アルファロメオのジュリアが復活した事は既にお知らせした通りだ。
その「Giulia Quadrifoglio」だが今回のフランクフルトショーを機会により詳細なスペックが発表されている。
以前からかなり強力な車という内容だったが今回改めて見てみると、もうこれはスーパーカー級の内容となっている。
今回改めて「Giulia Quadrifoglio」の内容を見てみよう。
「Giulia Quadrifoglio」のスペック
「Giulia Quadrifoglio」のスペックをまとめてみた。
エンジン:2.9L V6 ツインターボ、気筒休止システム、スタートストップシステム
最高出力:510hp
最大トルク:600Nm/2,500~5,000rpm
ミッション:6MT
駆動方式:FR
最高速度:307km/h
0-100km/h加速:3.9秒
軽量化:カーボン製→プロペラシャフト、ボンネット、ルーフ、シートフレーム
車両制御:Alfa DNA Pro(RACE/DYNAMIC/NATURAL/ADVANCED EFFICIENCY)
Alfa Active Aero
Active Torque Vevtoring
Alfa Active suspension
Integrated Breaking System(IBS)
インフォテイメント:8.8インチディスプレー、Harman Kardon Sound Theatre(900W,14ch)
運転補助:Lane Departure Warning(LDW)
Foward Collision Warning(FCW)
Blind Spot Monitoring(BSM)
Automatic High Beams(AHB)
サスペンション:前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンク
空力制御:カーボン製フロントパネルバンパー(100km/hで開く)
音の制御:Alfa Active Sound
タイヤホイール:19インチ
車両重量:1,524kg
重量配分:前後50対50
燃費:8.5L/100km(Conbined,11.8km/L)
車両価格:79,000ユーロ(約1,082万円、イタリアでの価格)
「Giulia Quadrifoglio」の外観画像
すでに「Giulia Quadrifoglio」の外観はかなりメディアに露出しているが改めて見てみよう。
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のフロント画像、アルファらしいアグレッシブな外観、サイドのキャラクターラインが独特でオリジナリティーがある、フロントの開口部は大きく高性能を主張している、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のフロント画像その2、車高が適度に低く非常に安定感がある、タイヤホイールは19インチだ、フロントのリップは速度により自動的に開閉するカーボン製だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のリア画像、最近のトレンドであるフロントフェンダー穴開きだ、その穴からのキャラクターラインが新鮮だ、ボディーとタイヤホイールの関係が大変スポーティー、マフラーは左右振り分けの斜め4本出し、深いデフューザーが付く、これだけの高性能車だがトランク上のスポイラーは非常に小さい、画像はメーカーサイトより拝借
「Giulia Quadrifoglio」の各部画像
「Giulia Quadrifoglio」の細部の画像を見てみよう。
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のフロントホイール画像、懐かしい形状のアルミホイールだQuadrifoglioの名前にふさわしい、タイヤホイールは19インチ、ホイール一杯のディスクとキャリパーが凄い存在感だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のサイドステップ画像、風洞によりかなり空力を詰めたということでこんな細かいところにもカーボン製のフィン形状スポイラーが付く、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のエンジン画像、これじゃエンジンが良く見えないが2.9Lからツインターボにより510hp/600Nmを発揮する、環境にも気を使っていて気筒休止システムとアイドリングストップを装備する、その効果でこれだけの高性能でありながら11.8km/Lの燃費、画像はメーカーサイトより拝借
「Giulia Quadrifoglio」の内装画像
性能は凄いが「Giulia Quadrifoglio」の内装はスーパーカーという訳ではないのが少し残念だ。
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のインパネ画像、インパネ全体は少し古臭い印象のオマージュ的なデザイン、ステアリングホイールは真円でこれまた少し古臭いデザイン、メーターが昔の車のようにメーター毎に独立した感じの作りとなっている、センターに収まるのは8.8インチのディスプレー、シフトレバー手前の大きいほうのダイヤルで操作する、ブラインドタッチを意識したマンマシンインターフェースで良く考えられていると思う、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のシフトレバー画像、ミッションは6MTのみがラインアップされている、非常にコンサバでシンプルなシフト周り、内装にはカーボンがふんだんにあしらわれている、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Giulia Quadrifoglio」のシート画像、シートはフレームにカーボンを使ったものを採用する、ありとあらゆる軽量化の効果で車重は1,524kgに収まる、シート自体は堀の深いバケット形状のもので中央部はアルカンターラになっているようだ、体が滑らなくてベストな素材だろう、画像はメーカーサイトより拝借
「Giulia Quadrifoglio」はスペックだけ見ると、ほとんどスーパーカーのスペックを持っている。なんでもニュルを7分39秒で走るパフォーマンスを持っているらしい。ライバルはBMWのM3となる。
しかしこのスペックでイタリアで約1,100万円なら安いのではないだろうか。ラテン系の速いセダンがご所望ならぜひチェックしたい車だ。最近のアルファは4Cもそうだが内容がかなり本格的で心くすぐるモノがある。
早く日本に入ってきて欲しい車の1台だ。
今回はこのへんで
では