嫁さんをJB74ジムニーシエラに乗せたら酔ってしまった… 500kmほど乗った感想と足回りを考えてみる

先週末に管理人の手元にJB74ジムニーシエラがやってきて1週間経過した。
その間に管理人はあまり走ってないので距離は500km程度で伸びていない。
ある日、嫁さんを職場へ迎えに行くことがあり助手席に嫁さんを乗せて走ってみた。
そんなことを書いてみた。

嫁さんはスポーツカー好き

管理人自身はJB74ジムニーシエラの足回りには少し柔らかいなぁという程度しか感じてない。

ある日、嫁さんを職場へ迎えに行きそのまま買い物へ行った。
嫁さんは当ブログでも時々登場するがスポーツカーの締まった乗り心地が好みだ。
現在嫁さんが乗っているBRZはノーマルだがタイヤの空気圧が減ってくると「ピシッとしなきゃ」と言って270kPaくらいまで空気圧を上げることを要求してくる。
管理人的には270kPaではやりすぎだと思うので250kPaくらいが良いのではと進言しているがいつも却下されるのだった。

そんな嫁さんをJB74ジムニーシエラでお迎えに行って助手席に座っていただき、そのままお買い物に行ったのだった。

↓ JB74ジムニーシエラで兵庫県をウロウロ、場所によっては桜が満開に近い、今年は知らん間に桜が咲いてしまった感じ、谷川あたり

JB74ジムニーシエラのノーマル足回りはボヨ~ンで嫁さん車酔い

嫁さんの職場から買い物をするショッピングセンターまでは片道15分程度で道路は当然舗装されている。
管理人は隣に嫁さんを乗せている時は非常に緊張していて、いつもにもまして慎重に運転する。

この時も管理人はJB74ジムニーシエラを丁寧に運転していたのだった。
だが嫁さんはショッピングセンターへの往路の時点ですでに横揺れに対して文句を言っていた。
たぶんこの時点で少し車酔いしていたのだろう。
ショッピングセンターからの復路ではさらにこれが酷くなりすごく我慢しているのが感じ取れた。

嫁さんは家に帰るとすぐにこのままバタンキューであった。
少しは慣れておいて欲しいと思ったのだが完全に逆効果だった(少々反省)。

↓ JB74ジムニーシエラで兵庫県をウロウロ、桜は雨模様だったのが残念、篠山あたり

なかなか難しい四駆の足回り

まずJB74ジムニーシエラの横揺れから考えてみると、サスペンションが前後リジットアクスルつまり左右の車軸がつながっているタイプである。
管理人自身、この形式(前後リジット)に乗るのは久しぶりだ、初代のランクルプラド以来となる(30年振りだ)。

前後リジットではなく、片側(後ろのみリジット)というのはいくつかあった。
例えばFR車ではTE71カローラやKP61スターレット、ハイエース、四駆ではビッグホーンもそうだった。
これはこれでそれほど違和感なく乗っていたことを思い出す。

そう思うとやはり前後リジットだと独特の横揺れが発生するのは避けようがないみたいだ。
いくらスタビライザーで縛って低減したとしても基本的な構造を変えているわけではないからだ。
これは伸び側と縮み側を強化したダンパーで抑えるしか無いのかもしれない。
ダンパーで揺り返しのような横揺れの動きはマシになるだろうと思う。
ダンパーでダメならスタビライザーということになるだろう。

またJB74ジムニーシエラのピッチングについても考えてみる。
S660もそうだったがJB74ジムニーシエラは軽自動車の枠に納めているだけに普通車から見るとホイールベースが短めだ。
ホイールベースが短いと車体の前後の動きであるピッチングが顕著に出る。
やっと距離500kmほど走ったノーマルのJB74ジムニーシエラに感じたことは、やはりピッチングが結構きついように思う。
S660のピッチングは結構固くしまったピッチング(表現がおかしいが)だったが、JB74ジムニーシエラのピッチングはそれよりも動きが大きく体に受ける衝撃は少ないものだ。
先週末は250kmほど走ったがこれに長く揺られていると頭がボワーンとしてくる(一種の車酔いか?)。

こちらもある程度スプリングとダンパーで締め上げるしか無いかもしれない。

↓ 前からお気に入りの神河町の未舗装林道、かなり山深い、電話も通じない、装備が必要な場所だと思う

実際問題、舗装路の比率はどれくらいか?

これはJB74ジムニーシエラを購入する前から考えていたことだが、走行する舗装路と未舗装路の割合はどれくらいになるだろう?ということだ。

管理人の住む兵庫県の東の端っこからアプローチできる未舗装路(主に林道になると思う)はどれくらいあるのか?というと非常に少ないのが現実だ。
先週末に管理人はその少ない兵庫県の未舗装の林道にJB74ジムニーシエラで行ってみた。
林道自体の状態は雨が降ってあまり良好とは言えないがなんとか通行することはできた。

実際未舗装の林道を走ってみてJB74ジムニーシエラでは最低地上高がノーマルでも210mmあるのでそれほど困ることはなかった。
新たな落石がゴロゴロしている状態であったが、大きなモノは避ける、小さなモノはまたぐということでクリアできた。
水の流れたわだちのような縦溝もあるにはあったがそれほど深いものではなかったので問題はなかった。
こういう状態の未舗装の林道(距離にして10km弱くらい)をゆっくりと走る際にはJB74ジムニーシエラのノーマルサスペンションは非常に都合が良い。
当たりが柔らかく衝撃が少ない、ある程度足も動くので不安がない。

未舗装の林道なんて狙っていかないと実際に出会うことはほぼ皆無だと思う。
今回の走行距離を250kmとすると未舗装路の割合は10km/250km=4%となる。
狙って行ってこれだから通常走行している際に未舗装路に出くわす割合なんて1%未満だろうと思う。
この1%未満のためにどういった足回りにするのか?ということになると思う。

↓ 神河町の未舗装林道をJB74ジムニーシエラで行く、雨のせいで小規模なガケ崩れがいたるところにある、JB74ジムニーシエラでは比較的安心して通行することができた

行き着く先は未舗装路に出くわしても大丈夫だけど舗装路用の足回り

管理人は林道好きではあるが、今のところ未舗装の林道を走ることを目的にはしていない。
でもJB74ジムニーシエラが楽しくって目的になってしまうこともあるかもしれない…。

管理人の場合、現実的に考えてツーリング用途にJB74ジムニーシエラを使うのだが未舗装路に出くわす割合は前述の通り1%もないだろう。
だから舗装路で快適な足回りにしたいと思っている。
具体的には500kmほど走った感想から言えば、前後のピッチングと横方向のロールを少なくする方向性だ。
とするとスプリングもダンパーもかなり硬いモノを入れるということになるだろう。

すでにJB74ジムニーシエラの足回りは手配済みだが、イロイロと四駆ショップに相談した上での方向性である。
この足回りを入れてみてどうなるのか?が今から楽しみ、早く来ないかなぁと待ち遠しいのだった。
この足回りで嫁さんの評価がどうなるか?も心配ではある…。

↓ 今回はJB74ジムニーシエラで250kmほど走行のうちダートは約10kmほど、燃費は13.9km/Lでそれほど良くない、もう少し伸びてほしいところ

今回はこのへんで
では