ついに新型プリウスが姿を現した、その2:少しスペック判明

2015年9月9日に画像が公開された新型のプリウスだが少しずつスペックが判明してきているので報告しよう。
新型プリウスの上からの透視図
↑ 新型プリウスの上方からの透視画像、前席と後席はゆったりしてそうな室内、電池は後席下へ移動しラゲッジスペースに余裕ができている、画像はネット上から拝借

新型プリウス2016のグレード構成詳細と4WD機構

新型プリウスは4WDが用意されたことが新しい。
グレード構成と4WD、その他の判明しているスペックは次のようになる。

・E
 4WD無し、2WD車重1,310kg、ニッケル水素電池、JC08モード燃費40km/L(+7.4km/L)、タンク容量38L、燃費スペシャル(リアスタビ無し/スピーカー2個/トノカバーレス/ウォッシャー小)

・S(標準グレード版)
 4WD有り、2WD車重1,360kg、4WD1,430kg、ニッケル水素電池(4WDはリチウムイオン電池)、タンク容量43L

・A
 4WD有り、2WD車重1,360kg、4WD1,440kg、リチウムイオン電池、タンク容量43L、「Safety Sense P」標準

・Aプレミアム(内装高級版)
 4WD有り、リチウムイオン電池、タンク容量43L、「Safety Sense P」標準

グレードにより電池を変えるなんて製造上は問題ないのだろうか。ユーザーとしても電池の違いは大いに気になるところだ。
4WD機構の詳細はまだ不明だ。

新型プリウスのサイド画像
新型プリウスのサイド透視画像
↑ 新型プリウスのサイド画像、ルーフが後ろへ行くにしたがって下がっているので後席の頭上スペースが気になる、先代と同じくハッチバックの後端は低くない、先代ではイマイチだった後方視界も気になる、空力を強く意識し後端はコーダトロンカ形状に近くなっている、またミラーの前の黒いパネルにアクアのテールランプのようなボルテックスジェネレーター風の突起がある、画像はネット上から拝借

新型プリウス2016のパワートレーン詳細

新型プリウスのパワートレーンの詳細は次のようになっている。

エンジン:1,797L 4気筒、98PS/142Nm(±0)
モーター:72PS(-10PS)/163Nm(-44Nm)
システム出力:122PS(-13.6PS)

※( )内は現行プリウスとの比較

新型プリウス2016の内装画像

新型プリウスのインパネ画像
↑ 新型プリウスのインパネ画像、基本的にインパネは現行の形式を踏襲している、デザインがスマホのソフトのようなフラットデザインみたいだ、メインの上部の表示部とセンターの大型ディスプレー部がチグハグな印象、その下がさらに全く異なるデザインテーストになっている、画像はネット上から拝借

新型プリウスのシート画像
↑ 新型プリウスのシート画像、シートは現行よりは少し立体的、外見ほどには近未来的な印象は無い、内装はもう少し夢のあるものでも良かったのではないか、画像はネット上から拝借

新型プリウスのセンターコンソール画像
↑ 新型プリウスのセンターコンソール画像、シフトレバーの形式は現行と同じ、その下はスマホ用のスペースでワイヤレス給電Qiができるようだ、これはこれで便利だろう、画像はネット上から拝借

新型プリウス2016はTNGAを採用した初めての車となりパワートレーンからすべてが一新されている。すでにプリウスも4代目となるが燃費性能は代ごとに向上し今回は燃費スペシャルのEグレードで40km/h越えとなりアクアを抜く性能となった。
管理人TomTomがプリウスファミリーに不満なのはシットリ感の無い操作感だ。ハイブリッド機構にコストが割かれているのは分かるがもう少しここの所はなんとかならないものかと思う。
4代目新型プリウスにはこうした部分も期待してみよう。

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今回はこのへんで
では