以前、友人のEK9のサーキットを走る準備をすると書いた。そこでまずはフルハーネスを取り付ける必要があるのでその準備を行った。
フルハーネスを取り付けるにあたって必要なことは、そのアンカーを何処から取るのかということだ。今回はJAF公認レースではなくショップの走行会なので簡易な取り付けを行う予定にしている。
簡易と言ってもクラッシュ時に役に立たないのでは困るのでキチンと機能するように取り付ける。
使用するハーネス自体はサベルトの4点式3インチ幅
これはTomTom手持ちのサベルトのハーネスを使用する予定だ。
ハーネスには様々な種類がある。まず公式競技に出るのならFIAのホモロゲーション番号が付いた有効期限内のモデルでなければならない。走行会等の公式競技でなければこの限りではない。
ここからはTomTomの個人的な意見だ。走行会では4ポイントで良いだろう(腰と肩、股下無し)、ハーネスの幅は3インチが欲しい、ハーネスのバックルは肩2本と腰2本が集中するタイプが良い。最後のバックルの部分は重要で非常時にカチンと1か所をリリースすれば全てのハーネスが外れて脱出が容易になるからだ。車両火災とか一刻を争う際にはこの方が良い。
↑ サベルトのサルーンSという4点式のハーネス、ベルトの幅が3インチのモデル、バックルに全てのハーネスが接続されていてレバーをリリースすると全てが一度に外れる、これなら緊急時の脱出が楽になるのでお勧め、画像はメーカーサイトより拝借
ハーネスの取付けは慎重に行うべき
ちなみにJAF格式のレース(公式競技)に適合させようとすればレギュレーション(レース規定)に合わせる必要がある。このレギュレーションに合わすにはハーネスのアンカー等が大掛かりな作業になるので専門ショップに依頼した方が安全確実だ。
ということで今回は走行会なので取り付けは我流でやってしまうが、それでも必要な材料はある。
アンカーを取るための金具類である。
ハーネスを取り付けるためのアイボルトの調達
アイボルトと言うのは文字通りアイ(目)のようなボルトと言う意味だ。丸くドーナッツ状になったボルトでハーネスの端のフックをこの穴に引っかけるようになっている。
手持ちのボルト類が入った箱を見てみると結構たくさんのアイボルトが出てきたので利用する事にする。
実は友人にはまだ秘密だが、ここで出てくる丸いアイボルトはTomTomが現役でラリーを走っていた頃のものだ。
ということはかれこれ30年にはならないが20何年か前のものだ。オッサン的にはまぁ保存状態も良いので大丈夫だろうということにする。
今は作業に必要な材料を洗い出しているところ。こういった作業は非常に楽しい。
なおここで書いていることは個人の趣味の範疇で書いているので、この通りに行くかどうか分からないし保証するものでもない、各自の作業に関しては自己責任と認識してシッカリやってもらいたい。
現在のEK9仕様
エンジン:ノーマル
エンジンマウント:無限
ミッション:ノーマル
デフ:ノーマルトルセンLSD
吸気系:ノーマル
排気系:マフラー5ZIGEN
ブレーキ:ノーマルキャリパー+ディクセルスリットローター前後
ブレーキパッド:前-制動屋RM551+、後-制動屋SP300
足回り:オーリンズDFVラバーアッパーマウント
無限強化ゴムブッシュ
タイヤ:ダンロップ ディレッツァ Z2 スタースペック205/45R16
ホイール:7J16インチホイール
ステアリング:モモ モデル08 レザー/ブラックスポーク
シート:ナニワヤバケットシート×2
所有者:TomTomの友人
今回はこのへんで
では