嫁さん用のZC6_BRZは5年目2回目の車検を受けてきたところ。
車検では発煙筒が期限切れとかで交換とかはあるのだけど特に問題ない、さすが国産車だと思う。
だが消耗品はイロイロ出てくる、これは動かしている限りしょうがないことだ。
今回は5年間1回も交換したことが無いブレーキパッドだ。
そんなことを書いてみた。
放ったらかしのZC6_BRZのブレーキを考える
以前、管理人は峠やサーキットへを走りに出かけていた。
ところが最近はめっきりそういう事も無くなり、ごく普通にクルマを運転している。
年食ったせいもあるが、そこに固執しなくなった。
峠やサーキットを走っていた時にはブレーキパッドは非常に重要だった。
クルマのパーツはお金を出せば凄い性能のモノが手に入る。
これぞ「沼」だと思っている。
ブレーキではキャリパー・ローターやブレーキパッド・ブレーキフルードを高性能なパーツに交換する。
この事で純正とはかなり違うというか大いにパフォーマンスが上がる。
この事はイロイロ身をもって体験してきたし、今まで乗ってきたクルマにも目的によってパーツを交換してきた。
だけど嫁さんのZC6_BRZは普段使いだし、峠やサーキットは走らない。
だからパフォーマンスを上げるパーツは装着してこなかったというか不要だ。
そんなことで2回目の車検を前にしてブレーキパッドの残量は問題無いのだが、ブレーキパッドがすり減った特有の感覚が大いに増してきたので交換することにした。
ZC6_BRZの純正ブレーキパッドってどうよ
普段使いのクルマの純正ブレーキパッドがすり減ったら何を付けようかということだがいろいろ考えてみた。
ブレーキに何を求めるのか、ということが重要だ。
峠・サーキットを走り込む際には耐熱性能やフルブレーキングやリリース時の感触が大いに重要だと思う。
高価なものだと耐熱性能はバケモンみたいなモノもある。
それにある程度の耐久性も必要だ。
価格と性能のバランスが難しい。
さらに考えるとブレーキパッドってタイヤとかと同じで消耗品だ。
消耗品に非常に高価なモノを使うのは貧乏人根性で少々気が引けるのだった。
今回は通勤・お買い物が主体の嫁さんのZC6_BRZのブレーキパッドを選択するにあたって純正のブレーキパッドを考えてみた。
ZC6_BRZ純正のブレーキパッドは良くできていて、踏んだ感触はなかなか良い。
ブレーキの効きもリニアだし、リリースも素直だ。
欠点を上げるとしたらダストがたくさん出る、まるで欧州車のよう、すぐにホイールが真っ黒になる。
その点を除けばまずまずの性能だと思うが、耐熱性能は全く試していない。
ブレーキパッドって普段乗りでも銘柄によってかなり感触が異なる。
狙った減速Gが出なかったり、リリースが引っかかったりしてフィーリングに合わないこともある。
これは個人個人で異なると思うので、過去に使ったことがあるモノだと安心できる。
ちなみに管理人が過去に使ったことのあるブレーキパッドを思い返してみると次のようなものがある。
・ディクセルのZ
サーキットでは凄く良い感じ、フェードほとんどしない
・ディクセルのES
サーキットでは良い感じ、Zと比較するとかなりフィーリング落ちる、安い
・アクレ700C
サーキットでは良い感じ、Zと比較するとかなりフィーリング落ちる、安い
・プロテックスのメタル
熱を入れないと止まらない、普段乗りでは難しい
・TRDスポーツパッド
普通
・純正リプレース品(サードパーティ製)
純正品をリプレースするもの、純正よりも踏んだ感触悪し、効きも悪い
後は忘れた…。
という感じだろうか。
ブレーキパッドって普段乗りでもかなり感触が異なる。
ブレーキパッドにはひとつ注意したいことがある。
特に耐熱性能の高いブレーキパッドって適正温度がある。
「ここから」~「ここまで」の温度域で性能を発揮しますよ、という目安。
「ここまで」という最高温度はフェードに繋がるのですごく気になるところ。
しかし、気をつけたいのは「ここから」という最低温度、冷えていると全く効かないブレーキパッドもある。
こんなん付けて普段乗りの冬の朝なんてブレーキ冷えていて全く効かない、恐ろしい思いをする。
ラリー現役の頃、耐熱温度を気にしすぎるあまり、こんなブレーキパッドを入れてみて大失敗したのだった。
みなさんも気をつけてほしいと思う。
普通のクルマは普通のブレーキパッドで良いと思う
車種によるが、メーカー純正品は意外と高価だったりする。
純正リプレース品にしようかと思ったが、知らないブレーキパッドだと感触が悪いとガッカリする。
これも過去にNCロードスターで普段乗りに純正リプレース品にしたことがある。
純正リプレース品は価格は安いのだが、感触が悪く効きも悪かったのですぐにやめた。
そこで今回、嫁さんのZC6_BRZに選んだのはディクセルES。
嫁さんのZC6_BRZで峠やサーキットを走るわけではないが、価格と感触を重要視した。
管理人はS660に乗っていた時に純正ブレーキパッドで苦労したことがある。
問題点は踏力とブレーキの効きがリニアではないことだった。
つまり、これくらい減速したいという感じとブレーキがシンクロしない。
思ったより制動距離が伸びておっとっととなったり、余ってしまったりして怖かった。
そこでS660のブレーキパッドをディクセルES、ローターをディクセルのプレーンに交換したら思ったようにブレーキがシンクロしだした。
ドライバーとブレーキパッド・ローターとの相性は結構重要だ。
管理人的には、このディクセルESって安いがバランスが非常に良い。
出た時に知り合いからディクセルES良いですよ、と教えていただいた。
調べてみるとスポーツパッドとしてはまずまずの性能だし非常に価格が安い。
感触は使ってみないことには分からない。
ということでディクセルESを使ってみることにしたのだった。
ディクセルESは耐熱性能はそこそこ(ストリートでは十分、サーキットもそこそこいける)、踏力と効きのバランスが良い、リリース時もクセがない、踏んだ時のカチッとした感触も出る、ダストはそこそこ出る。
という感じだろうか。
これぞ庶民の味方という感じだ。
さっそくZC6_BRZ用にディクセルESをポチったのだった。
次は交換してみて再度記事をアップしてみようと思う。
今回ポチったブレーキパッドは以下の通り。
今回はこのへんで
では