フォードから新型「フォーカス ワゴン」が発表になっている。画像を見る限り世界戦略車のフォーカスをベースとするだけにかなり研究されたワゴンとなっているようだ。
ワゴンボディーは当然だろうと思う
元々フォーカスのシリーズはハッチバックとセダンがあり、今回のワゴンの追加はこのラインアップを増強するのに必然の流れだろう。
例えばゴルフにハッチバックとバリアントがあるように、マーケティング上どうしても必要なボディー形状なはずだ。
「フォーカス ワゴン」は良く練られた内容
一番最後に出てきたということもあり、かなり様々な部分にまで手が入っているようである。
エンジンについては新たに1.5Lのエンジンが選択可能となっており、1.5L EcoBoost ガソリンエンジン（150PSまたは180PS）のスペックとなる。
また1.5L TDCi ディーゼルエンジン（95PSまたは120PS）もラインアップに加わる。従来の1.0L EcoBoost ガソリンエンジン（100PSまたは125PS）も継続して選択できるようだ。
新たに装備されたデバイスも少なからずあり、ヘッドライトはバイキセノンタイプで車速により照射範囲を自動的に調整するタイプ。
ステアリングは電動パワーステアリングでセッティングを見直している、サスペンションはジオメトリーやブッシュを見直してようだ。
操作系ではアクティブパークアシストと呼ばれる駐車をアシストする仕組みが新たに採用されている。
フォード自慢のマンマシンインターフェースはSYNC2に進化している。
「フォーカス ワゴン」はスッキリしたデザイン
スペックは情報が少ないが画像を中心に見てみよう。
↑ フォード新型「フォーカス ワゴン」フロント画像、ハッチバックに比較して少しだけ端正に感じるフロントだ、なんだか別の車のようだ、この角度から見てもハッチバックに比較して車が非常に長く見える、しかし飽きの来ないシンプルな外観で好感が持てる、画像はネット上から拝借
↑ フォード新型「フォーカス ワゴン」フロント画像２、全体的な外観は非常にシンプルで使い易そうな印象、フロントガラスはかなり傾斜している、フロントは間違いなくフォーカスだがリアは没個性になってしまっている、ウィンドウは後ろに行くに従って上へ跳ね上がっていくタイプ、サイドのキャラクターラインはほとんど入っていない、画像はネット上から拝借
↑ フォード新型「フォーカス ワゴン」サイド画像、 リアハッチはかなり立っていて実用性が高そうだ、それだけになんだか没個性でフォーカスと分かる雰囲気では無い、リアフェンダーのラインが少し違和感がある、またリアバンパー下も塗り分けになっているがここも違和感がある、画像はネット上から拝借
↑ フォード新型「フォーカス ワゴン」リア画像、 リアハッチはかなり立ったデザインで横方向にキャラクターラインが入っている、真後ろから見ると少し個性を発揮しているような印象だ、テールライトはトヨタの車のような形状、やはりバンパー下の塗り分けはあまり感心しない、マフラーは1本出しだ、画像はネット上から拝借
↑ フォード新型「フォーカス ワゴン」ハッチバックとのツーショット画像、やはり後ろから見るとフォーカスということが分かりにくい、見るほうが次第に慣れてくる のだろう、画像はネット上から拝借
↑ フォード新型「フォーカス ワゴン」インパネ画像、もちろんフォーカスに準じた室内、マンマシンインターフェースはSYNC2に進化している、ディスプレーは8インチに大型化されている、これだけ見るとワゴンには見えない、画像はネット上から拝借
新型「フォーカス ワゴン」は人気が出るのか
フォード新型「フォーカス ワゴン」はワゴンボディーを出すにあたってかなりの部分をブラッシュアップしているようだ。実用性を重視したまともなワゴンンに仕上がっているのが見て取れる。
ゴルフと並んでハッチバックの印象が強いフォーカスだが、これからこのワゴンボディーがどのようなポジションを占めていくか楽しみだ。
まだ詳細は発表されていないがフォードの屋台骨を支える世界戦略車でもあるのでどのような仕上がりになっているか気になるところ。
今回はこのへんで
では