ZC6_BRZに装着したディクセルESは純正ブレーキパッドよりもダストが少ないのにビックリ

しばらく経ってしまったが前回ZC6_BRZのブレーキパッドをディクセルESに交換したことは書いた。
しばらく使用してみてそのフィーリングは非常に良い。
そんなことを書いてみた。

ブレーキパッドをディクセルESに交換したZC6_BRZのその後

前回ZC6_BRZはブレーキパッドを純正からディクセルESに交換した
ZC6_BRZのブレーキパッドを初めて交換したわけだがイロイロと発見があった。

フロントはブレーキパッドをローターから引き離すための板バネが付いていること。

↑ ZC6_BRZの右フロントのキャリパーを跳ね上げたところ。ちょっと分かりづらいがブレーキパッドの上端に板バネがついていてブレーキパッドをローターから引き剥がすという役割を持っている。
↑ ZC6_BRZの右フロントのキャリパーを跳ね上げたところ。ちょっと分かりづらいがブレーキパッドの上端に板バネがついていてブレーキパッドをローターから引き剥がすという役割を持っている。

リアは一般的なネジ込み式ではないこと(フロントと同じ形式)。

これはJW5_S660のリアブレーキのピストン部。管理人が知っているリアブレーキはこうしたネジ込み式のピストン。下の画像のようなキューブ状のアダプターを噛ましてピストンを回して減っこませる形式。対してZC6_BRZはフロントのピストンのような普通な形式だった。
これはJW5_S660のリアブレーキのピストン部。管理人が知っているリアブレーキはこうしたネジ込み式のピストン。下の画像のようなキューブ状のアダプターを噛ましてピストンを回して減っこませる形式。対してZC6_BRZはフロントのピストンのような普通な形式だった。
↑ これはJW5_S660のリアブレーキのピストン部。管理人が知っているリアブレーキはこうしたネジ込み式のピストン。下の画像のようなキューブ状のアダプターを噛ましてピストンを回して減っこませる形式。対してZC6_BRZはフロントのピストンのような普通な形式だった。

クルマによってこんなに違うのか、と少々ビックリした。

ディクセルESは期待通りのフィーリング

管理人がブレーキパッドでいつも面白いなぁと感じるのは、同じ銘柄のブレーキパッドなら車種が変わっても同じような感触になることだ。
これは当たり前だと言われれば、そうなのだが…。
クルマごとに車重もブレーキの機構やサイズも異なるのに、運転すると同じような感触に仕上がる。
これをいつも不思議に思っている。

管理人がディクセルESを使ったことがあるのは、JW5_S660とZC6_BRZだが、ブレーキを踏んだときの感触が同じようになる。
たぶん、摩材自体は同じ成分配合で各車に合わせたサイズになっているのだろうと思う。
つまり、車種によって異なるのはブレーキパッドの形状のみだと思っている。
摩材は同じだが、形状が異なるのにブレーキのフィーリングが同じような感触になるのは非常に興味深い。
まさに味付けの妙、という感じだが詳細はブレーキパッドのメーカーに聞いてみないと分からない。

ZC6_BRZの純正ブレーキパッドは欧州車みたい

管理人が感じるのは、ZC6_BRZの純正ブレーキパッドはスポーツパッドとしては熱耐性が少々不足、だが踏んだ際の感触はまずまず良い。
効きもリニアだし、リリースも自然だ、純正ブレーキパッドとしては良い出来だと思う。

ZC6_BRZの純正ブレーキパッドの欠点としては熱耐性、それにブレーキダストの多さだろうか。
なんせすぐにホイールは真っ黒になってしまう。

少し昔の欧州車くらいブレーキダストが多い、メルセデスやBMWのような感じ。
ZC6_BRZは洗車してもいつもフロントホイールが黒くて、個人的にはなんだかなぁと思っていた。
ブレーキダストは出ないに越したことはない。

ディクセルESのほうがブレーキダストが少ない

ZC6_BRZの純正ブレーキパッドをディクセルESに交換してみたら、ブレーキダストが純正ブレーキパッドよりも格段に少ないのにビックリした。
これは望外のメリットだと思った。

ZC6_BRZの左フロント、ブレーキパッドをディクセルESに交換後。洗車してから半月ほどの状態。非常にブレーキダストが少なくってホイールはそれほど汚れていない。
↑ ZC6_BRZの左フロント、ブレーキパッドをディクセルESに交換後。洗車してから半月ほどの状態。非常にブレーキダストが少なくってホイールはそれほど汚れていない。
ZC6_BRZの左フロント、キャリパー自体もそれほど汚れていない。
↑ ZC6_BRZの左フロント、キャリパー自体もそれほど汚れていない。
ZC6_BRZの左フロント、リム部のアップ
↑ ZC6_BRZの左フロント、リム部のアップ
ZC6_BRZの左リア、ブレーキパッドをディクセルESに交換後。洗車してから半月ほどの状態。リアはフロントよりさらにブレーキダストが少ない。
↑ ZC6_BRZの左リア、ブレーキパッドをディクセルESに交換後。洗車してから半月ほどの状態。リアはフロントよりさらにブレーキダストが少ない。
ZC6_BRZの左リア、ブレーキパッドに付いているシムの文字が読めるほどダストが少ない、ちょっと感激。
↑ ZC6_BRZの左リア、ブレーキパッドに付いているシムの文字が読めるほどダストが少ない、ちょっと感激。

ブレーキダストと、ブレーキの効き味等の踏んだときのフィーリングの関係は反比例のような気がしていた、がそうでも無いらしい。
確かに、よく効くブレーキパッドが全てブレーキダストが多いということは無いかもしれない。
なかなか難しいものだ。

だが、ブレーキダストが少ないのは良いこと。
掃除する手間もないし、なにより見てくれがきれいに保たれる。
それでいてディクセルESは純正ブレーキパッドよりも熱耐性も良いし、ブレーキを踏んだ際のフィーリングも良い。
しかも価格も安い、まさに庶民の味方のブレーキパッドという感じ。

管理人の前車JW5_S660で良い感触だったのだが、大きく重いZC6_BRZには正直どうなのだろうと思っていた。
だけどキチンとディクセルESの効きや感触を持っていて、ストリート用として安価だが安心できるブレーキパッドだと思った。

今回はこのへんで
では