2014年9月4日、世界同時にマツダの新型NDロードスターが発表されたのはご存知の通りだと思う。
期待ムンムン新型NDロードスター
世界的にこれだけヒットを飛ばしたコンパクト2シーターオープンカーはロードスターだけだし長寿モデルなのだ。
TomTom的にはロードスターが万人受けする車だとは全く思わないが、これだけ長い間愛されるのは理由があってのことなのだ。
TomTom自身も以前NCロードスターを所有していたことがある。NCロードスターについては細かいところは沢山言いたいことがあるのだが、アバタもエクボという部分が大いにあるのだ。
訳が分らん文章になってしまっているが、細かい所はさておいて全体的に気に入ってしまったということなのだろう。
それになんと言ってもロードスターの魅力はそのヒラヒラ感に尽きると思っている。
ライトウェイトの原点に返った新型NDロードスター
そういった事から今回の新型NDロードスターはボディーが小さくなり軽くなった。原点回帰ということなのだろう。
そのサイズは全長3,915mm×全幅1,730mm×全高1,235mm、ホイールベース2,315mmと発表されている。
重量は900kgの前半に収まるという予定だ。
駆動方式はもちろんFR、フロントミッドシップに積むエンジンはSKYCATIV-G直噴ガソリンエンジンのたぶん1.5Lだろう。
ミッションは6MTのみが発表されていて2ペダルはどうなるのだろうか。
サスペンションは前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンクの4輪独立となっていてコストが掛かっている。
タイヤホイールは195/50R16となり、このサイズなら1.5Lのエンジン&130PSなら妥当だろうと思う。
新型NDロードスターの画像
さっそく発表された画像を見てみよう。
↑ マツダ新型NDロードスターのフロント画像、現代の車としては低く見えるボンネット(実際にはそれほど低くない)、顔つきが少し情けない表情に見える、開口部が大きく見えるがグリルが無いのでこんなものか、ナンバーはどこに付けるのだろう、ボディーサイドには適度に抑揚があってコンパクトだがメリハリの利いたボディーワークだ、着座位置が非常に低いのが伺える、またフェンダーが張り出しているだけ室内の横幅が厳しそうな印象、ちまにみサイズは全長3,915mm×全幅1,730mm×全高1,235mmとなっている、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターのサイド画像ルーフクローズ状態、かなり古風なサイドからの眺め、前後フェンダーが上へ盛り上がり稜線を形作る、リアはなんとなく先代Z4みたい、フロントは横から見ると前輪の上あたりが分厚いフロントからは薄く見えるのがデザインの妙というところか、ボディーに対してタイヤホイールが少し小さい印象がある、ルーフをかぶせた状態だと斜め後方への視界は悪そうだ、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターのサイド画像オープン状態、シートの上端を見ると天地方向に余裕がなさそうに思える、旧人類体型のオッサンは苦労しそう、今回はRHTは用意されないのだろうか、シート位置がかなり後退していてリアホイールの直前にあるがほぼNCロードスターと同じ位置関係、フェンダーはもう少し凝った曲線が良かったかも少し単調すぎる、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターのリア画像、まるで小さな先代Z4なリア、なんともテールランプの形まで似ているところが・・・である、分厚いバンパーが単調になるのを嫌って下部にエアアウトレット風の開口がある(バックランプか)、この角度だとフェンダーの横方向への張り出し具合が良く分る、これで全幅全幅1730mmなので室内はさぞかし狭いことだろう、マフラーは右側2本出し、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターの室内画像、細部が良く見えない画像だが現行NCとそれほど変わりないように思える、センターに鎮座するのはマツダコネクトのディスプレーだろうかダッシュ上が台無しなデザインだ、センターコンソールに見えるダイヤルはマツダコネクトの操作ダイヤルだろう、全体的になんだか懐かしいような古臭いようなデザインだ、シートはこれまたNCのシートと同じような感じ、シート後ろにはやはり余裕はないので荷物の置き場に困りそうだ、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターのテールランプのアップ画像、少し変わった点灯方式のテールランプ、LEDだろうがLEDの粒々感を押し殺したデザイン、赤枠の中はウィンカーランプだろうか、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターのタイヤホイール画像、サイズは195/50R16と1.5Lガソリンエンジン(予想)には適度なサイズチョイス、NCロードスターよりもローター系が小さくなっている気がする、重量から言えばブレーキは小さくなって当たり前だが容量を考えるとキャリーオーバーでも良かったかも、ホイールのデザインは平凡、NCはエンケイ製の純正ホイールだったが今回は?、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターのサイド透視図、エンジンの搭載位置はフロントミッドシップで従来通り、PPF(パワープラントフレーム)がトラス状に前後に伸びていてエンジンとデフ部を接続しているのも従来通り、着座位置はかなり低そうでドアに埋もれそうな感じだ、NCロードスターはフロントのラヂエターが下向きにスラントしてセットされていたのも従来通りだろう、これで900kgを切るならかなり面白い車になるだろうと思う、軽量化合戦が始まるかも、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターの上方から透視図、エンジンの前端は完全にホイールベースの内側にあるフロントミッドシップでマツダらしいこだわり、フロントダブルウィッシュボーンのアッパーアームがシルバーなのでアルミ製か、チラっと見えるロアアームもシルバーなのでこちらもアルミ製かもしれない、TomTom的にマツダの車で嫌いなのはリアのダンパー形状だ短くって見てくれがカッコ悪い(普段見えないけど)、シートは前後の余裕がなさそうで残念、荷物置き場が本当に無さそう、5センチホイールベースを伸ばしてもシートの前後調整と荷物置き場を室内に確保してほしいと思うのだ、画像はネット上から拝借
↑ マツダ新型NDロードスターのパワートレーン、エンジンはSKYCATIV-Gの1.5L(たぶん)フロントミッドシップ、ミッションは6MT、駆動方式はFR、重量配分は50:50に近いモノ、前後のパワープラントはPPF(パワープラントフレーム)と呼ばれるトラス構造のフレームで合体、前ダブルウィッシュボーン後マルチリンクでNCロードスターを踏襲、NCロードスターをそのまんま75%縮小したような感じ、TomTom的にはこの新型NDロードスターの全体のバランスが良さそうで期待できると思う、画像はネット上から拝借
こうして画像を見るとNCロードスターの技術というかやり方を踏襲している部分が多いが75%くらいにスケールダウンしたような印象を受ける。原点回帰なコンセプトでミニマルな車となり車本来の楽しみを肌で感じる車に仕上げてくるだろう。マツダはこういった感性領域のチューニングが最近うまいと思うのだ。ただしTomTom的には居住性や荷物置き場、それにドライビングポジションがまたうまくいかないような気がする、ここは改善してほしいポイントだ、切に願う。それにこの素性を生かしたライトウェイトバージョンの登場があればさらにうれしいかも。できれば軽量のハードトップが欲しいと思う。
あー贅沢言うと切りがないのでこのへんで。
今回はこのへんで
では