つい先日もセントラルサーキットへ出かけてきた。セントラルサーキットは舗装が新しくなり走り易くなったのは良いのだがまだマグネットの敷設が終わっていない。市販のラップタイマーで走りながらラップタイムを見る事が出来ないのだ。
そこで走りながらラップタイムを確認したいと思い別の方法を探してみた。
走りながらラップタイムを確認する方法
サーキットの設備に頼らずに走りながらラップタイムを確認する手段はいくつかある。
「HKSサーキットアタックカウンター」
サーキットにマグネットが敷設されている事が前提
※現在これを使用中、マグネットが無いので利用できず
「GPS Laps」スマートフォンのラップタイマーソフト
GPSの電波を受けれるAndroidスマートフォンがあればOK
※お手軽、車にスマートフォンをしっかりと設置する必要がある
GPSロガー
サーキット用のGPSデータロガーがいくつか発売されている
その中でもラップをリアルタイムに車内のスマートフォンで確認できるものがある
※競技に使えるようなモノは非常に高価でド素人には手が出ない
今回の目的と予算
サーキットを走り込むと車のセッティングと共にラップタイムが気になってくる。ラップタイムを少しでも縮めるために走り方を研究するのが自然な流れだろう。このコーナーはこういうラインを取れば良いとか、ギアの選択を研究するという事になる。そこでサーキットを走りながらあれこれ試すとその結果をすぐに知りたいと思うのが人情だろう。
ド素人の欲張りな要望
- 走りながらラップタイムを確認したい
- できればセクタータイムを確認したい(これは後でも良い)
- できればライン取りを確認したい(これは後でも良い)
ド素人の超低予算
おこずかいで支払えるのは高くても5万円というところだろう。
こんな欲張りで低予算な条件でラップタイムを車内で取れて、セクタータイムが取れて、ラインも確認できるモノは無いのか??
これらの条件を満たすエエもんを見つけた
最近バージョンアップしてⅡからⅢになった「デジスパイスⅢ」というデバイスを見つけた。
このデバイスは本体がGPSロガーになっていてBlueToothでスマートフォンにリアルタイムでラップタイムを表示させることができる。
さらにデータをPCに取り込むことで専用PCソフトによりコース取りも見る事ができる(対応サーキットのみ)。
そのPCソフトの機能を引用すると次のようになっている。
[1]速度グラフ
・赤と青の折れ線は2台の車両の速度変化
横軸は、距離と時間とを切り替え可能
・黒の折れ線は赤を基準とした青とのタイム差の推移
・マーカー(赤タテ線)が走行再現位置と同期して移動
・右側棒グラフはマーカー位置でのそれぞれの車両の速度
・コースの高低差を表示させることも可能[2]マップ・G/旋回半径/ビデオ
・コース全体図表示とG/旋回半径表示/ビデオを切り替えて使用
・コース全体図表示の場合
走行再現におけるコース上の車両位置
・G/旋回半径表示の場合
走行全体のG分布
フリクションサークル
走行再現と同期してGと旋回半径の変化をアニメーション表示
・ビデオ
車載ビデオとデジスパイスのデータをリンク[3]走行再現アニメーション
・赤色の基準車両を真上から見下ろし常に画面中央に表示する方式で走行をアニメーション再現
比較車両との位置関係の変化が非常にわかりやすい
スロー再生、コマ送り、コマ戻し
・表示範囲の拡大縮小
・走行軌跡、加速区間は実線で減速区間は点線で表示
ブレーキングポイントの確認が容易
・コース図のオーバーレイによりライン取りの確認
FSWやSUGOなどはゼブラや目標看板を含むプレミアムコース図(対応コース図参照)あり
・マウスカーソルを使っての距離計測機能
なかなか高機能なのだ。
それでこの「デジスパイスⅢ」(Amazon)は実売価格は4万円強なので十分おこずかいで対応可能だ。
やっぱり反省しないとあかん
ド素人でもそれなりに試行錯誤してみるのだが何が効果的だったのか分からない。それをはっきりとデータで見せてくれるのがこうしたツールやデバイスなのだ。
文明の利器を使って少しでも効率的に安全に速く走れるのであれば良いことづくめなのだ。
もう少し検討を続けてみようと思う。
今回はこのへんで
では