マツダの車は何故か2ペダルの場合パドルが変だ。
マツダ車のパドルの操作方法が?
現行のNCロードスターの場合も通常とは異なる操作なのだ。
左右のパドルとも親指でシフトダウン、人差し指でシフトアップの変則的なパドル操作である。人間ってそれほど器用ではないので複雑なことはできない。アドレナリンが出まくっている!状況や、縦や横のGが掛かった場合にはなおさらなのである。
TomTomの場合は大枚はたいてNCロードスターにオプションとしてパドルシフトを付けたのだが、前述した操作性のため使うのを諦めた。全くオプションが無駄になってしまった苦い思い出があるのだ。
新型デミオのパドルはどうだ?
そこで今回発表になった全身SKYACTIVの新型デミオには、さぞかしスポーティーなパドルシフトが用意されているのだろうと思い調べてみた。その結果次のようなことが判明した。
- パドルシフトはステアリングシフトスイッチという呼び名になっている
- ステアリングシフトスイッチ自体はショップオプションとなっている
- 13S/13S L Package/XDに用意される
- 13Cの場合はメーカーオプションのコネクティビリティーパッケージありなら装着可能
- XD Touring/XD Touring L Packageには最初から付いている
↑ 新型デミオのショップオプションのステアリングシフトスイッチ、一応パドルのような形状をしているが実際によく見てみないことには分らない実車を早く見たいと思う、ショップオプションというのが笑える、それにマツダコネクトが無いとどうも付かないようだ、走りを強調する割にはこの辺りはお粗末なものとなってしまっている要改善だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 新型デミオのシフトレバー、シフトレバーで行うシフト動作の咆哮も非常に大事だ、前へ押してシフトダウンなら自然で違和感が無い、たぶんそうなっている、画像はメーカーサイトより拝借
抱き合わせオプションが微妙
パドルに関しては大変期待外れである。
2ペダル車の場合はパドルでどれくらいリアルにシフトできるかというのが大きなポイントだからだ。
新型デミオの場合はやっと右がシフトアップ、左がシフトダウンとなり一般的な形式となったのはうれしいところ。
しかしながら、ショップオプションでマツダコネクトと抱き合わせのようなのだ。
これは走りを標榜するならいただけないと思う。
走りを重視するならパドルは全車に装備で良いだろう
TomTomが購入したNCロードスターのパドルシフトはメーカーオプションだったが、なんとBoseのオーディオシステムとセットオプションなのだ。
こんな組み合わせは走りに重きを置いた車では考えられない。マツダってここのところの詰めが甘いと思う。車自体は良い仕上がり具合なのに、メーカーオプションやショップオプションが全くお話にならない。これらを企画している人たちが、走り好きなユーザーの心理を全く理解していないのではないだろうか。
今回はこのへんで
では