ヨーロッパで発売開始、VW「CROSS UP!」

ヨーロッパでVWの「CROSS UP!」が発売開始されたようだ。
VWの一連のCROSSシリーズの一環として4作目となる。このシリーズはそれほど売れているとは思えないがVWはこうした雰囲気を持つ車のラインアップをキープしている。

「CROSS UP!」の内容

「CROSS UP!」の内容は一連のCROSSシリーズの特徴を受け継ぐもので、15mmの車高アップ、樹脂のボディーパーツ、そしてルーフレールだ。
駆動方式はノーマルモデルと変わらないので完全になんちゃってSUVとなるわけなのだが、これはこれで根強い人気がある。

やはりCROSSシリーズのイメージはアウトドアの匂いがして、これからどこかへ出かけるんだよと言うような雰囲気を持っている。こういった雰囲気をVWは大切にしているのだろう。
買う側もクロカン四駆のFFモデルを買う人もいるし、こうしたCROSSモデルを買う人がいるのだと思う。最近流行のクロスオーバーとは成り立ちは異なるが買う側のニーズとしては同じなのではないだろうか。

「CROSS UP!」のスペック

では「CROSS UP!」のスペックを見てみよう。

VW cross up!(クロスアップ!)スペック
ボディサイズ:全長3,563mm×全幅1,649mm×全高1,516mm
ホイールベース:2,420 mm
重量:996 kg(EU値)
エンジン:999cc直列3気筒DOHC
最高出力:75 ps/6,200rpm
最大トルク:95Nm/3,000-4,300 rpm
ミッション:5段MT
駆動方式:FF
タイヤ:185/50R16
0-100km/h加速:14.2秒
燃費(NEDC値):4.7 ℓ/100km=21.28km/L
価格:13,925ユーロ(約175万円)

「CROSS UP!」の画像

今のところ世界で一番かわいいクロスオーバーモデルだろう。その外観を画像で見てみよう。
「CROSS UP!」のフロント画像
↑ VW「CROSS UP!」のフロント画像、車が小さいためかノーマルモデルとそれほど大きく異なる印象は無い、よく見るとフロントのグリル下にシルバーのガード、ホイールアーチに黒いモール、そしてルーフレールが見て取れる、ホイールアーチのモールのせいか踏ん張り感がある、画像はネット上から拝借

「CROSS UP!」のサイド画像
↑ VW「CROSS UP!」のサイド画像、車高が高いのとルーフレールのせいで全体的にチョロQのように前後に詰まった印象がある、全体的に可愛らしいシルエットだ、画像はネット上から拝借

VW「CROSS UP!」のリア画像
↑ VW「CROSS UP!」のリア画像、リアにもバンパー下にシルバーのガードが付く、黒いホイールアーチとタイヤのせいか車高が高く感じる効果がある、その他はノーマルと変わらない、画像はネット上から拝借

VW「CROSS UP!」のルーフレール画像
↑ VW「CROSS UP!」のルーフレール画像、ボディーカラーによりと思うがシルバーなのでルーフレールがそれほど浮いた印象は無い、画像はネット上から拝借

VW「CROSS UP!」のホイール画像
↑ VW「CROSS UP!」のホイール画像、こうして近くから見るとかなり車高が上がっているように見える、黒いフェンダーアーチも非常に効果的だ、VWはCROSSモデルに扁平率の低い薄いタイヤを使うことを好むようだ、このことで独特の雰囲気を出していると思う、画像はネット上から拝借

VW「CROSS UP!」の室内画像
↑ VW「CROSS UP!」の室内画像、ポップな色使いの室内だが基本的にはノーマルモデルと変わるところは無い、画像はネット上から拝借

このサイズのクロスオーバーは貴重な存在

昨今車が大型化していて特にクロスオーバーモデルは貴重だと思う。
この車で実際にダートを責めたりクロカンを行う訳では無いが、これから旅に出るんだという高揚感が感じられる小さな車として期待したい。
日本にはいつ導入となるのだろうか、早期の導入を期待したい。

今回はこのへんで
では