S660のタイヤに関するアレコレ リアタイヤをもっと細くしようと思う

管理人が乗っているS660は軽自動車だが、ミッドシップで前後異径のタイヤを履いているのはご存知のとおりだ。
S660はノーマルで前が165幅、後ろが195幅のタイヤを履いているのだが、個人的にはリアがどうもオーバースペックではないかと感じている。
だから、現在履いているツーリング用のセットではリアを15インチ化し、なおかつ185幅のタイヤとし1サイズ細いモノを履いている。
このセットで1年半、距離にして1万キロ以上走っているが全く問題ない。
最近では、まだリアを細くできるのではないかと考えるようになった。
しかし、これはあくまでも普段乗りやツーリングでの利用を前提としていて、サーキットなどの利用ではないことを断っておく。
そんなことを書いてみた。

あくまで普段乗りとかツーリング用として考える

現在の管理人TomTomのS660のタイヤホイールのスペックは次のようになる。

  • フロント
    ホイール:ダンロップ DIREZZA ST01 15×5J インセット+45
    タ イ ヤ:ダンロップ ルマンⅤ 165/55R15
  • リア
    ホイール:ダンロップ DIREZZA ST01 15×6J インセット+38
    タ イ ヤ:ダンロップ ルマンⅤ 185/55R15

これは管理人TomTomのS660の主な使い方であるツーリング用に特化した選択だ
このセットで狙ったのは、主にリアの乗り心地の改善、燃費の向上というところだろうか。
このセットはエコタイヤなので絶対的なグリップ力は低いが、ツーリングでワインディングを走るくらいでは十分なグリップだし、ウェット路面でもリアがブレークして怖い思いをすることもない。
まだリアのグリップは余裕がある感じなのだ。
そこで管理人TomTomは、リアをまだ1サイズ細くすることができないかと思っている。

具体的には175幅にしてしまおうという魂胆なのだ。

S660でリア175幅に期待すること

S660でリアタイヤを175幅にすることで期待することはシンプルで、リアのグリップレベルを落としてリアハッピーな特性としたいということに尽きる。
本当に可能かどうかは分からないが、アクセルで姿勢を制御できる特性にしたいと思っている。
実際にはAHA(アジャイル・ハンドリング・アシスト)があり、これを完全にOFFにできないので難しいかもしれない。

現在のフロント 165/55R15、リア 185/55R15 であってもリアがブレークすることはない。
ノーマルのリア 195/45R16 から 185/55R15 にタイヤ幅を落とした時にもこうしたことを期待したのだが、それほどでもなかった。
低ミュー状態で意識的に姿勢を崩すということをしない限りS660のリアは安定方向だ。

15インチのタイヤサイズラインアップを探してみる

S660のリアタイヤを175幅にするとなると具体的には 175/60R15 というサイズになる。
直径で見ると、ノーマルサイズの 195/45R16 の直径は582mm、現在履いている 185/55R15 の直径は585mmで3mmほど大きい。
さらに 175/60R15 では直径591mmとなるので、ノーマルよりも9mm大きくなる計算だ。
9mm直径が大きいというのはかなりの違いだが、現在の管理人TomTomのS660の使い方では問題は無いだろうと思う。

タイヤで管理人TomTomが重要視するのはウェットグリップである。
普段乗りとツーリングに使用するのがほとんどだが、雨も降るし、林道では水が出ている箇所が多い。
雨や林道のツーリングを安全に行おうとすればウェットグリップは最重要課題である。
また、せっかくエコタイヤを選択するのであるから燃費性能は良いに越したことはない。
絶対的なグリップは求めていない、それが必要ならノーマルのタイヤホイールに履き替えれば良い。

タイヤ選択の条件

ということで、タイヤ選択の条件を上げてみると次のようになる。
4本同時に交換するというのが前提である。

  • フロントは 165/55R15 サイズがあること
  • リアは 175/60R15 サイズがあること
  • 燃費性能が「A」以上
  • ウェット性能が「b」以上
  • ショルダーができるだけ四角いもの(外観がカッコよいから)

ファルケン

ZIEX ZE914 F(サイズ、燃費性能、ウェット性能、外径)

165/55R15 A b 563
175/60R15 A b 591
185/55R15 A b 585
195/45R16 A b 582
※ごく普通のパターンでショルダーが四角い

ファルケンのZIEX ZE914 F

falken.co.jp

ブリジストン

Playz PX-C(サイズ、燃費性能、ウェット性能、外径)

165/55R15 A b 563
175/60R15 A b 591
185/55R15 A b 585
※エコタイヤなのにブロックが大きいがショルダーが若干丸い

ブリジストンのPlayz PX-C
bridgestone.co.jp

ECOPIA NH100 C(サイズ、燃費性能、ウェット性能、外径)

165/55R15 A b 563
175/60R15 A b 591
185/55R15 A b 585
※エコタイヤらしいパターンでショルダーが丸い

ブリジストンのECOPIA NH100 C

bridgestone.co.jp

ヨコハマ

該当なし

ダンロップ

該当なし

トーヨー

該当なし

リアの車高を下げる必要があるかも?

車高とそのクルマの運動特性は密接に関連している。
仮にフロントの車高が一定だとすれば、一般的にリアの車高を上げるとオーバーステアになり、逆にリアの車高を下げるとアンダーステアになる。

もしリアのタイヤを 185/55R15 から 175/60R15 サイズに変更したとしたら、タイヤの厚みが増した分だけ車高を上げたのと同じことになる。
その差は直径にして6mm、車高についてはその半分の3mmだけリアが上がったことになるのでオーバーステア傾向になるはずだ。
その差は僅かだが、どのように変化するかは実際に走ってみないと分からない。
管理人TomTomのようなド素人がノーマルのクルマで試してみたとしても分からないかもしれない。
まぁプラシーボ効果というところだろうか。

管理人TomTomはこの計画をできる限り早く実践したいと考えている。
だが一番の問題点は、現在のタイヤがあまり磨り減っていないということに尽きる。
すり減るのを待っていると、あと1年くらいかかるのではないだろうか。
自分で言うのもなんだが、いつ我慢できなくなるかということなのだろうと思う(苦笑)。

今回はこのへんで
では