巷ではかなり評判になっているマツダの新型デミオだが、発売日と価格が決定した模様だ。
発売日は2014年9月11日、ということは現在は9月9日の夜なので明後日に迫っている。こんな直前にならないと分からないって最近では珍しいのではなかろうか。
最近のマツダはこうしたマーケティング戦略がうまいと思う。
ユーザーをロードスターでじらしたかと思うとデミオでサプライズを与えて次は何が来るのだろうと期待感を盛り上げる。
気になるSKYACTIV-D1.5の仕上がり具合
新型デミオと言えばやはりSKYACTIV-D1.5がどのような仕上がりになっているかが大変気になる。こうした乗用車用の2.0L以下の小排気量ディーゼルエンジンは記憶している限りかなり久しぶりだろう。
ユーザーはハイブリッドにも慣れ、何か異なる方法でECOを実現している車に興味を示している。それはCX-5に搭載されたSKYACTIV-D2.2が非常に完成度が高かったからだ。
ガソリンエンジンに負けていない出力、完全に一クラス上のトルクが魅力だ。この高トルクは一種麻薬のような感覚があって、特に中間加速時などは非常に良い加速をして癖になる。この評判が浸透したのだろう。
マツダの事だから走りの性能は非凡なものを期待できそうだし、こうした高トルクを生かした新感覚の乗用車も物珍しいところだと思う。
良く考えてみると今までの日本では車のハードウェアに対しての期待や評価は十分あったのだが、走りへの期待というのはハードからソフトへの変化を感じさせると思うのだ。日本でも車に関して少し成熟が進んでいるのかもしれない。これは良いことだ。
やっぱり少し高い価格設定
元に戻るが新型デミオの発売日は2014年9月11日、価格はガソリンのSKYACTIV-G 1.3搭載車135万0000円から、SKYACTIV-D 1.5搭載車は178万2000円からとなる。
ディーゼル車は予想よりちょっとだけお高い価格設定だと思う。価格差は432,000円もあるので燃費でこの差を逆転するのは簡単では無い。
ということは単純にディーゼルに乗りたいという人のみが選択することになるのだろうと思う。価格差が20万円くらいならひょっとしたらディーゼルを選択する人がほとんどになるのではないだろうか。
いずれにしてもSKYACTIV-D1.5の走りを試してみたいと思う今日この頃である。
今回はこのへんで
では