トヨタ「FT-1」って古典的でエモーショナル度は少しだけ

トヨタが「FT-1」というスタディーモデルをデトロイトショーに発表している。
そのコンセプトはワクワクドキドキするスポーツカーのクーペを表現したデザイン的な面を表現しているそうだ。

トヨタの「FT-1」は古典的なスポーツカー

中身というか全体的には意外と古典的でロングノーズのスポーツカーらしい外観となっている。
また内装も公開されているが、これまたリアルなスポーツカーとして古典的な手法で仕上げられているのが印象的である。
ではさっそく画像で見てみよう。

「FT-1」の画像


↑ トヨタ「FT-1」のフロント画像、フロント部分はF1のようなフォーミュラカーのようなイメージだ、こういう形は他にあまりない、全体的にはロングノーズショートデッキの古典的な外観だ、リアフェンダーのあたりはBMWのZ4のような印象も受ける、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「FT-1」のリア画像、ルーフは後ろへ向かってかなり傾斜している、リアフェンダーのボリューム感が凄くある、ボディーはエアアウトレットだらけだ、車体後端はコーダトロンカ形状で切り立ったデザイン、現代的にリア下部にはデフューザーが付く、結構効きそうなデフューザーの形状だ、真ん中にはやはりフォーミュラーカーのようなテールランプが付く、マフラーは左右2本出しでバンパー埋め込みだ、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「FT-1」のサイド画像、横から見ると86の面影も少しある、ロングノーズショートデッキの古典的なスポーツカーのシルエットだ、ドライバーはかなり後方に座ることが良く分かる、ドアの部分にエアインレットがあり複雑な形状をしている、ホイールはデータが無いが19インチか20インチだろう、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「FT-1」のコックピット画像、コンセプトカーと言う割には意外とコンベンショナルな仕上がりを見せている、ステアリングは下が真っ直ぐなD字形状、ペダルはブレーキもオルガン式でレーシングカーのようだ、見る限り2ペダルなので何らかのATミッションを想定しているのだろう、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「FT-1」のシート画像、ハッキリとは分からないがハードシェルのバケットシートのように見える、たぶん固定式でリクライニングしないのだろう、2シーターのようだ、リアフェンダー前部のエアインレットがかなり大きい、ミッドシップではないと思うのでリアブレーキ冷却用か、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「FT-1」のヘッドアップディスプレイ画像、カラーで表示されるようだがあまり目新しくは無い、レーシングカーのような小さなディスプレーがステアリング上部にある、コンセプトカーにしては非常に現実的なありもの技術を組み合わせたコックピットだと思う、画像はネット上から拝借

トヨタ「FT-1」はエモーショナルか?

全体的にコンセプトカーとして外観は昔懐かしい古典的なスポーツカーの形という印象。
確かに今までにはないフォーミュラーカーの要素を取り込んだところは珍しいと思う。エモーショナルか?と問われれば少しだけと答えるだろう。
逆に市販前提で考えれば非常に現実的なデザインかもしれない。今すぐに実現できそうだし、ボディーの仕上がり具合は画像で見る限り良さそうな印象を受ける。

トヨタ「FT-1」はもっと冒険が欲しかった

せっかくショーに出すのだからスポーツカーとしてのデザインはもっと冒険をして欲しい。
さらに最近忘れられがちだが、スポーツカーと言えども人間が操作するのだから、そのインターフェース、特にスポーツカーならではのインターフェースの提案が欲しかったと思うのである。

今日はこのへんで
では