今年はじめての投稿が遅くなってしまった、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年頭という良い機会なのでS660について最近考えていることを書き散らしてみた。
ゆったりまったり過ごした2020年の正月
今年の正月は元日からの3日間を自宅で家族とゆったりと何もせずに過ごした。
いつも休みになると家にいないことを少し反省してのことだ(苦笑)。
元日は1年の計とも言う、新たな年に夢を描き誓いを立てる日ということなのだろう。
だが管理人は普段休日となるとS660でどこかへ出掛けてしまうのが常である。
だから今年の正月は逆に何もしない正月としてみたのだった。
それだけに考える時間はたくさんあった。
その中でも管理人がS660に思うことを書いてみよう。
あくまでも管理人個人が感じたり考えたりしていることということでご了承いただきたい。
管理人の理想のコーナリングフォームはリアが少しだけ外へ出て、いわゆるゼロカウンターの状態に持っていきたいと思っている。
これを実現するためにイロイロとやってきたのだが未だに実現できていない。
2019年の霜をかぶった畑とS660
S660の電子デバイスに助けられる
年末に久しぶりに六甲山へ何度か登る機会があり、20代から慣れ親しんだ懐かしい道を楽しんでみた(実に30年以上走っている)。
六甲山の道は一応2車線だが狭い、センターラインを守っているとほぼライン取りが出来ない。
こうした道でもコンパクトなS660はライン取りがある程度できるのが大いなるメリットだと改めて感じた。
調子に乗って六甲山を走っていると下り右逆バンクのコーナーへ想定より速い速度で突入してしまったことがあった。
自分でもオーバースピードだと思ったので逆バンク部分でコーナリングしたままブレーキングをするハメになってしまった。
路面はほぼドライだったので少々肝を冷やしたがS660に助けられて何事もなく曲がれてしまう。
この事はS660に慣れてしまっているので普段は気が付かないがすごいことだと思う。
たぶんABSも付いていないようなクルマだったらかなりのテクニックで回避する場面だったろう。
だけどS660は少し強めのブレーキングと少し早めのステアリング切り込みですんなり曲がってしまう。
この時に感じたのは、このクルマS660は4輪がグリップした状態でないと真価を発揮しないクルマのようだ。
管理人が夢に見ているゼロカウンターの姿勢なんてプログラムされていないように思える。
しかしちょっと無理しすぎな状況でもドライバーのサポートを立派にやってのける力量は持っているようではある。
逆に言うと非常にイージーに安全なコーナリングが可能なマシンという事になる。
しかもある程度速い。
管理人のS660の使い方である「ツーリング時々峠」というのを安全に走るのには最適なクルマだと思った。
吉野山の奥千本にて、遅い紅葉とS660
かたやパワーオーバーの姿勢はある程度できる
下りのオーバースピード事件は減速局面だった。
かたや加速局面は面白いことにある程度のオーバーステアは作ることが可能だ。
雨の日にコーナ中に踏んでリアをブレークさせるのは2速なら可能で、大げさにカウンターを当てるようにはならないがゼロカウンター程度にはリアが出る。
こんな時に感じるのは、やはりミッドシップでリアの動きが速いことが印象的。
だから速度が速い時にこの状態になるとどうなんだろうって感じる。
この特性をよく体に覚え込ませる必要がある。
だが、いかんせん軽自動車のパワーでは雨の日限定となるのが残念だ。
だからAE86なんて言う
こうしたことでS660で胸のすくゼロカウンターを3速あたりでやるというのは難しいと思っている。
電子デバイスを全切したとしてもパワーオーバーも難しい。
しかもリアの動きの早いミッドシップという感じ。
リアのタイヤを細くしても基本的には変わらないようだ。
で、軽量コンパクトでFR、ある程度のパワーもあるという仮定でAE86なら振り回せそうな気がしてきた。
しかしこういうクルマが最近はまったくないのが悩みのタネではある。
AE86のようなクルマだとフェイントやブレーキングドリフトは当然、タックインなんかもセッティング次第で自由自在、必要に応じてパワーオーバーにも持ち込める。
2速のS字でお釣りを使用した切り返しなんかもたっぷり楽しめそうだ。
こういったクルマが欲しくなってしまった。
つまり限界は低いが電子デバイスが付いてない軽量コンパクトなクルマということだ。
こうしたクルマが無いものかと思うのであった。
吉野山の奥千本にて、遠くの山並みとS660
S660の速度域は結構高いです
基本的に真面目に作られているS660はコーナリング性能が高いだけに速度域が高い。
特に峠の下り(ダウンヒル)では相当速度域が高くなる。
管理人のS660はツーリング用としてタイヤはルマンを履いているが、それでもかなり速度域は高い、これにはビックリというのが正直なところだ。
こうした時に唯一の不安はやはりブレーキだ。
いずれにしてもS660はイージーにコーナリングができるし、その速度域もかなり高いので攻め込んでいくとリスクが結構高いクルマだ。
こうした事をいつも念頭に置いてドライビングする必要があると思う。
なのでS660の限界を超えると結構大事になる?と思った次第…。
コンパクトで軽量、それに軽自動車であってもこういう領域まで行っちゃうS660には自制心がかなり必要なことを実感している。
ということで肩から力抜かないと
肩から力を抜いてS660をドライビングする。
こうしたことは以前にも言っていたような気がするが、最近特にS660に感じているのはこうしたことだ。
競技をやっていた頃のように限界を覗き見しようという好奇心を押さえつけなければならない。
そのために肩から力を抜いてもう少しゆったりとS660を走らせたい。
最近はこうしたことで肩から力を抜く方法をイロイロ考えていこうとしている。
だがS660でゼロカウンターのような姿勢でコーナリングしたいというのは引き続き研究してみたいと思っている。
まったく管理人にとってS660は麻薬のようなクルマだ。
ということで年頭からやはりクルマのことしか頭の中にはないのだった。
2020年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
安全にクルマを楽しみましょう。
皆様のご安全を祈念しております。
今回はこのへんで
では