久しぶりにクルマのディーラーを訪問した、目的は今話題のランクル70である。
営業マンに聞くと最初のデリバリーはすでに決定し次はいつになるか分からないとのこと。
相変わらずランクルは大人気のようだ。
そんなことを書いてみた。
管理人が最近気になるクルマ
管理人が最近気になっているクルマがある。
それはランクル70で管理人がかつて乗っていたランクルプラド初代を彷彿とさせるルックスに懐かしさを覚えたのだった。
よく見るとランクル70のサイドのプレスラインは往年の形状となっているがボディ自体はかなり大きくなっている。
具体的には全幅が1,870mmもある、かつてのナローなランクルプラドは1,695mmだったから175mmも大きいのだ。
歴代ランクル70を見てみると、再販されたときのピックアップでオーバーフェンダー無しモデルは1,770mm、オーバーフェンダー付きモデルは1,870mmだったのでこの時から全幅が大きくなっている。
だが再販時から見ると全幅はキープしていることが分かる。
全幅が気になるランクル70だが…
個人的にはこの全幅1,870mmは日本の林道では持て余すのではないだろうか?、という懸念がある。
JB74_ジムニーシエラで目一杯という林道はたくさんあるし、切り返しが必要な場所もたくさんあった。
同じ場所をランクル70で走破するのはかなり難しく、林道に関しては走る場所を選ぶのではなかろうか。
同様に最小回転半径についても1回の切り返しで済んでいたところが2回3回と切り返しをすることになるだろうと思う。
サイズの問題はあるが、まぁJB74_ジムニーシエラやJB64_ジムニーと同様に林道等では最強のクルマとなるのは間違いない。
次に気になったのはランクル70の重量だ、なんと2,300kgもある。
管理人がかつて乗っていたランクルプラドの初代4ドア プラドSX5は1,870kgだった。
重く大きくなったものだ。
しかしこうしたサイズや重量の問題に目をつむれば日本における最強の4WDであることは間違いない。
これで4枚ドアで4人乗車+荷物も積載可能となれば言うことなしという感じだ。
どうするクルマ!?
どうする家康ではないが、どうする?これからのクルマっていう感じ。
現在、我が家には自分用のJB74_ジムニーシエラと嫁さん用のZC6_BRZがある。
そのうちに2台は不要になり1台にまとめる日が遠からず来ることになる。
そしてこの2台はそれぞれ趣味の塊で実用性がない、2人+荷物は問題無い、だが4人が満足に乗れないのだ。
そのことを考えると、どちらかに絞るのが本当に良いのかと考え込んでしまう。
それに自分たちがこれからどういったクルマに乗りたいか?、を考えると非常に微妙な感じがする。
飽きが来なくて長く愛せるクルマってどんなクルマなのだ?と考え込んでしまう。
何台も所有できるのであれば全く問題無いだろう。
そういった環境なら
・ピュアなスポーツカー(2名乗車でもOK)
・ラリー仕様の競技車(そのまま競技に出れるクルマ、密かにラリーに復帰したいと思っている…)
・万能に使える4WD(4人乗れて荷物が乗るクルマ)
を所有してみたい。
欲を言えばこれらのクルマを弄る時間も欲しい。
だが現実には1台に絞るということになるだろう。
転売ヤーを大いに警戒するディーラー
ということでランクル70に興味津々で比較的近所のディーラーに飛び込んだ訳だが今どきのディーラー事情があるようだ。
営業マンによるとトヨタとディーラ自体が転売ヤーを非常に警戒しているとのこと。
必ず1年は乗るという誓約が必要だということだし、少額でも良いのでローンを組んで名義をディーラーにしておきたいということを言っていた。
もし1年以内に転売されてしまうとディーラー自身もトヨタからなんらかのお咎めがあるような事を言っていた。
今どきランクルを現金で買うというのは大いに警戒されてしまうということらしい。
営業マンが言うには転売されて紛争地域に輸出でもされたら大問題なのです、ということが背景にあるようだ。
確かに紛争地域で使われているクルマをニュース等で見るとランクル70が登場することが多い。
これは日本国として国際問題に発展しかねないということになっているようだ。
確かに飛び込みでディーラーを訪ねたが、夫婦でJB74_ジムニーシエラに乗っていてもこんな感じだった。
今どきのディーラー事情が見え隠れして非常に興味深かった。
飽きが来なくて長く乗れそうなクルマ
管理人は今まで様々なクルマに乗ってきたが、クルマに飽きが来ないのはシンプルで機械機械したクルマだと感じている。
機械機械したという表現は分かりにくいかもしれないが、クルマに乗っている、クルマを操っている、ドライバーが一所懸命操作しているという感覚なのかと思う。
だからEVは今のところ全く興味が湧かない。
管理人が現在乗っているJB74_ジムニーシエラも装備は必要最小限でトラックのような乗り心地だ。
内装は鉄板むき出しでシンプルと言えば聞こえは良いがなかなかにハードボイルドなクルマだったりする。
こうした加飾を削ぎ落としたクルマはある種の道具感があって飽きが来ないと感じている(個人的見解です)。
カタログでしか確認できていないがランクル70はインパネこそ昔のように鉄板むき出しという訳では無いがそれに近いシンプルなもの。
非常に道具感が強い。
それに今回のランクル70は3ナンバー登録だがリアサスペンションはリーフリジットなのだ(前後リジットは当然として)。
管理人が乗っていた往年の初代ランクルプラドはリアがコイルだったのでランクル70の乗り心地は壮絶なものなのかもしれない。
ミッションが6ATしかないのだがこれはこれで良いと思う、逆に林道等ではATのほうが扱いやすいと思っている。
ランクル70に乗っている人に乗り心地を聞いてみたいものだ。
こういうことはあるのだが、ランクル70の道具感としてはかなりのものだと思う。
過剰な装備は無く、それこそ現代において必要最小限の装備で出してきたという印象。
これなら飽きずに長く乗れるような気がする。
やっとシエラが初回車検だが
管理人がJB74_ジムニーシエラに乗り出してから来年2024年2月で丸3年、初回の車検がやってくる。
たぶんJB74_ジムニーシエラは乗り換えないでこのまま乗り続けるだろうと思いながら1年待ちで購入した。
だが、そこにランクル70が定番商品として復刻するというニュースだ。
これまで書いたように管理人の手元にあるJB74_ジムニーシエラとZC6_BRZを1台にするのであればランクル70は最有力候補ということになる。
嫁さんはいつになるか分からないデリバリーを見越して予約しといたら!?と背中を押すのだった。
だがランクル70は税込み480万円、ひょいと買える価格ではないのだった。
管理人の感覚としてはかつての初代ランクルプラドの1.5倍という感じ(価格も重量も)。
もう少し頭を冷やしてじっくり考えることにしようと思う。
今回はこのへんで
では