この週末はJB74ジムニーシエラで林道三昧だった。
他府県へ遠征するのはこのご時世だから憚られるので兵庫県内だ。
さらにさらに前からしたかった峠でのコーヒーも沸かしたみた。
そんなことを書いてみた。
林道三昧の計画を立ててみた
兵庫県の真ん中あたりは1,000m級の山々が連なっていて思っているよりも険しい。
地図を見ているとイロイロと発見がある。
今回はよく通る国道427号線から南下し、これまたよく通る国道429号先まで抜けれるようだ。
調べてみると昔の国割で言う丹波と但馬の国境あたりを南北に貫く林道となっている。
尾根筋をつないでいるため林道自体の標高が高く高いところでは700~800メートルほどあり総延長は13kmほど。
この林道の現在の状態は未知だが、行けるところまで行こうと思った。
今回はこの新しく発見した林道と何度か走っている林道をつないで未舗装林道を合計20kmほど走ることにした。
新しく見つけた林道に踏み込んでみた
今回は北側から兵庫県の中央部を南へ縦走する形になる。
北側からのアプローチは国道から脇に入るのだが、いきなり未舗装路が始まりビックリした。
このあたりは歴史的に興味深い場所だ。
昔は丹波と但馬の国境の峠だった、それに但馬国一宮のご神体山だったのかもしれない場所だ。
この林道は未舗装で13kmほどあるが、工区により整備が行き届いているところと、古いのか少し荒れているところもある。
平坦な場所では尾根筋ということもあり景色もよく路面状態も良い。
傾斜が付いたところでは水が流れるため路面が荒れていてガレ場が出現する。
水が流れたため溝が深い場所もあるが比較的走り良いと思う。
未舗装林道はゆるりゆるりと走るのでなかなか距離が伸びないし燃費も悪い。
やはり山に入る前に燃料満タンでないといけない。
この林道は尾根筋を走るので眺望が良い、冬の積雪の時期に走ってみたいと思った。
1本目の林道を無事走り終えたのでコーヒーブレーク
無事1本目の林道を走り終えたのでコーヒーブレークをした。
山の中でコーヒーを沸かして飲むのは何年ぶりだろう?たぶんビッグホーンに乗っていた頃以来だと思う。
なんと30年ぶりくらい!?
JB74ジムニーシエラが来たら峠でコーヒーを飲むぞと以前から考えていた。
このために管理人が調達したのはアルコールストーブ、五徳、風防、それに小さなテーブルだ。
さっそくそれらを引っ張り出してセット、同じく30年ぶりに引っ張り出してきたパーコレーターにコーヒーの粉を入れて沸かしてみた。
事前に練習は1回だけやってみたのだが、この時は大成功だった。
だが実際にやってみるとコーヒーが薄くてダメだった、分量を間違えたみたいだ。
気を取り直して2回めはうまく行った。
鳥のさえずりを聞きながらのホットコーヒーはなかなか美味い。
病みつきになりそうだ。
2本目の林道はなかなか厳しかった
さて2本目の林道だが、生野町から神河町までの約10kmほどの行程だ。
管理人はこの林道はかなり気に入っていて渓流の雰囲気が非常に良い。
ただ路面はかなり荒れていていて大雨が降った後ではいたるところで崩れている。
今回は以前よりもさらに状態が悪く、新たに崩れた場所が増えたのと以前から崩れている場所がさらに崩れていて林道を塞いでいる箇所が多くなっている。
大きな岩石を避けながらゆるりゆるりと走るが、かなり気を使う、他人にはあまりおすすめしない。
そうは言いつつも今回もきれいな渓流の写真を撮ってみた。
苔生した岩、きれいな水、周りの木々、本当に良い感じだ。
ちょっと生き返った気がした。
なんとか無事に山を降りてきて帰途についたが、未舗装の林道を24kmほど走ったのでかなり疲れてしまった。
人間は疲れたがJB74ジムニーシエラは快調だった。
こうした林道を走ると、張り出した枝で擦り傷が付いたのはしょうがない、それに燃費もかなり悪かった。
これ以外は慎重に走ったのでタイヤのバーストも無かった、良かった良かった(これが一番怖い)。
未舗装林道の壮大な計画
実は兵庫県の中央部には前回走った林道笠形線という林道もある。
この林道の距離は35kmほど、そして今回の1本目13km、2本目10kmと合計58kmほど兵庫県の中央部を南北に貫く林道が存在する。
管理人は今回でこれらを別々に全部走ったが、全てを1回で走るというのをやってみたいと思っている。
なんと山東町から福崎町まで林道で繋がっているのだ。
意外と言ってはなんだが兵庫県の林道行政はなかなか素晴らしいと思う。
そして比較的身近な場所にこうしたロケーションがあるのは幸運だと思う。
ただ昨今の大雨や台風等々で林道が荒れているのは注意したい。
無理は禁物だ、しっかりした準備と体力が必要だと思う。
安全に楽しく走れるようにしたいと思う。
みなさんもどうぞご安全に。
今回はこのへんで
では