先週JB74ジムニーシエラに装備したスタッドレスタイヤを200kmほど皮むきした。
ところがここのところの寒さで嫁さんが毎日通勤にJB74ジムニーシエラに乗っていく。
そんな合間を縫ってちょっと雪のあるところに行ってきた。
そんなことを書いてみた。
スタッドレスタイヤはかなり好印象
今まで管理人は冬場は雪のないところ凍結してないところにしか行かなかった。
ノーマルS660ではどうにもならなかったからだ。
昨年2021年に管理人はJB74ジムニーシエラを手に入れたわけだがスタッドレスタイヤは不要と思っていた。
しかし年末の大雪で名古屋で難儀してから急遽スタッドレスタイヤを調達した。
さっそくJB74ジムニーシエラにスタッドレスタイヤを履かせてみた。
意外と燃費も良いし普通に走れるのが好印象だ。
というところまでが先週までのお話だった。
ただ、これはクルマがJB74ジムニーシエラだからだと思っている。
元がプロユースの4WDで乗り心地悪いし、遮音も悪い、コーナリングもそれなりだ。
だから当たりの柔らかいスタッドレスタイヤを履いても特に不都合を感じないのだろうと思っている。
まぁこれはこれで良い。
嫁さんがJB74ジムニーシエラに乗っていく
関西でもここのところ寒波の影響で雪が降ったり路面が凍結したりすることが多くなった。
そこで山間部へ通勤している嫁さんが毎日スタッドレスタイヤを履いたJB74ジムニーシエラを連れ出している。
嫁さんはいつもはBRZ(ZC6)なのだが、これだけ寒くて路面状況が悪いとJB74ジムニーシエラのほうが安心だ。
JB74ジムニーシエラに乗ると嫁さんは酔うと言っていたお話は寒波でぶっ飛んだみたいだ。
管理人としては冬場の安心としてJB74ジムニーシエラにスタッドレスタイヤを履かせたわけだから、これはこれで良い。
JB74ジムニーシエラは家内安全に貢献しているのだった。
冬場の行動範囲が驚異的に広がる
以前から何度も書いているがJB74ジムニーシエラに乗り出してから行く先をあまり気にしなくなった。
それなりの準備や装備は必要だが、今回はスタッドレスタイヤを装備したことだし冬場でも出かけようという気になる。
これは以前から比較すると大きな自分自身の変化だと思う。
雪国に住んでいる人からすれば、何を言っとるねん、と突っ込みが来そうだが普段雪のない地域に住んでいると雪はやはり怖い存在なのだ。
2WDのクルマにスタッドレスタイヤでもそれなりに走れると思うのだが、管理人の行きたいところはもっと奥地だったり、雪深いところだったりする。
この週末も今まで冬には行ったことのない場所に出掛けてきた。
もちろん過信は禁物で、単独行のためスタックした際のセルフレスキューできる装備が無いため無理はできない。
自分の腕と装備、そしてクルマと相談しながら行けると思うところまで行った。
これだけでも冬場の行動範囲が驚異的に広がったのは素晴らしい。
自制心が必要なのは言うまでもない
管理人はかつて4WDに乗っていた時期がある(30年も前だ)。
クルマはビッグホーン・プラドだったが、林道にひとり出掛けるのが好きだった。
その頃も単独行動だったので、これ以上行っても帰ってこれないというギリギリのところを楽しんでいた。
この、これ以上、というのが結構難しく非常に緊張感を伴う。
きっとこの時に感じる緊張感を楽しんでいたのだろうと今になって思う。
また昔の楽しみに戻ったような感じだ。
ただ昔とは年も食ったし体力もなにもかも異なるのでほどほどにしている。
直結4WDは昔とそれほど変わってない
クルマは30年前とそれほど変わっていない。
パートタイムの直結4WDだから駆動系は変わらない。
大きく異なるのは電子デバイスだろう。
特にヒルディセントコントロールは非常に有効だと思う。
雪がバリバリに凍った路面の下りは難しいがこのおかげで安全に下れるのは大きい。
トラクションコントロールもかなり有効だ。
特に雪の場合は路面を掘り下げなくても良いのでドツボにハマるのを防いでくれる。
それにタイヤの進歩も大きい。
今どきのスタッドレスタイヤは思いのほか素晴らしい性能だ。
フルタイムと異なり直結4WDの安心感も大きい。
クロカンのような路面以外は、よほどのことがない限りトラクションが逃げない。
ただ、今回気付いたのは先行する轍にうまくはまらないこと。
こうした条件の悪い場所の先行車っておおむね4WDの軽トラだと思う。
それもデフロックの付いたやつだ。
JB74ジムニーシエラのトレッドがこれに合わないで溢れてしまう。
こうした条件の時はちょっとだけ難しい。
次に揃える必要のあるものはなんだ
管理人の場合、単独行なので決して無理はしない、これは大前提だ。
今回は何も起こらなかったが、もしかしたら雪の吹き溜まりに突っ込んで抜けなくなるとかイロイロありそうだ。
セルフレスキューできるように最低限の装備は必要だと思っている。
スタック時のスタックラダーとか牽引ロープ、セルフなんでハンドウィンチとかが欲しい。
今までのクルマならパワーアップやレスポンスアップのためのパーツだとか、コーナリングを良くするパーツだとかが欲しかった。
だが我ながら方向性が全く異なるのが面白い、ロープやハンドウィンチが欲しいなんて…。
最後に、今回最も役に立ったのは、なんと長靴だった。
雪深い場所では長靴が必需品であることを痛感したのだった。
今回はこのへんで
では