今は2021年12月31日、大晦日である。
皆さんは大晦日をどのようにして過ごしておられるだろうか、クルマの大掃除してたりだろうか。
管理人は雪がチラついて寒いのでPCの前に座って1年を総括してみようと思う(軟弱だ…)。
そんなことを書いてみた。
2021年の一番のトピックス
世間の人にとって、なんと言ってもコロナ禍が一番の大きなトピックだったと思う。
管理人の場合、今年はほぼ在宅だったが、仕事に行くにしろ、どこかへ出かけるにしてもコロナを意識しなかったことは無いと言っても過言ではない。
元々、人混みが好きではない管理人だから、山奥にクルマで出掛けるのは続けていた。
だけど、自分が住んでいる兵庫県からは極力出ないようにしていたのも事実。
大いに行動範囲が制限され、出掛ける機会が減り、出掛ける先についても意識せざるおえなかった。
そして個人的に今年最大のトピックは管理人自身のクルマをJW5(S660)からJB74ジムニーシエラに乗り換えたことだ。
今までの管理人の傾向から考えると180度の真逆な選択になった。
今現在、管理人がPCの前に向かっているように、一人で考えている時間が大変多くなった。
それは、仕事の環境の変化だったり、歳のせいだったり、コロナの影響だったり、様々な要因があるが良い機会にはなったと思っている。
そこで考えたのが、もっと身の回りの質を上げたい(表現は適切ではないかもしれないが)、ということだった。
金はないが、できるだけ、できる範囲で、行動も、行く先も、様々なものを味わうことも、自分が行うことすべての質を上げたいと思った。
急がば回れのような感じ
そこには、いつでも、どこへでも、自分の思うところに行くということも含まれている。
それに、あわてんぼうの管理人は、時間軸に縛られることが多かった。
時間を気にしすぎて、行う行動が雑になることが多々ある。
例えば、いつまでにココへ行くと決めたら、一人でツーリングに出ても落ち着きがない。
途中で美味そうな食べ物や、美しい景色を見つけても、時間を気にするあまり途中でクルマを停めることがうまくできなかったのだ。
なにか強迫観念のように時間軸に縛られていたように思う。
それをスッパリと止めた。
そのひとつが、移動の際のスピードつまり時間を気にしすぎることだ。
移動速度を遅くして、それにつれて時間も余分に見込んで、自分の中に余裕を作っていっている。
これにはJB74ジムニーシエラはうってつけだった。
速く走ろうと思っても走れない、その代わり得るものが大きい。
景色がよく見える、まわりがよく見える、周囲の音もよく聞こえるしクルマの振動や騒音が手にとるように分かる。
クルマをツーリング途中で停める、ということにも慣れてきた(精神的に)。
気になるものがあれば、すぐにクルマを停めることが徐々にできるようになってきた。
そんなん当たり前やん、と感じる人も多いと思うが管理人にとってはやっとできるようになってきたのだった。
単純にできなかったことが、できるようになるのはうれしい。
クルマの中で過ごす時間を少しでも快適にしたい
こういった背景があるので、今まで以上に過ごす時間が多くなるクルマの中は快適にしたいと思った。
だけど余分なものは不要だ、それにクルマである以上機能をスポイルしてまで快適にしようとは思わない。
JB74ジムニーシエラでは車内に装着する様々なパーツも吟味した。
装着すれば、ある視点で見れば便利になるということは分かるが、ある機能をスポイルしてしまうということがある。
そうした場合にはスポイルされる機能が自分にとって必要なのかどうかを吟味してみた。
例1
エアコン吹出口に取り付けるドリンクホルダーだが、管理人はドリンクホルダーは全く取り付けていない。
その理由は次のような感じだろうか。
・エアコン吹出口に取り付けると視界が制限される
・エアコン吹出口の機能をスポイルする
・ドライビング中の視界の中に動く要素は極力排除
・クルマが動いている時にはドリンク飲まない(停止してから飲む)
実際には、ペットボトルを純正位置(サイドブレーキの後ろ)に2本入れて使っていて不便は無い。
例2
機能部品としてはスロットルコントローラー(スロコン)に関しても管理人は取り付けていない。
JB74ジムニーシエラ(ATモデル)のアクセルレスポンスが特段遅いとは感じていない。
それよりも、JB74ジムニーシエラでは微速でのアクセルストロークが大きくとれていて、細かいコントロールがしやすい。
こうした美点を消してしまわないようにしたいと思っている。
こうしたことが他の人とは少々違った視点であることは重々承知している。
簡単に言えば、純正の装備を生かして最小限の変更で快適にするという感じだろうか。
そうすれば、自分にとって快適で、重くならず、機能もスポイルしないということに近づくと思っている。
そうは言ってもかなりたくさんのパーツ付けてる
と、ココまでは管理人の考えるクルマを快適にするという考え方を書いた。
実際には、装着したパーツをひとつひとつ上げていくと、思ったよりもたくさん投入している。
今までまとめたことが無かったので、良い機会なので下にまとめてみた。
足回り
舗装路中心でツーリングを快適にするという目標。
【タイヤホイール】
・TERRA HOTコイルスプリングキット(20mm UPコイルとビルシュタイン46)
少しだけ車高を上げた、かなり固く締まった乗り心地で個人的には満足
・トーヨー オープンカントリーRT 185/85R16 5本
細くて大径タイヤを履きたかった
・ブラッドレー V エボリューション 16X5.5J±0 マットブラック 5本
できるだけ軽く掃除が楽な形状、黒くて軽いのが欲しかった
・ヨコハマ アイスガード SUV G075 185/85R16
2021年最後の散財で年明け到着予定、夏タイヤと同サイズのスタッドレスタイヤ
・レアマイスター プレミックス プディン 16X5.5J±0 アイボリーホワイト
2021年最後の散財で年明け到着予定、夏ホイールと同サイズ、クラッシックな形状で白いホイール履いてみたかった、なんとJWL-T規格
・ホイールナット&ロック
ごく普通の鉄製の黒い袋ナット、それにロックナット5個組
・185/85R16用のタイヤチェーン SCC KA56182
信頼性の高いと思っている金属チェーン、カムロック方式
【エア調整】
エアゲージは手持ちのモノ、出先での空気圧の調整とパンク修理ができるようにした。
・エアゲージ IRS RACING Air Gauge
・車載空気入れ、メルテック ML-270
・パンク修理キット メルテック ML-331
【足回りその他】
・自作オートレベライザー延長ステー
車高を上げると光軸が低くなるので補正用に延長するステーを作って装着した
外装
JB74ジムニーシエラの外装に大きな不満はありませぬ。
【視界】
右リアホイールと雨の日の視界を改善した。
・EXEA Jimny専用 運転席側サポートミラー EE-221
JB64ジムニーやJB74ジムニーシエラでは定番の右リアタイヤ路面を見るためのミラー
・PIAA ワイパー ブレード 400mm 超強力シリコート WSU40
信頼のPIAAのワイパーブレード&ゴム
リアワイパーはノーマル、前のワイパーゴムを交換したら古いゴムをカットしてリアに装着することにしている
【外装ケミカル類】
管理人が使用するケミカル類は多くはない。
・スーパーレインX
ガラスやライト等の撥水、PIAAワイパーゴムとの相性は抜群
・3M スコッチ 表面保護用テープ
目立たないようにドアハンドル部ボディー側傷つき防止、付けている感が無いのが良いところ
・シュアラスター インパクトジュニア ベーシックグレード
ボディー表面のツルツルをキープ、固形ワックスへ回帰しちゃった
・信越化学工業KF-96(シリコーンオイル)
黒い樹脂部分の保護艶出し、樹脂パーツの白化には効果的
・タイヤワックス シュアラスター S-67
JB74ジムニーシエラにはあまり使用していない
電装
良い音楽を聞き心穏やかに、違反しない、道に迷わない、というコンセプト。
【ホーン】
ホーンはこだわりがないが懐かしいアルファーにした
・MITSUBA アルファーIIコンパクト HOS-04G
・ホンダ車専用ホーンハーネスセット SZ-1161
・専用ステー SZ-1140
【レーダー探知機】
今までコムテックだったが久しぶりにユピテルに戻した、標高の表示があるものを選択。
・ユピテル A350α
・OBDIIアダプター OBD12-MIII
【ナビ・ドラレコ】
ナビは音質重視で初めてサイバーナビにしてみた、音は良いが地図がしょぼい…。
最大のポイントはドラレコ前後録画をリアバックカメラと兼用で実現というところ、スッキリ取り付けられた。
・ナビ パイオニア AVIC-CZ911
サイバーナビを奢ってしまった…
・バックカメラ パイオニア ND-BC8II
ナビに接続するバックカメラ
・ドラレコ パイオニア VREC-DH700
前後同時録画、後ろはバックカメラを利用するので取付スッキリ
・映像分配器 パイオニア RD-VRD10
ナビとドラレコの両方にバックカメラを接続するための分配器
【スピーカー】
サイバーナビに組み合わせるスピーカーは嫁さんのBRZで聞き慣れているソニックデザインとした。
エンクロージャー形状なのでデッドニング等は不要なところが良い。
・ソニックデザイン TBE-1877Bi
車内
車内で快適に過ごすための重要なパーツたち。
【シート】
管理人の場合、シートはやっぱりレカロ、今回はリクライニングで座面フラットにした。
本当は、よりクラシックな形状のエルゴメドDを入れたかったがフィッティングの関係で断念しSR-7Fにした。
・SR-7F GK100 ブラック×シルバー2脚
【スマホホルダー】
スマホをガッチリ付けたかったので以前から使用しているRAM MOUNTSでアームを変更して取付した。
このラバーグリップホルダーは片手でワンタッチで外せるので便利(ホルダーには種類がある)。
・RAM MOUNTS(ラムマウント) マウント部 ラバーグリップホルダー RAM-HOL-UN5U
・RAM MOUNTS(ラムマウント) マウント部 菱形ジョイント RAM-B-238U
・RAM MOUNTS(ラムマウント) アーム部 ショートアーム RAM-B-201U-A
・RAM MOUNTS(ラムマウント) ベース部 M8ボルトベース RAM-B-367U
【フロアマット】
最初は純正のゴムのフロアマットだったが深さが足りず変更。
泥を気にせず乗り込めるようにより深い形状のモノにした。
フットレストまでカバー、純正固定ピンが使用できるので非常に満足度高い。
・クラッツィオ フロアマット 立体タイプ NEWラバータイプ ブラック ES-6015
【センターコンソールまわり】
・シガーライターとナビUSBソケット入換
ナビにiPhoneを有線接続するのでナビUSBソケットは左側、シガーライターは右側に入換
・ナビランプ CoPilot
手元灯として手持ちのCoPilotをシガーライターソケットに装着
・自作フロアコンソールガード
シガーライター下の物入れのエッジ部にガード用のフエルトを貼った、CoPilot用
【荷台周りフック】
荷台周りは日々改善中だがフックにひと工夫した。
・トラスコ ステンレス ボルトフック TBF-6S
俗に言うアイボルトだがアイ部分の一部に切り欠き&ロックが付きカラピナのようになっていて非常に便利「通す」と「引っ掛ける」が両方できる、荷室のリアウィンドウ下に使用
・トラスコ グランドフック ステンレス製 A型 4mm 2個入 TGF-A4
D環をネジ止めするタイプ、リアシート下部、リアゲート開口部に使用
・カーメイト カーゴネット inno トランクネット L IN529
荷台にカーゴネットを袋状に設置、中にジャケット類を放り込めてラリー車ぽくって大好き
【荷台周りマット・ガード】
・Mixsuper JB64W JB74W ラゲッジマット ブラック
リアシートを畳んだ際のゴムのフロアマット
・自作荷台マット
リアシートを起こした際の保護用に薄いマットをカットして自作
・TrutDotペット用ドライブシート
リアシートを起こした際のシート保護用のシートカバー
・自作リア熱線配線のガード
編み込みスリーブを剥き出しの配線に装着、タイラップで固定
うおっ~、我ながら意外とたくさん購入して装着している…。
こうして書き出してみると散財具合がよく分かる。
試行錯誤は続く
きっと、来年も、あ~でもない、こ~でもないと、なんだかんだ言いつつJB74ジムニーシエラを弄りまくるんだろうなぁと思う。
今のところメカ部分、エンジンやミッション等々についてはそれほど不満はないので大きく弄るつもりは無い。
唯一、気になっているのはリアのアルフィンドラムだ、バネ下の軽量化には大いに効果があると思う。
今までの自分が行うことすべての質を上げたい、ということを実現するためにクルマを快適にするという方向性となるだろう。
そして快適になったクルマに乗って今まで見なかったことを見てみたいと思う。
1年当ブログにお付き合いくださりありがとうございました。
皆様に良い年が来るように祈っております。
来年もよろしくお願いいたします。
今回はこのへんで
では