ランドローバー社のデフェンダーと言えば質実剛健な4WD車の代表格だ。先日もランドローバー社のイヴォークを紹介した。
今回はデフェンダーのワンオフモデルとして著名なデザイナーであるポールスミスとコラボレーションしたデフェンダーが発表になった。この機会にデフェンダーのラインアップを改めて紹介したいと思う。
デフェンダーの標準ラインアップは非常に多彩な展開
デフェンダーはフレームの長さやボディー形状により多彩なバリエーションを誇るモデルだ。こうしたスタンダードなシリーズとは別にセレブレーションシリーズというラインがあり、その中でも3つのモデルが用意されている。
↑ デフェンダーの標準モデル、このボディーは110のステーションワゴン、僻地や過酷な場所において利用されるヘビーデューティー4WDとしては元祖のような車だ、ボディーバリエーションが数多くあり目的に応じてオーダーする方式になっている、画像はメーカーサイトより拝借
↑ デフェンダーのシャーシとボディーのバリエーション、なんとここにあるだけでも20種のバリエーションがある、数字はホイールベースを表す、画像はメーカーサイトより拝借
セレブレーションシリーズ:ヘリテージリミテッドエディション
セレブレーションシリーズ:アドベンチャーリミテッドエディション
アドベンチャーリミテッドエディションは冒険をテーマに仕立て上げた豪華モデルとなっている。豪華な中にもシュノーケルを装備するなどミソを押さえたモデルだ。
↑ デフェンダーのアドベンチャーリミテッドエディション、ルーフラックやシュノーケルを装備して冒険心を掻き立てる仕様になっている、外見に反して室内は豪華に仕立てられているのでお金持ちの冒険用モデルと言った風情だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ デフェンダーのアドベンチャーリミテッドエディションのサイド画像、外観はヘビーデューティーな装備をまとっている、シュノーケルやグリルそしてルーフキャリアが泣かせる演出だ、内装はレザーで豪華に仕上げられている、画像はメーカーサイトより拝借
セレブレーションシリーズ:オートバイオグラフィーエディション
オートバイオグラフィーエディションは非常に現代的にアレンジされたデフェンダーとなっている。ネーミングの通りデフェンダーの自伝のような成り立ちをしている。特徴はやはり部分的に黒く塗り分けられたボディーだろう。そして細部の仕上げが凝ったモノとなっていて見ているだけでも楽しい。
↑ デフェンダーのオートバイオグラフィーエディション、デフェンダーの本来のあり方を表現したようなモデルとなっている、外装も凝ったものだが内装も非常に凝った内装になっている、所有するだけで満足感の得られるモデルとなっている、画像はメーカーサイトより拝借
↑ デフェンダーのオートバイオグラフィーエディションのサイド画像、塗り分けてあるのでなんだか上品な外観となっている、これならフォーマルな場所にも乗り付けられるのではないだろうか、画像はメーカーサイトより拝借
ポールスミスとデフェンダーのコラボレーションモデル
前置きが長くなってしまったがここからが本題となる。今回は著名なデザイナーであるポールスミスが手掛けたワンオフのデフェンダーが発表されている。
ポールスミスと言えば非常に品の良いブリティッシュファッションのデザイナーなのだ。
↑ デフェンダーのポールスミスモデルの画像、なんだか不思議なカラーリングでポールスミスらしいと言えばらしい、画像はネット上から拝借
↑ デフェンダーのポールスミスモデルのシート画像、非常に渋い中に面白い色使いが印象的なシート、画像はネット上から拝借
デフェンダーが手に入らなくなるのは寂しい
ハードな4WDを好むユーザーの中にはいつかはデフェンダーという人も多いだろう。デフェンダーはもうすぐ生産が終わってしまうだけに手に入らなくなる。
こうした事もあり様々な記念モデルが発表されていて、なんとももどかしいような状況なのだ。日常利用しようと思えばできなくもないがそのサイズから都会では取り回しに苦労しそうだ。
それ以前に日本国内での正規ディーラーではデフェンダーの取り扱い自体が無く、この時点でマニアックな車となっている。
これらのデフェンダーを手に入れようと思うえば並行輸入に頼るしかないところが余計に敷居を上げている。
それでも元祖ヘビーデューティー4WDとしての魅力は褪せていないと思うのだ。
今回はこのへんで
では