VICSと言えばナビゲーションでは非常に重要な情報源だ。 車載ナビ標準構成ではFM多重放送のVICSを受信できるのみのモノがほとんどだ。このFM多重放送のVICSは現在情報量が少なく、細かな情報が足りない。より詳細な情報を元にしたナビゲーションをさせようと思うとナビのオプションでビーコンユニットを買い足さないといけなかった。
飛躍的にデータ伝送量が伸びる次世代VICSのFM多重放送
2015年4月にFM多重放送のVICSは次世代に移行しデータの伝送量が2倍になるということだ。
これはFM多重放送のVICSのみでダイナミックルートガイダンスを行えるようになり、ユーザーにとっては大変便利になる。
車載ナビゲーションはスマートデバイスに押され苦しい状況ではある。ナビゲーション各社も製品に工夫を凝らしているが、マーケット全体は縮小の方向だと見られている。
さらに車載ナビゲーションを中心としたドライバーとのマンマシンインターフェイスについてもスマートデバイスと自動車メーカーとの綱引きが激しい。
まだ先は見えないが今後どういった形になって行くのだろうか。大変興味がある。
個人的にはスマートデバイスとの融合が進んで行くが、そのOSには依存しない形になるだろうと思う。
今回はこのへんで
では