うちにあるBRZはスバルの点検パックの5年ものに入っている。
少し前のことになるが、購入から1年と半年(18ヶ月)経過したので、18ヶ月セーフティーチェックなるものを受けてきた。
スバル以外の点検パックはいくつか経験しているが、6ヶ月ごとのオイル交換が含まれていた。
今回も当然のことながらオイル交換をするものと思っていたのだが、そうではなかったことに驚いた。
BRZの購入時に点検パックの説明を受けたのかもしれないが今となっては記憶はあいまいだ。
そんなことを書いてみた。
オイル交換は半年に1回という刷り込み
平均的に考えれば1ヶ月の走行距離を1,000kmとすると半年で6,000kmとなる。
オイル交換の一般的なスパン5,000kmから考えると半年でオイル交換というのは理にかなっていると思う。
走らなくてもオイルの経年劣化を考えると半年でオイル交換というのは特段クルマ好きでなくても普通のことだろうと思う。
例えばオイル交換のスパンが非常に長い指定のクルマもある。
管理人TomTomも過去には30,000kmでの交換指定だったクルマもある。
こうしたオイル交換スパンの長いクルマは、オイルにロングライフオイルを使用し、さらにクルマ自体にもオイルの汚れを検知する仕組みが搭載されていた。
だから30,000kmのオイル交換スパンでも安心して乗ることができたのだ。
管理人TomTomの認識ではスバルBRZはこうしたロングスパンのオイル交換指定のクルマではないと思っている。
どちらかと言うとBRZはスポーツカーの部類に入るがゆえにユーザは比較的短いオイル交換スパンを期待していると思う。
こうした考え方からするとBRZでは半年に1回のオイル交換スパンというのは当然というか最低限だと思う。
スバルの点検パックの変な内容
BRZの購入時、2年目移行の半年のオイル交換が含まれていないことについて説明を受けたような受けなかったような…、これは正直言って記憶がない。
1年目は半年(6ヶ月)と1年目(12ヶ月)の2回のオイル交換が含まれている。
だが2年目の半年(18ヶ月目)についてはオイル交換が含まれておらず、2年目(24ヶ月目)の1回だけがオイル交換が含まれるという変なことになっている。
5年パックの場合、以下同様となる。
つまり新車購入時から半年でのオイル交換は最初の半年の1回だけだ。
しかも5年の点検パックには36ヶ月目の車検費用やオイル交換費用は含まれていない。
管理人TomTomは先日スバルに1年 と半年の点検(セーフティーチェックと呼ばれる)に持ち込んで初めてこのことを認識した。
結局、オイル交換スパンが1年になるなんて気持ち悪いので点検パックには入っているが別途オイル交換を依頼したのだった。
今さらこのスバル点検パックの内容を見て「しょぼいなぁ」と感じたのだった。
こうした点検パックは多少割安な費用を前払いして費用を節約できる。
ランニングコストを考えると意外な出費を回避することができる。
スバルの点検パックの場合は半年ごとにオイル交換費用、3年目に車検費用が発生する。
このやり方、ユーザから見てあまりメリットが感じられないと思うのだ。
マツダのパックdeメンテは普通な感じ
他の自動車メーカーに目を向けてみると、管理人TomTomは以前マツダのNCロードスターに乗っていたことがある。
その際にもパックdeメンテという点検パックに加入していた。
マツダのパックdeメンテは3年ものでごく普通の内容となる。
オイル交換は半年ごとに行い、1年に1回オイルフィルターも交換となる。
さらに36ヶ月目のオイル交換とオイルフィルター、車検費用も含まれる。
この内容なら意外な出費は無く3年めが終了するまでは車検時の諸費用のみになる。
個人的にはオイル交換に関して言えばスバルのやりかたはどうにも納得が行かないのだった。
最低でも半年に1回のオイル交換、1年に1回のオイルフィルター交換はしたいと思う。
スバルの点検パックに入る際にもっと詳細に検討したら良かったと反省である。
最近のディーラーは制限が多いように思う
不満タラタラ愚痴っぽいが…。
ホンダディーラーは季節によってオイルの粘度を変えてみたいができない。
スバルは半年ごとのオイル交換が含まれない点検パック、これなら1年に1回の点検のみで十分でパックにする必要がない。
クレジットカードは2回払いができないから高額なものは購入する気が失せるスバルディーラー…。
今回のスバル点検パックもそうだが、最近の国産車ディーラではなにかと制約が多いように感じている。
こうした事は、たぶんディーラー側のコストを切り詰めるための施策だとは思うが、果たしてユーザにとって良いことなのだろうか?
現代のクルマは、道具として割り切る見方、趣味の贅沢品としての見方の両極端になってきているように思う。
どうも自動車ディーラーだけではユーザにとって幸せなカーライフ(古い言い方だが)を実現するのは無理なようだ。
こうしたことではユーザにとって金はかかる、内容はお粗末、良いことが無い。
クルマのディーラーの存在意義や立ち位置を再考する時期に来ているのではないかと感じた。
今回はこのへんで
では