最近のフルバケットシートやセミバケットシートの形状は必ずショルダー部分をサポートするような形状になっている。
いつも思うのだが肩幅が広い人が座ると肩が当たって胸をすぼめるような座り方になってしまうのが非常に不満なのだ。そう思っている人はいないのだろうか?
という事でショルダー部分のサポートが無い昔の形状のバケットシートを探してみたら、いくつかあるではないか。
シートだけは座ってみないと何とも言えないがちょっとうれしいので記事にした。
レカロシートもショルダーサポートが邪魔
以前、管理人TomTomはNCロードスターにレカロのSR6を装着していた。
このSR6はリクライニングバケットではあるがショルダーサポートが付いており肩が入りきらず窮屈だった。肩がつっかえることにより、肝心の背中の真ん中がシートから浮いてしまい元も子も無かった。
レカロはSR6に限らずモータースポーツシェルのフルバケットシートでも必ずショルダーサポートが付いている。
ちなみに管理人TomTomは身長177cmの中肉中背なので特別に大きな体格ではない(ただし腹は少し出ている)。
↑ 管理人がNCロードスターに付けていたレカロSR6、ショルダーサポート部分がきつく肩が丸まってしまうので背中が浮いてしまっていたのだ、最近はショルダーサポートが無いバケットシートが無くなってしまった、特に保安基準でもないだろうから流行り廃りの問題か?
懐かしいオートルックのフルバケットシート
そこで昔のバケットシートはどんな感じだったかと思い出してみた。
するとTE71に付けていたオートルックのバケットシートを思い出したので調べてみた。当時バケットシートと言えばオートルックというほどポピュラーなフルバケットシートだった。
どんなシートかと言うと、表面は「すのこ状」のビニールでできており、その隙間がへっこんでいるのだった。シェルは黄色だったので黒と黄色のコントラストが強烈だった。これは画像を見てもらうのが一番早い。
↑ 懐かしいオートルックのバケットシート、すのこ状たが通気性が悪く汗でベチョベチョだった、悪い事に当時このシートを付けていたTE71にはクーラーが無かったのだ、ホールドはなかなか良くて激しいドライビングにはもってこいだった、画像はnostalgiccar.comより拝借
当時のフルバケットシートはショルダーサポートが全く無くスッキリした形状だった。
このため肩や腕を動かすには全く支障が無かったのである。特にジムカーナのようなサイドブレーキを多用する時はこれが具合良かった。
ただし座り心地は現代の感覚からすると快適からは程遠いモノでかなりの我慢が必要だった。
ショルダーサポートの無いシートは探してみるといくつかある
まさかオートルックのフルバケットシートが今新品で買える訳も無いので、ショルダーサポートが無いか小さいフルバケットシートを探してみた。
すると次のようなモデルがあった。本来は室内幅の小さな車用に用意されたモデルのようだ。
BRIDE ブリッド EXASIII エクサス3(楽天)
ご存じBRIDEのフルバケットシートのラインアップでもエクサス3というモデルがショルダーサポートが小さいがサイドはかなり深い。
メーカーサイト
COBRA CLUB SPORTS(楽天)
このコブラと言うブランドも歴史が古くて昔からある。ビンテージカー用のシートのようで少し厚ぼったい感じがする。
メーカーサイト
チャージスピード GENOA-S(楽天)
こちらはチャージスピードのオリジナルシート。こちらも室内幅の小さな車用だ。ちょうど良い感じの形状だ。
メーカーサイト
リクライニングバケットだとレカロのLSが好みだったがとっくの昔に製造中止になっているようだ、残念。
今回はこのへんで
では