何気なくメールをチェックしていると「注意喚起」というメールを発見したのだった。
それはアウトランダーPHEVのスマホアプリに関するものだった。
↑ 三菱自動車のアウトランダーのアプリのWebページ、iOS9では動きませんよと赤字で注意書きが掲載されている、自動車メーカーもこうしたスマートフォンのOSバージョンを気にしなければならない時代になった、画像はメーカーサイトより拝借
注意喚起のメールが来た
三菱自動車からのメールマガジンに注意喚起が書いてあった。
その内容は
★~(注意喚起)弊社提供アプリの「iOS9.0」との互換性について~★
Apple社よりリリースされました「iOS9.0」がインストールされた機種において、
「三菱リモートコントロール」アプリが作動できなくなることが判明致しました。
現在対応を検討中ですが、対策が完了するまでの間、「iOS9.0」以降への
アップデートをお控え下さいますよう、お願い申し上げます。
ご不便、ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございません。
となっている。
さっそく三菱自動車のWebサイトを見ていると詳細が書いてある。
どうもアウトランダーPHEV用のアプリがiOS9との相性が悪くうまく動かないようだ。
アプリが動かなくても車の運航には支障はないが
このアプリに慣れてしまっている人にはつらいモノがあると思う。
アプリが動かなくても実質的な車の運航には支障はないが不便には違いない。
自動車メーカーはこうしたスマートフォンの事を無視しては商売ができない時代となった。
他にもEVを中心として市販のスマートフォンを利用した仕組みを採用している自動車メーカーは多い。
非常に現代的な問題だ
こうした問題は現代では十分に起こり得る事だ。
現在のところ、こうした市販のスマートフォンで車の「決定的」な機能をコントロールする仕組みは無いと思う。やはりこういったリスクが存在することが自動車メーカーも分かっているからだ。
これを解決するにはオリジナルのデバイスを提供するという事をしないといけない。
しかしこうしたオリジナルのデバイスを作って提供するのは経験上メンテナンスの問題があり大変難しいことだ。
自動車のIT化やクラウド化が進むのは避けられないと思うが、出来合いの仕組みに安易に乗れないという事情を端的に示した例だと思う。
今回はこのへんで
では