ドアハンドルプロテクターよりも目立たなくて良し表面保護テープ

管理人はクルマの表面の塗装面を保護するプロテクターのようなものは今まで使ってこなかった。
いつもボディにはそれほど気は使わないがそれほど重大なキズが入ったことは無いと思う…。
最近、初めて塗装面を保護するモノを導入してみたのだった。
そんなことを書いてみた。

ラリーやってる時はそれどころやなかった

管理人が若い頃はクルマをきれいにして磨くということ自体は今と変わらなくやっていた。
若い頃はボロいクルマだったが、洗車して半練りワックス!を塗り、ガラスにはレインXを塗り込んで、それなりに大事にしていた。

だけどラリーに参加するため競技車に乗り始めると、ボディーのキズを考える暇はなくなってしまった。
というのはラリーの練習や本番ではダートを走る。
知らない人が見たり体験すると、ダートを走るというのはきっと想像を絶するものがあると思う。

具体的に言うとボディーはいつも泥だらけ、下回りも泥だらけ、エンジンルームも泥だらけ、室内も泥だらけでいつもジャリジャリ。
ひどい時はかなりのスピードでドロドロの水たまりに突っ込むとシフトレバーの付け根から室内に泥水が吹き出したりする。
もちろん室内はカーペットレスで鉄板むき出し、これは軽量化というよりも掃除するためだ。
こんな状態で塗装面を保護するなんてナンセンスだった。
感心したのはこうした状態であっても泥や水が原因でエンジンが止まるということは無かった。
日本のクルマって本当に素晴らしい。

だけど飛び石でボディーの塗面が剥がれてしまうことや凹まないようにアルミ製のガードを付けることはしていた。
EP71(かっとびスターレット)の時に導入したサドシルプロテクターは優れものだった。
アイバのアルミ製で今で言うボディサイドスポイラーのような形状、横に少し出っぱっていてFFの駆動輪がかきあげた石くれや小石からサイドシルを守るものだ。
一見サイドスポイラーのように見えた。
こいつのおかげでサイドシルが潰れるのを免れた。

こんな状態だったからボディー表面の小キズは対して気にならなかった。

ボディで気をつけないといけない場所は限られる

こんな感じだったからボディー表面の細かい傷についてはあまり意識したことは無かった。
だけど、これは乗る人によるのかもしれない。

例えば、うちにある嫁さんのZC6_BRZのドアハンドル部分は見るも無惨にキズだらけだ(そのうちコンパウンドで磨いて保護テープを貼ろうと思っている)。
ドアハンドルの形状とか乗る人のクセによるところが大きいようだ。
管理人が乗るクルマではこうしたことが気になったことはあまりない。

こうしたキズで一番目立つのはやはりドアハンドルの下の部分だろうか。
キズが入った上にそこにうっすらとホコリが入り込みなんだか汚い。

それに荷物の積み下ろしの際にトランクやリアハッチの下あたりもキズが入ってしまう部分だろう。
管理人は普段からこうした部分にこすらないように気を使っていはいるが、どうしてもキズが入るのを避けることはできない。

クルマの使い方次第という面もある

考えてみるに、こうしたボディーの細かいキズは洗車することで助長することもある。
汚れたからってしょっちゅう洗うと余計にキズ口を大きくすることもある。

その証拠にラリー現役の頃はあまり洗車をしなかった。
雨が降ると新御堂筋(バイパスのような高架道路)に出かけていき水たまりを走ることで下回りの泥を落としていたほどだ。
洗車する際にはビックリするくらいボディーに水を掛けて泥を柔らかくしてから洗い流すことをしていた。
だからかどうか確信はないが競技車でも細かい傷は比較的少ない方だったと思う。

こうしたこともあり今でも汚れたら即洗車するという感じではない。
あまりのきちゃなさにどうにもこうにも自分で我慢ができなくなったら洗車するという感じだろうか。
さらに水をたっぷりと使える状態ではない時は洗車しない。
だから管理人のクルマは洗車後のきれいな状態で走っているということは少ない。
きっと世の中のクルマ好きから見るととんでもないヤツと思われると思う。

おおげさなプロテクターはNGやな

管理人の洗車事情はこんな感じだが、前述のZC6_BRZのドアハンドル部分のキズを見て、JB74ジムニーシエラにも何かしら対策をしないといけないと思った。
そこでドアハンドルプロテクターなるモノを物色してみた。

市販のものはおおむねプラスチック製で色がついている。
例えば、ドアハンドルの下、凹んでいる部分全面に貼り付けるモノだ、しかも色は黒とかカーボン柄だ。
これじゃせっかくスッキリしたボディーサイドが台無しと思った。
まぁこれは好みの問題なので人それぞれだと思う。

管理人の場合はこうしたパーツが目立つのが嫌だ。
できるだけ目立たなくって機能を果たし、加えて重くならないようにしたい。
探してみると「表面保護用テープ」というのが見つかったのでさっそく入手してみた。

JB74ジムニーシエラの左ドアハンドルに貼った表面保護用テープ。ボディーがきちゃないと目立つがきれいだとそれほど目立たない。
JB74ジムニーシエラの左ドアハンドルに貼った表面保護用テープ。ボディーがきちゃないと目立つがきれいだとそれほど目立たない。
同じくJB74ジムニーシエラの左ドアハンドルに貼った表面保護用テープのアップ。欠点は薄いのでカットがうまくできないこと、それにしても下手くそだ…。
同じくJB74ジムニーシエラの左ドアハンドルに貼った表面保護用テープのアップ。欠点は薄いのでカットがうまくできないこと、それにしても下手くそだ…。
同じくJB74ジムニーシエラのリアドアハンドルに貼った表面保護用テープのアップ。こちらはまっすぐカットしてそのまま貼ってある。
同じくJB74ジムニーシエラのリアドアハンドルに貼った表面保護用テープのアップ。こちらはまっすぐカットしてそのまま貼ってある。
同じくJB74ジムニーシエラの右ドアハンドルに貼った表面保護用テープ。遠目には目立たない。
同じくJB74ジムニーシエラの右ドアハンドルに貼った表面保護用テープ。遠目には目立たない。
同じくJB74ジムニーシエラの右ドアハンドルに貼った表面保護用テープのアップ。端っこに汚れが入り込んできちゃない、そろそろ洗車して貼り替えないといけない。
同じくJB74ジムニーシエラの右ドアハンドルに貼った表面保護用テープのアップ。端っこに汚れが入り込んできちゃない、そろそろ洗車して貼り替えないといけない。
同じくJB74ジムニーシエラの右ドアハンドルに貼った表面保護用テープのアップ。カットを上手くすればもっと目立たなくできるかも。
同じくJB74ジムニーシエラの右ドアハンドルに貼った表面保護用テープのアップ。カットを上手くすればもっと目立たなくできるかも。

表面保護テープは粘着力が弱めだが張り替えれば良い

購入したのは「3M Scotch 表面保護用テープ#331」というもの。
価格は2,300円ほどするので安くはないが32メートル巻なので何年も持つ。

このテープ思っていたよりも粘着力が弱い。
よくある新品商品に傷防止のテープが貼ってあるような感じですぐに剥がそうと思えば剥がすことのできるものだ。
だけど意外とこれが剥がれない、ちょっと不思議なテープ。
しかも剥がした後に全く跡が残らないのが素晴らしい。

JB74ジムニーシエラにはこのテープを適当な大きさにカットしてドアハンドル下に貼ってある。
テープ自体が非常に薄いので、ハサミやカッターでうまくカットできない。
凹んだ部分にピッタリなように曲面にカットできないのだ。
結局面倒くさくなり適当にカットして貼り付け、古びてきたら張替えということを繰り返している。
と言っても約1年前に購入して今までに1回張り替えたのみ、つまり半年くらいは持つ。

ただ薄いので曲面に貼るには技術が必要、ドアハンドル下以外の部分にも貼ってみたがうまくフィットしないので剥がしてしまった。
貼る場所の形状によるみたいだ。

場所によるが表面保護用テープはオススメだ。
一度お試しあれ。

使用した部材は次の通り。

今回はこのへんで
では