アウディ新型TTに見る先進的なマンマシンインターフェースが素晴らしい

2014年1月に開催されたCESにおいてアウディーから車内のマンマシンインターフェースについての展示があった。
その際に発表されたメーターパネルやエアコンコントロールがそのまんま新型TTに採用されているのにはビックリした。

アウディ新型TTはスッキリフェースに

全体的な外観デザインはスッキリ方向でアクの抜けた外観となっている。TTは最初は丸いラインが特徴だったが代を重ねるごとにシャープなラインに変化してきている。今までのモデルで一番スポーティーだと思う。
アウディ新型TTのリア画像
↑ アウディ新型TTのリア画像、凄くスッキリした印象のあるリアまわり、スポーティーというよりも端正な印象だ、サイドのラインも直線基調がより強くなり綺麗なクーペスタイル、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型TTのサイド画像
↑ アウディ新型TTのサイド画像、綺麗なラインを描くボディーとキャビンのバランスが素晴らしい、おもちゃのような初代TTに比較すると完成の域にも達しているのではないだろうか、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型TTのフロント画像
↑ アウディ新型TTのフロント画像、なんだかスッキリし過ぎてTTのような感じがしないフロント、近未来的な雰囲気を醸し出している、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型TTの見どころはマンマシンインターフェース

もちろん機構的な進歩も当然あるのだろうが、それよりもマンマシンインターフェースが一番目立ってしまう。
管理人TomTomが注目するのはエアコンの吹き出し口だ。こうしたデザインは今までなかったのではないだろうか。わざわざエアコンの3つのコントロール(風量/温度/内気循環)を実現するために3つの吹き出し口を用意したのは少しやり過ぎのような感もある。

もう1つの見どころはメーターパネルが様々な表示項目に変化する仕組みだ。例えばアナログ速度計とナビゲーションを同時に表示したりできる。
アウディ新型TTのエアコンコントロール画像
↑ アウディ新型TTのエアコンコントロール画像、左からダイヤルの中に風量/温度/吹出し口の選択の表示があり操作できる、まだまだ中途半端な印象もあるがこうした試みは素晴らしいと思う、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型TTのメーター画像
↑ アウディ新型TTのメーター画像、バーチャルコックピットと呼ばれるメーター部分、ステアリングの向こうのメータ部分に埋め込まれたディスプレー(12.3インチ)に様々な情報を組み合わせて表示することが可能だ、ナビ画面はここに表示するのがベストだとは思わないが新たな試みとしては素晴らしいと思う、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型TTのMMI画像
↑ アウディ新型TTのMMI画像、操作部分はよくあるダイヤル式のインターフェース、ここでディスプレー部の表示を切り替える事が可能、画像はメーカーサイトより拝借

車のマンマシンインターフェースは永遠のテーマだ

車の機能が高くなればなるほど人間が操作する内容も難しくなる。機械は日進月歩で進化するが人間自体は何千年という単位でしか進化できない。
それだけにマンマシンインターフェースはそれを補うものでないといけないと思うのだ。
今回のアウディ新型TTはそうした先進的なマンマシンインターフェースを採用した事は画期的だと思う。
実際の操作方法や表示を細かく見てみたいものだ。
アウディ新型TTのインパネ画像
↑ アウディ新型TTのインパネ画像、パッと見はコンサバなインパネの印象だが各部は最新インターフェースだ、マンマシンインターフェースとしてはまだまだ発展途上だとは思う、画像はメーカーサイトより拝借

今回はこのへんで
では