管理人は先週末の土曜日より月曜日まで名古屋近郊にいた。
おりしも数年に一度の大寒波がやってきて雪は降るし寒いのなんのという状態だった。
雪の中をJB74ジムニーシエラで走ってきてスタッドレスは必要だなぁと感じた。
そんなことを書いてみた。
数年に1度レベルの大寒波襲来!
管理人は名古屋近郊に所要があり、先週の土曜日(20211225)に出発して月曜日(20211227)に関西に戻ってくる予定だった。
ニュースを見ているとちょうど日曜日から月曜日にかけて数年に1度のレベルの大寒波がやってきてかなりの降雪があると出ていた。
ニュースを見ていると関ヶ原は40~50センチ、ひょっとしたら名古屋周辺も20センチの積雪があるかもという予報だった。
名古屋行きは以前から予定を立てていたので外すことはできなかった。
そこで高速道路の楽な嫁さんのBRZ(ZC6)ではなく、雪に少しでも強いだろうとJB74ジムニーシエラで行くことにしたのだった。
JB74ジムニーシエラの現在の装備としてはタイヤはオープンカントリーの185/85R16を履いている。
それに、ついこの前調達したトラック用のタイヤチェーンを積んで出かけた。
いざとなればチェーンを巻くことで事態を乗り切ろうと考えたのだった。
数年に1度レベルの大寒波襲来の雪で名古屋では大混乱だった
土日は普段と全く変わらなかった。
土曜日は全く普通、日曜日はかなり寒くて冷え込んでいるなぁという印象だった。
月曜日は朝早くに出て名古屋から伊勢へお参りに行こうと考えていた。
事態が急変したのは月曜日になってからだ、朝起きると一面真っ白で雪景色。
名古屋や近郊で多いところでは10センチくらいの積雪がありそうだ(最近の天気予報はかなり正確だ)。
さっそく道路情報を集めてみると、名神高速は関ケ原あたりが通行止め。
名古屋高速(大阪の阪神高速にあたる道路)は部分的に通行止め。
肝心の伊勢自動車道は通行止め、新名神も部分的に通行止め、東名阪も滑り止め規制…と情報が錯綜していてよく分からない。
北から名古屋市街に入ったのだが名古屋高速が通行止めなので街中の道は超混雑している。
名古屋高速に乗ろうとするが通行止めで乗ることができず、一般道を走りICをやり過ごすことが何回か続く。
そうこうしているうちにやっと高速に乗れたのだが亀山あたりですでに11時頃、出発してから4時間近く経過している。
そこで休憩がてらどうするか検討してみた。
伊勢へ行くという目的は当然のことながら断念、伊勢自動車道がどうもダメみたいだ。
となると、さっさと関西へ帰るしかないが、ルートをどうするかを考えてみた。
1つ目の選択肢は滑り止め規制を承知の上で名阪国道、2つ目は新名神に乗るべくオープンしているICまで下道を走るか、色々思案したのだった。
これ以外の選択肢は思いつかなかった(紀伊半島を一般道で横切るのはリスクが高いと思った)。
改めて道路状況を確認してみると、新名神は名古屋方面から亀山までが通行止めだったらしく、亀山より西は走れるようだ。
ちょっと行き過ぎていたので引き返して新名神に乗った。
新名神は停滞することはなく、クルマは多いが規制もなく比較的スムーズに流れていた(速度規制は出ていた)。
ということで大雪で大混乱している名古屋圏より新名神経由でなんとか帰ってこれた。
しかしいつもなら3時間かからないくらいの行程を7時間かかって帰ってきたのだった。
あ~しんど。
冬場のタイヤの話
JB74ジムニーシエラのような4WDに乗っているとたいがいのところには行けてしまう。
管理人が若い頃に乗っていたビッグホーンやランクルプラドの時はスタッドレスタイヤ自体は装着しなかった。
それでもタイヤチェーンでなんとかなっていた。
積雪路は4WD用タイヤで問題無かった。
怖いのは凍結路で4WDであっても滑り出すと止まらないので怖い。
それでもタイヤチェーンを巻いてなんとかしのいでいた、というか十分走れた。
今回も走るだけなら、きっとオープンカントリーR/T(M+Sタイヤ)+タイヤチェーンでなんとかなるとは思った。
だけど、近年話題になっている冬用タイヤ規制が発令されるとスノーフレークマークが付いていないと冬用タイヤと見なされない。
ということで、現在履いているオープンカントリーR/T(M+Sタイヤ)を確認すると、残念ながらスノーフレークマークは付いていない。
ということは冬用タイヤ規制が発令されるとその道路は走れなくなるということだ。
今回は大丈夫だったが、これはきっと困ることになる…。
時代に合わせることも必要だ
災害級の大雪では何が起きるか予想不可能だ。
特に寒いのに弱い管理人にとってはすごく重要かもしれない。
冬でもどこにでも行けるクルマを手に入れたはずだったのに、タイヤのことでルートが制限されるとかは避けたい。
もちろん雪に対しての走破性は高いに越したことはない。
と、名古屋から帰ってきてから考え込んでしまった。
もうこれはスタッドレスタイヤをポチるしかない、との結論に達したのだった。
185/85R16のスタッドレスはトラック用?
管理人のJB74ジムニーシエラは現在オープンカントリーの185/85R16を履いている。
おおむね185/85R16サイズのタイヤってLT規格となっていてライトトラック仕様である。
このサイズ、自分としてはかなり気に入っていて、ナローで少しだけ大径タイヤがお気に入りだ。
そこで、185/85R16サイズのスタッドレスタイヤをイロイロと探してみた。
実はこのサイズ、あまり選択肢が無い。
本当のトラック用も検討してみたが意外と高価だったりする(チャネルや取り扱い数の問題?)。
検討の結果、在庫があってすぐに手に入りそうなヨコハマ アイスガード SUV G075に決定した。
トーヨーのOBSERVE W/T-Rも良いなぁと思ったが、世間には全く在庫が無く高価なのであきらめた。
タイヤホイールセット価格の不思議
ここまで考えて、さてホイールはどうしようと考え込んでしまった。
現在ガレージで眠っているのはJB74ジムニーシエラ純正のホイールだけ、つまり15インチのホイールだ。
ホイールはどうしよう、タイヤが185/85R16だからやっぱり5.5Jインセット±0だ。
昔から不思議に思っているのはタイヤだけ購入するのと、タイヤとホイールのセットの価格を比較するとセットのほうがかなり安い。
単純に合計になるのではなく、かなり安い、タイヤだけ購入に肉薄する価格なのだ。
タイヤメーカーとホイールメーカーはもちろん異なるし、セット販売しているのは販売店だ。
なぜ、タイヤとホイールをセットして販売したら、これだけの値引きができるのだろうか、と不思議だと思うのだった。
まぁそんな販売の裏側はさておき、ホイールは以前から気になっている鉄チンみたいなホイールにすることにした。
というわけでスタッドレスとアルミホイールのセットをポチった。
正確に言えばポチったわけではなく電話で購入
大手のタイヤホイールの販売サイトでイロイロ試してみた。
すると、どうしても185/85R16のスタッドレスタイヤと希望のホイールでサイズが組み合わせできない。
そこで電話して問い合わせしてみた。
電話してみると、ちょっと訛りのある担当者だったが、このまま電話で注文もできますよ、と来た。
価格は十分に安かったが、送料が別途かかるとのことで、これはしょうがないと思った(送料が結構高かった)。
そういうわけで、電話でそのまま注文した。
電話で商品を買うなんて何年ぶりだろうか、ひょっとしたら30年ぶりくらいかもしれない。
注文した商品は次の通り。
・ヨコハマ アイスガード SUV G075 185/85R16
・レアマイスター プレミックス プディン 16X5.5J 5/139 インセット0 アイボリーホワイト
の4本セットだ。
決済は電話にショートメールを送るので、そのURLでカード決済してくださいとの事だった。
30年前は電話でカード番号を先方へ口頭で伝えないといけなかったので、どうなることかとドキドキしてたが杞憂だった。
ところで、ホイールの色をホワイトにしたのには理由がある。
雪のある地方を走ると融雪剤でドロドロになる、特に黒いホイールはカビが生えたように黒いホイールが白く汚れる。
きっとスタッドレスタイヤを履くと雪のあるところに行きたくなるだろう。
そうすると黒いホイールでは白くカピカピになってしまう、これを避けるためにホワイトにした。
在庫あり・早い・安い
今回は思い立ったら吉日ということで、寒波襲来の名古屋から帰ってからすぐに電話でポチった(へんな表現だ)。
関心したのは、さすがにタイヤホイール販売の大手だ、スタッドレスタイヤもホイールも在庫があると言うではないか。
この寒波襲来で、きっとすごく冬用タイヤが売れている時期に在庫があるなんて凄いと単純に思った。
逆にちょっとイケてないのは、電話でポチった!のでこちらに注文の控えがないということだ。
控えがあるのはカード決済の画面のハードコピーだけだ。
念のため決済を済ましてから再度電話して注文内容を確かめてしまった(間違ってなかった良かった)。
年明けすぐの営業日に作業を行い出荷するということで1/10前後には到着する見込みだ。
店舗でタイヤとホイールの両方の在庫があればすぐに持って帰ることができるが、それ以外では年末年始を挟んで最速で手に入れることができそうだ。
今年も年末ギリギリまで物欲いっぱいで走っている…。
今回はこのへんで
では