トヨタFT-1、より現実的になった

トヨタのFT-1はコンセプトカーとして発表されていて、その中身はあれっと思うほどスパルタンだった。
これは演出なのか?と思うほどレーシーに作られていて、特に内装などはそうだった。どこかのレーシングカーをそのまま外装だけ取り換えたという感じだった。
今回ペブルビーチで発表されたものは非常に洗練されていて、市販を見据えての詰めが行われているのがよく分かる。

FT-1のシャーシはBMWと共通

それにFT-1はBMWにもシャーシが提供される予定の車なのだ。最近こうしたシャーシの共通化がメーカー間で進む。
マツダの新型ロードスターなんかもアルファロメオと共通になる予定で、この流れは世界的なトレンドとなりつつある。
日本では次期のスープラになるのではないかと言われていて、往年のスープラファンには気になる車ではある。

 別にスープラにこだわらなくても良いと思うのだ

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↑ トヨタ「FT-1 Graphite Concept」の外観は曲面が綺麗だ、ちょっと昔風のロングノーズ/ショートデッキの雰囲気がある、ご多分に漏れずこの車もフェンダーに穴が開いていて世界のスポーツカーのトレンドに沿っている、リアのウィングは少しメカニカルな所を残していてなかなかバランスが良いと思う、ひょっとしたら可変ウィングなのかも、画像はネット上から拝借

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↑ トヨタ「FT-1 Graphite Concept」をこうして斜め前から見るとリアフェンダー前に開いたエアーの取り入れ口が非常に効果的な視覚効果を出している、フロントのライト下も凝った形状だ、いかにも良く走りそうな外観をしていて見ごたえがある、画像はネット上から拝借

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↑ トヨタ「FT-1 Graphite Concept」のコックピットは以前は非常に簡素なレーシングカーのような造形だったのだが今回は車格なりの内装を仕上げてきた、この画像ではコントロール系がはっきりとは分からないが2ペダルではないか?、ステアリングホイールは下がフラットなDシェイプ、グレー基調にタンの色合いがアクセントとして効いている、ペダルの作りがレーシングカーライクでカッコ良い、画像はネット上から拝借

市販型に近づいた「FT-1 Graphite Concept」

今回「FT-1 Graphite Concept」の発表でかなり市販型に近づいたのではないだろうか。
少しだけユーザー側のイメージも出来上がってきている。外観からはスープラの面影は全く感じられない、しかしかなりの高級車になることは間違いないようだ。
「FT-1 Graphite Concept」の立ち位置的にはトヨタの中で言えばレクサスLFAのすぐ下という感じではなかろうか。

今回はこのへんで
では