は久しぶりに車両保険を利用し修理することにした。
しかし任意保険を使うとなると、いつものことながら段取りが面倒くさい。
保険会社とのやり取りがかなり発生する、それに加えて修理をお願いするBRZを購入したディーラーともやりとりをしなければならない。
スケジュール的にはディーラーの盆明けすぐにBRZを入庫させて修理をしてもらうことにした。
BRZを購入したスバルディーラーでは修理を依頼するのは初めてなので、どのようにこなすのか興味がある。
修理が完了した際には再度リジットラックに上げてみて下回りをチェックしてみようと思う。
それは改めて報告しようと思う。
今回はこのへんで
では