管理人の周りでも新型禍は多少落ち着き日常を取り戻しつつある。
管理人もS660で行くツーリングを敢行した、もちろん旧道を使用しての峠越えを含む道程である。
久しぶりの酷道というか旧道による峠越えは少々恐ろしかった。
そんなことを書いてみた。
酷道ツーリングは久しぶりだ
前回ツーリングへ行ったのは5月の終わりだった、その前となるといつだったか?今年だったか?去年だったか?思い出せない…。
先月2020年5月からやっと少しづつだがツーリングを復活した。
前回のツーリングは身体を慣らす目的で無難なツーリングだった。
今回は半年ぶりくらいで旧道の峠を越えようと思った。
今回は兵庫県の中央部の管理人としては行き慣れている地域ではあるが行ったことのない峠を越えようと計画した。
実はこの峠には名前がない、道自体は県道367号線、岩屋生野線という道だ。
神河町から北に一山越えて生野町へ続く険しそうな道を選択した。
山に入る前の準備
神河町までは快適なツーリングだった。
途中コンビニに寄り食料と飲み物を調達した、最近ではおにぎりをいくつか(だいたい5個くらい)とお茶のペットボトルを1本としている。
本当はもっと余分に買い込みたいのだが余ってしまっても無駄なのでこれくらい。
山に入る前の約束事として管理人はガソリンを満タンにすることにしている。
ギリギリのガソリンでは死活問題になることもあるからだ。
今は季節も良いのでマシだが寒い季節だと何かあった時にアイドリングでヒーターを利かすこともできなくなる。
と言ってもS660は満タンにしてもいつも給油量は20Lくらいである(フルタンクで25L)。
アプローチ前の準備はいつもこんな感じである。
そして大事なのは心の準備だ。
今回は酷道というか旧道の峠越えは久々だったので気合を入れた。
むっちゃ緊張した酷道
神河町の途中まではいつも走り慣れた比較的整備された道で快適だ。
岩屋という集落から、いつもと反対側に曲がり山深くなっていくのが雰囲気が出ている。
千ヶ峰という山を右手に見ながら北を目指す。
途中で道が分岐し生野方面と案内が出ている方向に入っていく、ここからが本番だ。
道は狭く湿っていて狭い、という酷道とか旧道の峠道らしい雰囲気になってきた。
さらに勾配がかなりある、S660では一部1速に入れないと登れない場所もあった、かなりものだ。
これは冬場の降雪時にはかなりの難所となるのは容易に想像できる。
管理人的にはこうした林道は慣れているはずだが、今回は久しぶりなこともありかなり緊張した。
対向車に気を使うのはもちろんだが(1台も来なかったが)、動物や路肩の状態、それに倒木や山の状態、様々なところに気を使う。
こうした薄暗くて湿っていて狭くて急勾配な旧道の峠道、こうして書くと最悪の道のようだがそうでもない。
杉木立が美しく木漏れ日が良い感じである。
こうして県道367号線、岩屋生野線を走っていると峠を超える。
峠自体はそっけないもので朝来市と看板が出ていいるだけで切り通しになっており眺望もない。
県道367号線、岩屋生野線の途中で休憩中、傾斜が凄いのがお分かりになるだろうか
県道367号線、岩屋生野線の途中で休憩中、木漏れ日と道端の苔のコントラストがきれい
生野町を散策してみた
生野町の街中で休憩をとった。
生野町は生野銀山で有名で以前見学に行ったことがある。
兵庫県の真ん中の部分には国道312号線を挟んで西側に明延鉱山もある。
このあたりは山深いだけに鉱物資源が豊富な地域なのだ。
実は管理人はいつも通る生野町を観光したことがほとんど無い。
以前に生野銀山を訪れたくらいである、今回は街の裏側に入り込んでみた。
歴史的な建築物やそれを生かしたカフェやレストランが点在しているようだ。
だが生野町の街裏の道は狭い、軽自動車でないと自由に入っていけないような雰囲気である。
駐車場に止めて徒歩で散策するのが良いだろう。
改めて訪れてみたい。
生野町にて、町並みがきれいに整備されている
結局、今回は265kmほど走った
生野町のあとは朝来市でイロイロ見て回り帰ってきたら264.5kmほど走っていた。
管理人としては1日に走る距離としては長い距離ではないが久々のため腰が痛い…。
朝来市から帰ってきて近所で小休止
そう言えば走っている最中にリアからの突き上げが大きいなぁと感じていた。
暑くなってきているのでリアのエア圧が上昇しているのかもしれない(2週間ほど前にチェックした)。
それともリアタイヤが古くなってきてダンピングが悪くなっているのかもしれないと思った。
さらには純正ダンパーの劣化が始まっているのかも?と心配は尽きない。
S660の美点はたくさんあるが弱点もたくさんある。
購入時から管理人はS660の乗り心地が悪いことが気になっていた。
だからシートも替えたしタイヤもできる限り乗り心地の良いものをチョイスした。
だが久しぶりに乗ってみるとやはり乗り心地が悪く、走ったあとに身体にダメージが残る。
ここはなんとかしたいところだと改めて思った。
今回はこのへんで
では