最近、管理人はJB74ジムニーシエラの室内や荷台について試行錯誤していたりする。
それは思いの外JB74ジムニーシエラの室内や荷台が狭いのだ。
分かっていたことだと言えばそれまでなのだが狭い…、だから工夫する余地があるということ。
そんなことを書いてみた。
狭いのは覚悟の上
JB74ジムニーシエラを購入する際にはもちろん各部を試乗車や展示車でチェックしまくった。
そこで納得の上に購入したわけだが、実際に使用してみていかにも狭い。
前席はまだ良いが荷室というか後席が狭いのだ。
管理人の場合は1人で移動することがほとんどで狭いのはそれほど深刻な問題ではない。
だけど2人以上で移動する際にはコレが結構深刻な問題になったりするのではないだろうか。
特に大荷物になるキャンプや各種イベントへの参加等々の場合は大変だろうと思う。
過去に管理人も自転車競技+キャンプ+犬連れで苦労した思い出がある。
この時は積載物をすべて収容できるようにクルマを乗り換えてきた。
最終的にはハイエース100系のキャンパー特装でキャンピングカー登録のクルマになってしまったものだ。
そこでJB74ジムニーシエラの荷室を少しでも活用できるように荷室のアレンジをあれこれ試している今日このごろなのだ。
リアシートを起こしたり倒してみたり
まずやってみたことはリアシートを建てた状態で使用してみた。
荷物のボリューム自体は問題ないのだが、荷物の状態つまり汚れ物かどうかによる。
リアシートを立てた状態では汚れ物を積むスペースが圧倒的に不足する。
ゴムのフロアマットを敷いている助手席足元か、リア最後部のボックスを利用するかということになる。
管理人の場合は汚れ物というと靴、トレッキングシューズや長靴ということになる。
トレッキングシューズの場合は助手席の足元でも問題ないし、すぐに手が届くので履き替えもスムーズにできる。
だが長靴となると走っている最中に倒れてみたりフラフラしているのがどうにも気になるところ。
最初は汚れた長靴を一番リアにあるボックスに収容しようと思っていたが、どうにも使い勝手が悪い。
というか入らない…。
最近はリアシートは倒している
先達のJB64やJB74乗りの皆さんと同じく、結局行き着く先はリアシートを倒した状態になるのだろうと思う。
リアシートを倒した状態で気になるのは荷物の固定だ。
クルマに掛かるGや振動で荷物が飛んできたり暴れるのは極力避けたい。
そこで管理人は一体型の荷台トレーを敷いた状態でカンガルーネット(トランクネット)はそのままの状態にしている。
脱いだジャケットやバッグ類はココに放り込める。
カンガルーネットから後ろは汚れ物のスペースにしたいと思った。
現在は手持ちの折り畳めるコンテナをカンガルーネット(トランクネット)とリアに設置したタイダウンで固定するようにしている。
これで前後左右は動かないのだが、上下は動いてしまうのが難点だ。
まぁ中に入れるのは長靴なので軽いこともあり今のところこれで十分だ。
問題は重量物だろうと思っている。
例えば、管理人がついこの前に購入したタイヤチェーンなんかはどう収納しようかと悩んでいる。
タイヤチェーンの重量は1ペアで約10kgある。
ひょっとすると4輪にタイヤチェーンを装着するために2ペア持っていくかもしれない。
となると2ペアで約20kgの重量となる。
ブレーキング時にタイヤチェーンを収納した20kgのボックスが後ろから飛んでくるなんてゴメンだ。
積載した荷物の固定方法はまだまだ悩まないといけない。
空いているスペースを有効利用する
JB74ジムニーシエラの室内空間はミニマムだ。
どこかへ出かける際にはできるだけ荷物を少なくするように努力はしているが、それでもフルに積み込むとスペースが不足することは避けられないと思う。
そこで空いているスペースを有効利用したいと思っている。
現在のところ次のような感じだろうか。
助手席フロア
運転用のシューズとは別にトレッキングシューズを置いている。
もちろんフロアマットはゴムのフロアマットで水洗いできるもの。
今回はフットレストをフルにカバーするクラッツィオ フロアマット 立体タイプを採用した。
ちなみに純正のゴムのフロアマットも手元にある。
助手席シート
ひとり乗車時ベルトで固定したカメラバッグを置き、カメラを収納しすぐに取り出せるようにしている。
助手席シート下
使用頻度の低いもので壊れ物や水濡れ注意なモノを収納、車載電動空気入れ等を積んでいる。
助手席シート後ろ
車載工具と十字レンチを格納。
運転席シート下
運転席シート下は運転中に転がり出るのを避けるために使用せず。
運転席シート後ろ
細長いストレージの中に壊れ物や水濡れ注意なものを収納、主にカメラ用品。
荷台前方
フックを使用してカンガルーネット(トランクネット)を張り比較的軽い身の回りのものを格納、バッグや脱いだジャケット等。
後席のシート下部にフックを増設している。
荷台後方
フックを利用してタイダウンベルトでコンテナを固定、主に汚れ物の長靴等。
リアドア開口部の下部ボディーにナットが埋め込んであるのでフックを増設している。
荷台の横、窓の下
ここには最初からM6のナットが埋め込んである(ジムニー系はこれがうれいしい)。
ここにアイボルトを設置するのだが一工夫した。
アイボルトは普通のモノではなくカラピナみたいなバネで戻るゲートがあるタイプを採用した。
これなら丸いものを簡単に引っ掛けることが可能、これは大成功。
ただフック付きのアイボルトが少々高価なのが玉に瑕だ。
ナビのリモコンはセンターコンソールに
ナビはサイバーナビを利用しているがリモコンが付属している。
このリモコンの固定方法をどうしようかとかなり頭を捻った答えがセンターコンソールの何に使うか分からない穴ポコにはめ込んでしまう方法だ。
リモコンの周りに手持ちの柔らかいスポンジシートを折り込んでリモコンをギュッと押し込んでいるだけだが全く外れないし操作も容易にできる、これは大成功。
動くものには収納しない
管理人はドアには重要なもの、無くしてはいけないものは収納しないことにしている。
具体的にはドアのポケットで、現在収納しているのは窓を拭く際に使用するウェスを収納するくらい。
なぜかと言うと、林道とかでドアを開ける機会は結構ある。
例えば、路面状況を確認するためだったり、写真を撮る際にドアを開けてクルマから降りる機会が多い。
こうした時に大事なものがドアのポケットからこぼれて落ちてしまうことを避けるためだ。
過去に何度も何かを落っことしたことがある…。
それにドアの内側のドアハンドルは非常に重要だ。
強風時にドアを閉めるために渾身の力でドアハンドルを引っ張ることもある(荒天時には良くあること)。
また暴漢に襲われた時にも閉めたり、開けられないようにする必要もある(過去に2回ほどある、薬か何かでラリってた怖かった…)。
林道ではクマやイノシシから身を守るために急いでドアを閉める必要があるかもしれない(これは幸いにも経験ない)。
ということに備えて内側のドアハンドルはしっかりと掴める構造が良いと思っている。
スマホはリジットに固定
管理人は以前からスマートフォンの固定はRAM MOUNTSを使用している。
このRAM MOUNTSの美点はガッチリと固定できるところ。
管理人の好きなリジットな感じだ。
JB74ジムニーシエラにはお誂え向けに助手席のサポートグリップのあたりに本物のM6のナットが埋め込んである。
ここにRAM MOUNTSマウント用のボールをM6ボルトで取り付け金属製のアームで固定するとリジットなスマートフォンホルダーの完成となる。
今回は片手で操作できるスマートフォンのホルダーに変更したがガッチリと固定されていて心強い。
足りないものはなんだ
JB74ジムニーシエラにはこれまで紹介してきたようにイロイロ装備した。
が、まだまだ足りないモノがあると思っている。
例えば先日入手したタイヤチェーンの積載方法も考えないといけない。
牽引ロープ類もどこに積むのかを決める必要がある。
現在、管理人は夜間はあまり走らないようにしているが、夜間走るようならライト類も装備したい。
特に自分の頭に付けるヘッドライトは有用だと思う(夜間にタイヤチェーンを装着するような時)。
クルマ自体を速くするとかといった事ではないが、荷物をどう積むのかといったこともアレコレ考えるのは楽しい。
今回はこのへんで
では