どうも噂ではトヨタ86の弟分の開発が中止になったらしい。
非常に残念な事だ。そして国内にこうしたマーケットが無いというか小さいという事を端的に意味している。
↑ アルピーヌA110、非常にコンパクトなスポーツカーだ、最近の車にはあまり興味を引かれない管理人だがこうした古いスポーツカーには興味津々である、こんな車を作れとは言わないが実用性はともかく楽しそうなスポーツカーではないか、画像はメーカーサイトより拝借
日本でスポーツカーは廃れるのか?
管理人TomTomが一番恐れるのは国内にスポーツカーのマーケットが無くなってしまう事だ。
それを支える若年層が買えるような車が無くなってしまう事だ。そうすると日本におけるスポーツカーは衰退してしまう。
そしてスポーツカーに乗るのはオッサンの特権になるのだろうか。若い層はますます車に目が行かなくなってしまうのではなかろうか。ひいては車に対する興味を持たない若い層が増えてしまう事にならないだろうか。
そうなると次世代の産業の塊である車は日本の重要な産業の1つであると思うのだが競争力を無くしてしまうのではなかろうか。
そこには管理人TomTomが思うに自動運転技術、FCVをはじめエネルギー戦略とその技術、ITとユーザーインターフェース、車とクラウド、最後に機械的な技術と多種多様な産業が含まれているのだ。
と心配してしまうのであった。
↑ モンテカルロヒストリックでの一コマ、ヨーロッパでは古いスポーツカーは生活に密着しているのだろう老若男女が集まっている、しかしオッサンが多い気もする、多少不便でもこういった車が欲しい、画像はメーカーサイトより拝借
別にスポーツカーとしての成り立ちでなくても良い
管理人TomTomとしては安上がりで走れる車は何もスポーツカーとしての成り立ちではなくても良いと思うのだ。
前回のX4シリーズでも書いたが2000年前後の楽しく走れる車は最初からスポーツカーとして成り立っている訳ではない。ストーリアにしてもブーンにしても、もっと古くはオリジナルのAE86にしても元々は普通のコンパクトカーだった。さらにホンダのTYPE-Rについても同じような事が言える。
ただ素人では手を入れれないサスペンション形式やエンジン、ボディー周り等々をメーカーがチューニングすれば良い。現代で言えばトヨタのG’zのラインはそれに近いモノだ。
自動車メーカーはどこにどうやって手を入れれば楽しい車になるか一番分かっているのではなかろうか。それを実行すれば良いと思う。
↑ モンテカルロヒストリックを走るA110、古い車でもこうした路面でガシガシ走らせてしまう所が凄い、クラッシュしたら泣きそうだが古い車でキチンと走らせることがミソのようだ、日本にこういった文化が根付くのだろうか今が正念場だと思う、画像はメーカーサイトより拝借
マツダNDロードスターのシャーシを使う噂も浮上
トヨタ自体がトヨタ86の弟分の開発を中止してしまった理由の1つにマツダNDロードスターの存在があるらしい(これもあくまで噂だ)。
NDロードスターはフィアットへ車台が提供され、フィアット仕立てのオープン2シーターが企画されている。これと同じ方式でトヨタに提供されてコンパクトスポーツとして仕立てられるという噂もあるのだ。
理想のコンパクトスポーツの要件
管理人TomTomとしてはオープン2シーターは不要だ。気持ち良くスポーツするなら剛性面から見てルーフは必須だ。
さらにNDロードスターをもっと軽量化する必要もあると思う。当初予測の900kg前半と言うのは全く実現されず、かろうじて最も装備がシンプルなグレードが900kg代に収まったのみだ。
なんせ素人だから注文は多いし好き勝手を言うがまとめると次のようになるだろう。
- 軽く(エンジンパワーに限りがあるからこそ)
- 剛性確保(スポーツするには必須)
- 安く(安くないと買えない)
- 気持ち良くスポーツできる(メーカーらしい発想や各部のチューニング)
- MTは当然、2ペダルも優秀なミッションを確保(これからは2ペダルでもスポーツだ)
好き勝手を書いたがこうした条件をクリアできれば良いスポーツカーができるかもしれない。若い人も買えるようなコンパクトスポーツが存在してこそ日本の自動車産業の未来があるのではないだろうか。
今回はこのへんで
では