駐車場で安全にクルマを駐車するにはどうしたら良いだろうか

クルマをどこかの駐車場に停める際に皆さんはどうしているのだろうか。
大切な自分のクルマを様々なトラブルから守るためにできる限り安全に駐車したい。
最近ではトナラーなんて言葉もあるようだ。
そんなことを書いてみた。

駐車の際の心配事ってなんだろう?

駐車場と言ってもイロイロある。
駐車する場所や施設、周りの状況、街の中とか山の中とか本当に様々だろうと思う。
その場所に応じた駐車リスクがあると思う。

JB74ジムニーシエラのサイズは普通車としては非常に小さなクルマだ。駐車に苦労した記憶はない。やはり小さなサイズのクルマは使い勝手が非常に良い。
JB74ジムニーシエラのサイズは普通車としては非常に小さなクルマだ。駐車に苦労した記憶はない。やはり小さなサイズのクルマは使い勝手が非常に良い。

駐車中に当てられることが最大の心配事

管理人が駐車場で一番心配なのが駐車中に当てられること。
大切なクルマが傷つくのは耐えれない。
どこの駐車場でも可能性はあるが、特に街なかの混雑している施設でのパーキングでは気になる。

車上ねらいも心配

次に車上ねらいだろうか。
普段から駐車する際には、できる限りクルマの中に荷物を残さない、ということは基本中の基本だろうと思う。
荷物を残すとしても外から見えないところに積んでおくのも基本だ。

駐車場から出れなくなるということもある

用事を終えて帰ろうとした時に駐車場から出れないようになってしまうことも心配だ。
例えば、狭い駐車場の奥まった場所にクルマを停めた時に、他のクルマの状況により通路を塞がれてしまうというようなことだ。
駐車場から出る時に、できる限り簡単シンプルに出れるということも考えておいたほうが良い。

何かが降ってくるということもある

これもイロイロあると思う。
例えば、樹の下で葉っぱならまだ良いが樹液だとか鳥の糞だとか降ってくる場合もある。
駐車する前にクルマを止めるスペースに鳥の糞が大量にあるような場所は避けるようにする。
最近の異常気象で遭遇したことがあるのだが雹が降ってくるということもある。
室内の屋根付きパーキングなら安心。
クルマの雹害は査定価値が著しく下がるので要注意だ。

自分のクルマはどこだ?

広大な駐車場や階数やフロアがたくさんある駐車場では自分のクルマをどこに停めたのか分からなくなることもある。
情けないお話だが、管理人の場合は街なかのショッピングセンターではたびたび遭遇するのだった。
フロアやエリアの名前を覚えておくとかメモっておくことが必要だろう。

当てられるリスクを減らすための駐車方法

駐車中に他車に当てられるリスクを減らすためにはどうすればよいだろうか?

ZC6のBRZについてもそれほど大きな車ではない。現代ならおおよそ全幅が1800ミリまでのクルマならそれほど駐車に苦労することもないと思う。
ZC6のBRZについてもそれほど大きな車ではない。現代ならおおよそ全幅が1800ミリまでのクルマならそれほど駐車に苦労することもないと思う。

駐車の基本は離れて停める

管理人が考える駐車の基本はスペースがあるなら他車からできるだけ離れて停めるということだ。
当然だが自分のクルマと他のクルマが離れておれば当てられる可能性は減る、単純なことだ。
この弊害は、歩く距離が長くなることがあることだが天候や体調によって調整したい。

だが困った人達もいる、最近トナラーと呼ばれている。
わざわざ他のクルマから離れて駐車していて、他にもスペースがたくさん空いているのに、わざわざ管理人のクルマのすぐ隣に駐車する人がいる。
管理人的には全く理解できない、理由を聞いてみたいものだ。

幅の狭い駐車スペースは避ける

これはどうしようもないことかもしれないが、駐車スペースの幅が狭い場合もある。
できるだけ幅が広い駐車スペースに駐車するように努力はする。
もし幅が狭い駐車スペースってドアパンチの危険性がある。
特に2ドアクーペ型のようなドアのサイズが大きくて、大きく開口しないと乗車降車しにくいクルマの隣は避ける。
管理人の嫁さんのBRZなんてこの代表格だ。
ドアを大きく開口しないと降りるのも乗るのも難しい。
ショッピングセンターなんかで駐車スペースの間に柱があるような場所があるとそういった場所に入れるようにしている。
柱があるがためにドアの開口スペースが取れる、また柱を気にして他の人も注意するからだ、それに柱は自ら動かないし。

頭から突っ込んだクルマからは離れる

管理人は駐車スペースに頭から入れているクルマのすぐ横は避ける。
なぜかと言うと頭から駐車枠にクルマを入れると出す時に絶妙な操作を行わないと出れないからだ。
もちろん自分で駐車する際にはできる限りお尻から入れるようにしている。

駐車スペースが端っこなら白線の上

ずらりと並んだ駐車スペースの端っこで片側が通路なら白線の上にかかるように駐車する。
つまり反対側の隣の車とのスペースを確保するということだ。
昔、管理人が当てられたのは、間隔の狭い駐車スペースから出る車がステアリングを切りその内輪差で管理人のクルマの前のバンパーとフェンダーを擦られたことがある。

他のクルマの動線を邪魔する駐車スペースは避ける

例えば、駐車場の端って駐車スペースが90度で接していて本当の端っこには木が植えてあったりする。
お互いの駐車スペースが直行していて、全長の長い車だと互いに動線を邪魔するような場合だ。
直行していてもスペース的にゆとりがあると良いのだが、そうでもない場合は避けたほうが良いだろう。
こうした他のクルマが動くのに邪魔する可能性がある場所は避ける。
ただ状況は刻々と変化するので他車も出し入れが簡単ならリスクは減る。

自分のクルマのサイズとか特性をよく頭に入れる

こうした駐車の時の悩みというのは、当たり前だが自分のクルマのサイズや形状と大いに関係がある。
現在管理人宅にあるのは嫁さんのBRZと管理人のJB74ジムニーシエラの2台だ。
この2台なら駐車場でそれほど困ったことにはならない。

自分のクルマのサイズを頭に入れておく

例えば管理人宅にあるクルマのサイズは次のようになる。
スバルBRZ(ZC6)      :全長4,240mm×全幅1,775mm×全高1,320mm
スズキジムニーシエラ(JB74):全長3,550mm×全幅1,645mm×全高1,730mm
こうして並べてみると、数値の上でかなりサイズが異なるのがよく分かる。

一番気になるのはクルマの全幅

一番駐車に影響するのはクルマの全幅だろう、もちろん全幅は狭いほうが駐車しやすいしリスクも少ない。
隣の駐車スペースとの間隔も確保できる。
街中のショッピングセンター等に出かけるのは小さな車が使い勝手が良いとつくづく思う。
管理人がV230に乗っていた時は全幅が1,890ミリあったので難儀した。
当時は駐車スペースの幅も狭くて全幅が1,890ミリあるとドアが開けれないのでスライドドアから出入りしていたものだ。

全長はそれほど困らないが短いに越したことはない

管理人の場合、今までで一番全長が長いクルマは100系ハイエースだった。
このクルマはキャンパー特装でサイズは全長5,250mm×全幅1,695mm×全高2,300mmあった。
全長が長いのは駐車スペースから前が少しだけはみ出すという感じ。
幅は狭いしステアリングもよく切れたので日常の取り回しに困ったことはあまりなかった。
が、唯一注意すべきはその全高でショッピングセンター等の駐車場は概ね全高2,000mm前後ということが多い。

全高はあまり関係が無いが心理的な影響はある

全高の高いクルマはワンボックスかSUVだろうか。
全高が高くて塊感のあるクルマは全高が低い車の目線から見ると圧迫感があり膨張して見える。
実際のサイズよりも大きく感じてしまう。
一つだけ気をつけたいのは死角が多くあることを意識する。

最小回転半径は小さいほど良い

狭い駐車場では最小回転半径は小さいほど良い。
管理人は昔、極狭の駐車場で20回くらい切り返しをしたことがあるが、こんな経験は二度としたくない。
そもそも、そんな狭い駐車場に入れるのが間違いだと思っている。
逆にJB74ジムニーシエラでは狭い林道へ入り込んだ際のUターン等で10回くらいの切り返しは日常茶飯事ではある(苦笑)。

自分がヘロヘロな時もある

管理人が前車のS660でツーリングに出た時、疲れてきたので休憩しようとして山の中の駐車場にクルマを入れた。
いつもならS660のミッションを1速か後退に入れてサイドブレーキを引くことを癖にしている。
だがこの時はよほど疲れていたのだろう、なんと何もせずにクルマのドアをロックして歩き出した。
少し歩いた時にS660が前方へゆっくりと動き出しているのに気がついた。
あわててクルマに駆け寄りサイドブレーキを掛けて事なきを得たのだった。

そのまま放っておくとS660は柵を突き破って谷底へ落ちていたことだろう。
この場合クルマは全く悪くない、周囲に他のクルマも無かった、自分がヘロヘロに疲れていたのだった。
こんなこともある。
やはりどんなに疲れていてもクルマの運転は気を抜いてはダメだ。

もしもの時の対策にはドラレコが有効かも

もし駐車場で何かあったらどうしよう、と考えるとなにか対策をしたい。
管理人の場合はドラレコで駐車時の様子をある程度録画できる機種を取り付けている。
もし何かあったら画像として残る。

だがいつでも録画できているとは限らない、普段からの気の配りが物を言うと思う。
できるだけリスクを回避し安全で快適なクルマ生活をしたいものだ。
皆さんもご安全に。

今回はこのへんで
では