新型ディフェンダーは道具感を忘れていないのが凄い そして意外と力持ちだった

つい最近、新型ディフェンダーが発表されたようだ。
たまたまWebサイトを見てみたら一見高級そうな4WDになったなぁという感想を持った。
だけどWebサイトを隅から隅まで見てみるとキチンと道具としての4WDも主張しているのだった。
そんな事を書いてみた。
新型ディフェンダーのヘッドライト

最近の4WD事情はカッコ優先

日本では新型ジムニー/ジムニーシエラが人気で未だに納期が短くならないようだ。
管理人も新型ジムニーシエラには興味津々である。
何台もクルマを持てる境遇であれば迷わず注文していただろうと思う。

その新型ジムニー/ジムニーシエラは言い尽くされたことだと思うが四角くなってよりプロの使用に耐えるクルマとなった。
中身は今どき貴重な従来通りのヘビーデューティーさだし、ボディーは実用性を高めた結果の四角いボディーが素晴らしい。
実際にはバリバリの実用車なのだろうけど、あまりに徹底したことで逆に潔いカッコ良さがプンプンしている。

ここのところ4WDについてはこうしたヘビーデューティーなクルマが出てきてなかった。
日本の国内でラインアップされるSUVは流行りのクーペスタイルだったりで個人的には興味が沸かない。

そんな時、たまたま自動車メーカーのWebサイトをイロイロ見ていた。
ランドローバーのサイトで「そう言えばデフェンダーが終了して久しいけどどうなったのだろう?」と見てみたら新型ディフェンダーが掲載されていたというわけだ。
新型ディフェンダー90を中心に見てみよう。

新型ディフェンダー90のアドベンチャーパック付き、鉄ホイールといい後部窓に取り付けられた収納といい道具感が満載だ、カッコよい
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新型ディフェンダー90のアドベンチャーパック付き

道具感のある4WDって減ってしまった

随分前に紹介した「G350d Professional」なんかも道具感が満載のクルマでおおいにカッコよい
個人的にはこういった4WD車はガンガン道具として使い倒す雰囲気があったほうが大好きだ。
いつもピカピカでオフロードなんて走らないというのではガッカリである。

新型ジムニー/ジムニーシエラも実用車であるが高級感はない。
だが新型ディフェンダーを見ていると高級感も十分備わっている。
モデルというかグレードにより味付けが随分と異なるのだが、本物感というか道具感が素晴らしい。
実際にこういったクルマを道具としてガンガン使う人というのは少ないとは思う。

新型ディフェンダー90のアーバンパック付き、高級SUVという出で立ちだ
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新型ディフェンダー90のアーバンパック付き

なんと!強心臓の新型ディフェンダー

今回、新型ディフェンダーでビックリしたことがいくつかある。
ひとつはエンジンだ、3種類のエンジンがラインアップされている。

  • 2.0Lディーゼル、200PS
  • 2.0Lガソリン、300PS

これだけでもビックリなのにまだある。

  • 3.0Lガソリン、400PS

というエンジンのラインアップだ、なんと400PSもある。
さらに驚きなのは2ペダルモデルしか無いことだ(トランスミッションの詳細は不明)。

新型ディフェンダー、2.0Lディーゼル
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新型ディフェンダー、2.0Lディーゼル

 

新型ディフェンダー、2.0Lガソリン
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新型ディフェンダー、2.0Lガソリン

 

新型ディフェンダー、3.0Lガソリン、なんと400PSもある
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新型ディフェンダー、3.0Lガソリン、なんと400PSもある

 

新型ディフェンダーのフレームはついにモノコックに

新型ジムニー/ジムニーシエラが出た時に従来通りのラダーフレームを採用したことが印象的だった。
あえて従来の形式を踏襲することにより道具としての熟成を図ったような印象だった。
フレームを変えてしまったりモノコックにするには開発にお金がかかるだろうからおの価格では発売できなかっただろう。

一方、新型ディフェンダーをじっくり見ているとフレームが無くなりモノコックされたことに気がついた。
世界のヘビーデューティーな4WD車の代表格であるディフェンダーがフレームを捨てたというのは画期的だと思う。

新型ディフェンダー、ボディ構造、サイドから

新型ディフェンダー、ボディ構造、上から

新型ディフェンダー、ボディ構造、下から
確かに床下にフレームらしきものは見当たらない、それに底面がフラットなのが凄い、フロア全体がアンダーガードのようだ
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新型ディフェンダーのコマーシャルモデルが渋い

新型ディフェンダーはキチンとコマーシャルモデルをラインアップさせている。
たぶん装備が簡素化されている分だけ価格も安くなると思われる。

新型ディフェンダーのコマーシャルモデル、より道具感がプンプンしている、素晴らしい
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新型ディフェンダーのコマーシャルモデル、より道具感がプンプンしている

ここまで見てきたように新型ディフェンダーは高級SUVという面もあるし、道具としての4WD車という面も持っている。
ただ残念なことにサイズ特に全幅が巨大で日本の道では持て余してしまいそうなことだ。
全長4,583mmX全幅2,008mmX全高1,974mm

今回はこのへんで
では