管理人はケーブルを配線時に固定したりまとめたりするタイラップが大好きだ。
調べてみると実はこのタイラップって、たくさんの呼び方がありビックリした。
種類も実に豊富で様々な環境、様々な対象で使用することが出来るようになっている。
そんなことを書いてみた。
呼び方イロイロ、タイラップ
管理人はこのタイラップに若い頃から大いにお世話になっている。
普段のクルマの整備はもちろん、出先での非常時の臨時的な処置にも利用できる万能な道具である。
ここでは管理人が若い頃から慣れ親しんだタイラップと呼ぶことにしよう。
このタイラップ、呼び方が本当に様々ある。
一例を挙げるとインシュロック、インシュロックタイ、結束バンド、ケーブルタイ、タイラップ、ロックタイ等々である。
実はタイラップの呼び名の一つである「インシュロック(INSULOK®)」は登録商標のようなのだ。
管理人は、これは知らなかった、全く不勉強である。
コピー機をゼロックスと呼ぶ、ステイプルズをホッチキスと呼ぶのと同じだ。
ヘラマンタイトン株式会社という一般には聞き慣れない会社が登録商標を保持している。
もともと結束バンドを開発した会社のようでケーブル結束とラベリングのパイオニアといったところ。
そういえばタイラップを買った際に聞き慣れない会社名が袋に書いてあったことを思い出した。
ヘラマンタイトン社のWebサイトに掲載されているインシュロック(登録商標)の一覧、こんなに種類のあるのは驚きだ
hellermanntyton.co.jp
種類も実に多様で便利に使える
そのヘラマンタイトン株式会社のWebサイトを見てみると実に多様な種類のタイラップが掲載されている。
一例を挙げると、屋内・屋外・耐候・耐熱・難燃・色・特殊樹脂・塩害・耐衝撃・リピート等々、数え切れないバリエーションがある。
使用範囲というか産業を見ても一般的な電気配線、通信を始め食品などの業界にも広がっている。
管理人なんかはタイラップの太くて屋外用を使って家の周りの修理を行うことも多い。
言うまでもなくクルマ弄り、特に電気系ではタイラップなしの作業は考えられない。
クルマに関して言えば電気系の配線の固定だけではなく、条件によってはパーツの固定までやってしまう。
こうして考えてみると実に身近で万能な必須ツールであることを再認識である。
中でもクルマ弄りでタイラップを使用するのは、車内やエンジンルーム内での配線の束ねだろうと思う。
できればこの場合、管理人は耐熱性能をもったタイラップを使用するようにしている。
タイラップは常に各サイズを揃えておきたい
管理人がクルマに使用する場合、タイラップは大中小の3種を手元に切らさないようにしている。
具体的に何ミリ?と聞かれると、実は意識したことがないので不明だ…。
管理人の遠征用工具セットの中身、上の方にタイラップ3種とビニタイがある
一番細いのタイラップは主に配線類を固定するのに使用している。
以前紹介した配線にスリーブを被せる時も端っこの処理をこの細いタイラップで行うとほつれない。
スリーブを利用した配線の例、スリーブの端っこを小さなタイラップで留めて解けるのを防止している
中くらいのタイラップはある程度の本数の配線を束ねたり、それをどこかに固定する際に使用することが多い。
一番太いタイラップは部品を固定するのに使用することが多いと思う。
だいたいクルマ弄りではタイラップのサイズはよほどのことがない限り3種あればなんとかなる。
上記以外のサイズのタイラップが必要な時は必要に応じて調達という感じだろうか。
タイラップはイロイロ組み合わせるともっと多彩な使い方ができる
管理人は大中小の3種のタイラップをいつも手元に準備しているが時々そのサイズでは間に合わないこともある。
そんな時にはタイラップを組み合わせて使用する方法だ、これが実はかなり役に立つ。
- 複数本を直列につなぐ
タイラップの長さが足りない場合は、同じサイズを2本とか3本直列に繋いで使用する。 - 1本で輪を作りそれにぶら下げる
配線を何かにぶら下げるような場合、1本でゆるく輪を作り、もう1本をそれに通してぶら下げる。
タイラップはこのようなイロイロな使い方ができるので非常に便利だ。
タイラップを使用するほどではない時もある
クルマ弄りではないが、PC周りの配線を束ねるような時はタイラップでは大げさで変更が面倒くさい。
そんな時はビニタイと呼ばれる、ビニールの中に針金が入った帯状のモノをリールで使用している。
リールなので好きな長さにカットして使用できるし装着するのも外すのも工具が不要だ。
だがこの方法は強度が出ないのでクルマでは全く使用しない。
まぁ適材適所ということだ。
今回はこのへんで
では