なんだか突然ダイハツからコペンクーペが発表されたような印象だ。
少し前から出るような噂がチラホラとは出ていたみたいだ。
管理人は今日ツイッターでコペンクーペの発表を知り、コペンクーペが出たんだと少しビックリした。
最近のダイハツはデザイン面で結構冒険をしているのではないだろうか。
今回の「コペンクーペ」もそうだが、2018年10月に発売されている「ブーン スタイル」、それに2018年6月から発売された「ミラ トコット」と矢継ぎ早にデザイン面の秀作を投入してきている。
それらのデザインはちょっと偏った感も少しあるが意外とウケるデザインとなっているように思う。
そんなことを書いてみた。
個性がなくてつまらなかったダイハツのデザイン
管理人TomTomの個人的な印象だが、ここ何年かのダイハツのクルマのデザインは面白くなかったし興味を持てなかった。
特にキャストが出た時には久しぶりにスポーツというネーミングだったので楽しみにしていたのだが内容を見て少しガッカリしたのを思い出す。
そんな中でも「ムーヴキャンパス」なんかは比較的一般受けするデザインではないだろうか、ただしオリジナリティには欠ける。
ダイハツの売れ筋「ムーヴ」「タント」「ウェイク」あたりは堅実に売れている車種だし、基本的なデザインを変える冒険はしないだろう。
個人的にはダイハツのクルマにはデザイン的な魅力が最近は欠けていたと思うのだ。
2018年に入ってダイハツのクルマのデザインが変わり始めた
こんな具合であまり内容もデザインもイマイチだったダイハツのクルマなのだが、今年に入って「ミラ トコット」が出たときには少々ビックリした。
「ミラ トコット」は今までの路線をくつがえして、分かりやすくてシンプルで魅力的なクルマだと思う。
「ミラ トコット」のデザインって分かりやすく言えば無印良品のような感じと言うべきデザインなのだろうか。
ダイハツの昔のモデルで言えば「ネイキッド」なんかは個性的で分かりやすいデザインだった。
「ネイキッド」のデザインは今でも十分通用するデザインだと思う。
お話が脱線してしまったので元に戻そう。
「ミラ トコット」あたりからダイハツのクルマのデザインが変化してきた。
「ミラ トコット」は四角いデザインの代表だろう。
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一方、その後出た「ブーン スタイル」は丸いデザインで「ミラ トコット」のシンプル路線を踏襲となっている。
管理人TomTomのような年代にはビートルTYPE-Ⅰのキャルルックのように映る(言いすぎかもしれないが…)。
丸いがシンプルで明らかに「ミラ トコット」の路線を狙うデザインだ。
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デザインの魅せ方を少し変えてみようというダイハツの考えが感じ取れる。
「コペンクーペ」がついに市販化された
さて肝心の「コペンクーペ」だが、このクルマのデザインはすでに2016年には東京オートサロンで公開されていたので直近にデザインされたモデルではない。
あれから約3年が経過し、やっと市販化されたということになる。
この台数限定だが市販化されたということは非常に重要なことだ。
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台数限定とは言え、クルマを市販化するためにはクリアしなければならない問題点が数多く存在する。
また量産化しない(今回は限定200台)ことでコスト高になる部分もあるだろう、これを現実的な価格に抑えるということも骨の折れる仕事た。
そんな数々の問題点をクリアして市販化するという大仕事をダイハツが行ったことに対しては純粋にうれしい。
管理人TomTomはこの「コペンクーペ」を実際に大阪オートサロン2016で見てきた。
実物は完成度が高くて今にも市販化できそうな風に見えたが細部を詰めていたのだろう。
2016年当時「コペンクーペ」のデザインをかなり気に入ったのを覚えている。
この時にルーフの処理はどうなっているのか、とか重量はとかクルマ好きとしては気になる。
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管理人TomTomが一番気になるのはトランクへのアクセスはどうなっているのだろうかということだ。
コペンの売りはこのサイズのクルマにしては充実したトランクスペースだと思っている。
「コペンクーペ」がこれを活かすことができているのだろうか?
画像を見る限りトランクへのアクセスはリアウィンドウからしかできないのかもしれない。
もしそうだとすれば、ベースとなるコペンの良いところがなくなってしまうことになる。
だが「コペンクーペ」の秀悦なデザインなら気にならないかもしれない。
ダイハツは今年になって少しだけデザイン面で元気になってきたように思う。
この勢いでメカ面にもかつてのようなダイハツらしさを出してほしいものだと思う。
今回はこのへんで
では