以前に紹介させていただいた友人のアルファロメオ147(13年前の車)の近況が入ってきた。
やはり鬼門はミッションだった
このアルファロメオ147の個体は正規ディーラーでメンテナンスを受けている。
しかしながら現在ではミッションが原因となりいつ走行不能になるか分からないという状況だ。
原因としては電気系統が引き金になりセレスピードの動作が不安定なようなのだ。
セレスピードの機械系を調整しても電気系統が付いていかないらしく正常な状態に戻すには大変大きな労力と時間が必要となりそうだ。
友人本人はこのアルファロメオ147を大変気に入っているだけに今回の件は非常にショックらしい。
この友人の一家ではこのアルファの147は実用車として日常の買い物から家人の送迎までを受け持っているだけにいつ止まるか分からない状況では困ってしまう。
やはり古い車と実用車は両方共は成り立たないという事なのか。
古い車の維持にはお金と周囲の理解が必要だ
もう一人の友人もAMGのC36(19年前の車)に乗っているがこちらもATミッションがいつ壊れるか分からないということで大変心配な状況である。
古い車に乗り続けるという事は所有者がその車に対して自身の手足のように自由に操れる一体感やその反応に惚れ込んでしまっているという事だ。
結果それに代わる車が無いので乗り続けるということなのだ、そうオンリーワンなのだ。
我々庶民として古い車を所有するという事はそのコンディションをある程度のレベルで維持しないと意味が無いし、動いて実用に供せないとコレクション状態となりそこまでの余裕は無い。
従って効率良く維持できる仕組みというか方法論を確立することが必要だ。
そしてその車を使用する家族の理解も必要である。
それは車が壊れても家人の用事がなんとかなる体制にしておかないといけないからだ。
そしてお金もかかる。
それで次の車は何?
現在このアルファロメオ147のオーナーである友人は次の車を物色中だ。
これには条件があり4枚ドアで家人の送迎に使用できる燃費の良い壊れない実用に供せる車が必要だ。
現在のところ現行BMWの320dが有力のようである。
4ドアセダンであるし、そこそこの走行性能はある、そして何と言っても環境性能が素晴らしい最先端の環境性能だ。
一昔前までのようにディーゼルは臭くもないしうるさくもない、現代のディーゼルは全くイメージが異なるのだ。
実用車としては非常に良い選択だと思う。
ちなみに320dの性能としては2.0Lディーゼルターボ、184ps/38.4kgmという強力なスペックだ。
これで不足なわけがない、ある意味贅沢な実用車なのだ。
個人的にはこだわりの車を手放すことに少し残念な気がする。
ある程度自分で出来ないといけないと思う
こうした古い車のオーナー達の苦労を間近に見ていると、キチンと正規ディーラーで面倒を見てもらっているにも関わらず苦しい状況になってきている。
ひとえにこれはお金を掛ければ解決する問題なのかもしれないが、いくらなんでも青天井でお金を掛けることはできない。
それに大概の部品はまだ調達ができる状態であるようだがどうも古い車にとって鬼門はミッションだ。
ミッションは車の中ではエンジンに次いで大型の部品であり精密で高価だ。
これが壊れるとなると内部をオーバーホールするかミッションそのものを積み替える必要が出てくる。
こうした重整備をお安くできることがポイントとなる。
正規ディーラーはそれができないわけではないがやはりコストが高くなってしまう。
正規ディーラーはその良いところがあるので悩ましいところなのだがお金が続かないと結局のところ意味が無くなってしまう。 そういう意味では軽整備ならある程度自分でやり、こうした重整備はお安く対応してくれる主治医の存在が必要だと思うのだ。
古い車をリーズナブルな治療費で見ていただける主治医の存在が大きい。
こうした車屋さんを見つけたいものだ。
管理人はカーセンサーで中古車を探すんです
カーセンサーnetの良いところは中古車の詳細ページから該当車両のスペックがすぐに確認できる点。
管理人もいつも使ってるのでおすすめです。
今回はこのへんで
では