ルノー新型「メガーヌ」は4輪操舵、ボディーはちょっとだけ大型化、パドルもでかいのが付く

ルノーのCセグメントでの主力車種のメガーヌも新型が発表されている。
ルノーのメガーヌと言えばメガーヌR.S.がかつてニュルでFF最速タイムを記録した事が記憶に新しい。今ではシビックType-RにFF最速を奪われてしまったがホットハッチとしては第一級のパフォーマンスの持ち主だ。
今回はメガーヌの中でもメガーヌGTというグレードを中心に見てみよう。このメガーヌGTもルノースポールの手が入っており、このモデルをベースにメガーヌR.S.も発表されるはずだ。
ルノー新型メガーヌのリア画像
↑ ルノー新型メガーヌのリア画像、基本的にはキープコンセプトだ、少しフランス車らしい個性が薄くなったように思う、この画像はGTグレードだけにスポーティーなディティールを持っている

新型「メガーヌ」のスペック

発表されているスペックは情報が少ないが現在のところは次のようなスペックだ。

サイズ:全長4,359mm(+64mm)×全幅??×全高1,447mm(-25mm)
ホイールベース:2,669mm(+28mm)
エンジン:
 ディーゼル3種:dCi 90hp/110hp(6MT/6速EDC)/130hp
 ガソリン3種:TCe 100hp/130hp(7速EDC)/205hp(GT/7速EDC)
 ハイブリッド:「Hybrid Assist」ディーゼル、3L/100km(33.3km/)、2017年発売予定
4輪操舵:GTグレード(4Control)

今回の目玉はGTグレードに4輪操舵が導入されている事だろう。4輪操舵と言えば日本では日産のハイキャスがまず思い付くがどのようなモノなのだろうか気になる。

新型「メガーヌ」の外観画像

発表されているスペックに関する情報は少ないのでさっそく画像を見てみよう。
ルノー新型「メガーヌ」のフロント画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のフロント画像、ヘッドライト横のヒゲが印象的なフロントマスク、その下の部分も装飾が一杯、全体的にスッキリした外観、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のフロント画像その2
↑ ルノー新型「メガーヌ」のフロント画像その2、全体の雰囲気はBMWの1シリーズに相通じるものがある、フロントグリルは見下ろすとゴチャゴチャしたデザインだ、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のサイド画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のサイド画像、先代のリアハッチはルックス重視のモノだったが少し立って使いやすくなっている印象、ボディーサイドはごくシンプルで強烈なキャラクターラインは無い、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のリア画像その2
↑ ルノー新型「メガーヌ」のリア画像その2、リアフェンダーあたりにボリューム感が増している、バンパー下部のデザインがしつこいが大型のデフューザーが装備される、マフラーは角型の左右2本出し、画像はメーカーサイトより拝借

新型「メガーヌ」の内装画像

新型「メガーヌ」の内装も外観と同じくアクが抜けて良く言えばインターナショナル悪く言えば個性が無くなった印象だ。
マンマシンインターフェースの世界的トレンドであるセンターにタブレット風のタッチパネルを設置している。
ルノー新型「メガーヌ」のインパネ画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のインパネ画像、インパネの形状自体に新しさは感じないがセンターに大型のタッチパネルを設置している、またビックリするほど大きなパドルが装備されているのに注目だ、シートは非常にホールドの良さそうな形状をしている、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のステアリング画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のステアリング画像、ステアリング形状はしたが少し切れたD形状で偏心している、大型の黒いパドルが見えるだろうか、まるでラリー車のようだ、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のパドル画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のパドル画像、これが大型のパドルのアップ、大きいだけではなく肉抜きされているのがマニアック、これならパドルをガンガン操作したくなりそうだ、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のメーター画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のメーター画像、メーターは画像を見る限りリアルなメーターのようだ、最近のターボエンジンらしくレッドゾーンは6,000rpm強くらいで回らない、速度計は中心部分にデジタルで表示、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のヘッドアップディスプレー画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のヘッドアップディスプレー画像、ヘッドアップディスプレーは速度制限も出るタイプだ、メルセデスなんかはカメラで道路脇の標識の文字を読み取るがメガーヌは情報をどう入手しているのだろう、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のインパネセンターのディスプレー画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のインパネセンターのディスプレー画像、最近トレンドのタブレットを埋め込んだようなセンター部のディスプレー、個人的にはこれで全てをコントロールするのはブラインドタッチできないので危険だと思っている、ボタンやダイヤルとうまく使い分けているようだ、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のシフトレバー画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のシフトレバー画像、新型メガーヌのGTグレードは7速のEDCとなっている、シフトレバーは非常にコンサバなタイプ、画像はメーカーサイトより拝借

ルノー新型「メガーヌ」のコンソール画像
↑ ルノー新型「メガーヌ」のコンソール画像、上記のシフトレバーのすぐ後ろの画像だ、上に乗っているのがたぶんキーレスエントリーのコマンダーだろう、なかなか凝ったデザインだ、サイドブレーキはスイッチになっており電動のようだ、画像はメーカーサイトより拝借

ルノーから今回発表された新型メガーヌはすでに非常に完成度が高く感じる。今すぐにでも発売開始できそうな印象だ。
でも気になるのはメガーヌR.S.だ。ルノースポールが手を入れたGTグレードがこれだけで気が良さそうだとメガーヌR.S.も期待できる。
メガーヌR.S.の発表が待ち遠しい。

今回はこのへんで
では