ゴムが好きなんですフロアマット、ロッキー/ライズのゴムのフロアマットに見るトヨタとダイハツの心意気の違い

管理人はゴムのフロアマットが大好きである。
これはクロスオーバーでもスポーツカーでも変わりはない。
シリーズとして「ゴムが好きなんですフロアマット」の記事を書いてきたが国産でダントツによく出来ているのはトヨタのゴムのフロアマットだと思う。
そんな観点で新型ロッキー/ライズを見たいたら気がついたことがある。
そんなことを書いてみた。

フロアマットはやっぱりゴムでしょ

管理人が考えるにフロアマットって実は非常に重要なパーツだと思う。
一例を上げればペダルと足の関係で非常に重要な位置をフロアマットが占めるのだ。

ドライビングするのに右足の踵はフロアに着いている、これが非常に滑ったらどうだろうか?
安心してドライビングできないだろう。

またフロアマット自体がクルマのフロア上を動いてしまったらどうだろう?
ペダルとの位置関係が変わってしまい、これまた安心してドライビング出来ない。

ドライビングを優先して考えると一番良いのはレーシングカーのような作りがベストだろう。
それは内装をすべて取り去りヒールプレートを設置するものだ。
これなら踵の位置とペダルは安定する。

でも現実的にはこうした仕組みは街乗りでは難しい、雨の日も乗るし泥も入るからだ。
こうした事を考えていくとゴムのフロアマットでキチンと固定できるものがベストと考えるようになった。

どうせ装着するならカッコよいモノを取り付けたい。
管理人はゴムのフロアマットでカッコよいのを探し続けている。
現在管理人が乗っているのはS660だが、このクルマには純正ゴムのフロアマットがラインアップされていない。
輸入車を見るとスポーツカーであってもキチンとゴムのフロアマットがラインアップされている。
こうしたところに自動車メーカーの考え方が分かる。

S660に装着したEZクリーンマットというマット、少々素材が硬い(滑る)のと分厚いのがダメだった
S660用のEZクリーンマットは分厚くってポジションが変わってしまう

雪や雨や泥でなくてもゴムのフロアマット

S660であってもドロなどで汚れた靴で乗り込むなんてことはよくある。
管理人はクルマに乗り込む時はあまり気を使いたくないほうだ。
毛足の長いカーペットではこうした時に気を使ってしまう。

これに縁が高くなっていると汚れがフロアマット外に広がらない。
素材がゴムだから洗うのも簡単、乾きも速い、いつも清潔に保てる。

フロアマットはドライビングしている時の機能パーツの一つだと思っている。
だからキチンと純正のストッパーで位置を固定できるのは最低条件だ。
それに加えて踵を置く場所がヒールプレート状になっていることが好ましい(トヨタのゴムのフロアマットはこうなっている)。
これで足と踵とペダルの位置関係が安定する。
素材がゴムだからある程度の柔軟性がある、だから足が楽なのだ。

これは結構重要な要素で、管理人が競技車に乗っていた頃フロアは鉄板むき出しだった。
鉄板むき出しなのでクッション性は無い、長いことドライビングすると踵が痛くなり疲れてくる。
時間の決まったレースや競技なら良いのだが、通常の利用には工夫が必要だろう。

ということで管理人はゴムのフロアマットは最強のフロアマットだと思っている。
だがそれには前述のような条件がある、現在のところトヨタ純正のゴムのフロアマットがベストだと思っている。

BRZに装着した86純正のゴムのフロアマット、管理人が考えるのに現在のベストゴムのフロアマットだ
BRZに装着した86純正ゴムのフロアマット

新型ロッキー/ライズのアクセサリーカタログを見ていたら

さて本題だが新型ロッキー/ライズが大人気のようだ。
かくいう管理人も試乗してみたし4WD性能に興味津々というところ。

新型ロッキー/ライズはSUVなんでオフロードへ出かける機会も多いだろう、だからゴムのフロアマットは純正アクセサリーとして必ずラインアップされているはずだと考えた。
そこで純正アクセサリーカタログを見ていたら両者ともラインアップがある。
だがダイハツとトヨタのゴムのフロアマットは形状が異なるということに気がついた。

ダイハツ新型ロッキーのゴムのフロアマット、5枚セットになっている
ダイハツ新型ロッキーのゴムのフロアマットダイハツ新型ロッキーのゴムのフロアマット、5枚セットになっている
daihatsu.co.jp

端的に言えばトヨタのゴムのフロアマットはどの車種でもデザインが統一されている。
もっとよく見れば各部に機能を持たせていて、どの車種でもその機能を省略することがないのでデザインが同じに見える。
管理人のウチには嫁さん用のBRZがある、これに86用のゴムのフロアマットを装着している。
これとも見てくれというかデザインが同じなのだ。
一方、ダイハツのゴムのフロアマットは縁が浅くて、トヨタに比較すると実用性は低いように思える。

トヨタ新型ライズのゴムのフロアマット、前席のみの2枚セットとなっている
トヨタ新型ライズのゴムのフロアマット、ベストな形状だトヨタ新型ライズのゴムのフロアマット、前席のみの2枚セットとなっている
toyota.jp

もっと面白いのはトヨタは前席2枚セット、ダイハツは後席も含めた5枚セットとなっている点だ。
トヨタはゴムのフロアマットを前席に限って投入している、これには哲学を感じる。
こんなところにこだわるなんて、トヨタって面白い会社だと改めて感じた。

今回はこのへんで
では